百花春至為誰開 2018-01-30 | 19.永井政之 百花春至為誰開 (ひゃっかいたってはるたがためにかひらく) 与えられた命をただ無心に生きる 冬枯れの季節をすぎて春風吹けば、野にはたくさんの花が咲き乱れる。 だれのためにでもなく、ただ命のままに咲く花の無心を詠じたことば ※詠じる(えいじる)詩や歌を声に出して歌う
可及其智 不可及其愚 2018-01-26 | 19.永井政之 可及其智 不可及其愚 (そのちにはおよぶべきも そのぐにはおよぶべからず) 利口になるより大馬鹿になってみよう 利口にはない超然とした尊さが「愚」にはある。 謙遜や卑下ではなく、悟りを得たあとのしたり顔や、 知恵を得た者がまきちらす慢心のにおい、 これを戒めるこころのあらわれ 悟りを超えて悟りさえ忘れ、そのにおいすらない、さらに純粋な「愚」にたっすること。
乾坤一擲 2018-01-25 | 1.なるほど (けんこんいってき) 運命をかけて大勝負をすること。 「乾」は「天」、「坤」は「地」、「乾坤」で「天地」の意味。 「一擲」はさいころを投げること。 天地をかけて一回さいころを投げるという意味から、自分の運命をかけて、のるかそるかの勝負に出ることをいう。
宇宙無双日 乾坤只一人 2018-01-25 | 19.永井政之 宇宙無双日 乾坤只一人 (うちゅうにそうじつなく けんこんただいちにん) 天地に我一人、自信を持って生きていこう うまく生きられない、生き方がわからない・・・ もしそんなふうに迷ったときは、自分を見つめすぎることをやめて、無我無心で万物を慈(いつく)しむ。空がきれだ、風がさわやかだ、子供たちの笑顔がすてきだ、そんなふうに世界を素直に感じとるだけで、心というのは少しずつ満たされていく
雪裡梅花只一枝 2018-01-24 | 19.永井政之 雪裡梅花只一枝 (せつりのばいか ただいっし) 苦難に耐えてこそ事実をつかむことができる 冬のきびしさに耐えてこそ、梅は香しい花を咲かせる 苦労を重ねて達成したり実現したことが「雪裡の梅花」 そこにはかけがえのない価値があり、確かな事実がある
誰家無明月清風 2018-01-24 | 19.永井政之 誰家無明月清風 (たがいえにかめいげつせいふうなからん) さぁ、窓を開けて深呼吸 月の光や心地よい風は、みすぼらしいあばら家にも立派な邸宅にも、なんら変わることなくいきわたる。 光も風もすべての上に平等にみちている。
隻手音声 2018-01-21 | 19.永井政之 隻手音声 (せきしゅのおんじょう) 声なき声をどこで聴くか 両手を打てば音が響くが、片手ではどんな音がするか? これを頭で考えたり、耳で聞こうとしてもだめ 理屈や分別が尽き果て、言葉さえ出ない疑団の境地に入ったとき ただひたむきに修行に打ち込めば、忽然として無明の壁が破られ、光が見えてくる。 ※疑団:心の中にわだかまっている疑いの気持ち ※無明:迷いのこと
常陸太田(6) 2018-01-21 | ③茨城 ここはどこだ? 「茨城県の北東部にあって県都水戸市から20キロメートル,東京から120キロメートル圏に位置。昭和29年7月に1町6ヶ村が合併し常陸太田市が誕生し,翌年,世矢村と河内村を,さらに平成16年12月に金砂郷町,水府村,里美村を編入して現在に至っている」とある。