平常心

平常心是道（びょうじょうしんこれどう）
特別なことより、まずふだんの心がけ
ここでいう「平常心」は、一般につかう「ふだんどおりの心の状態」意味ではなく、「日常の小さな行ないもおろそかにしない」をしめしている。

歩歩是道場

歩歩是道場（ほほこれどうじょう）
素直な心さえあればどこでも学びの場

どんな日もかけがえのない一日

日日是好日（にちにちこれこうじつ）
一日一日を人生のかけがえのない時間としてとらえれば、いい日も悪い日もないはず。

ふだんの挨拶にも生き方が表われる

挨拶をいいかげんにすることは、人間関係をおろそかにすること

慈悲の光はだれにでも注がれる

他人をひがんだり、ねたんだりしてばかりいると、だんだん自分をちっぽけにしてしまう。
道はすべての人に開かれている。

放てば手にみてり

手放してこそ大切なものが手に入る

放下著（ほうげじゃく）

いっさい捨て去るとすべてが生きかえる
肩書き、地位、お金や財産、分かれた恋人の記憶・・・
捨ててしまえばラクになる

両忘（りょうぼう）

「白か黒か」へのこだわりを忘れて

好きと嫌い、真偽、善悪、苦楽、美醜、幸不幸、生死など、対立する両方へのこだわりから抜け出す。あれかこれかの価値判断から解放されると、気持ちがぐっとラクになり、「どっちだっていいじゃないか」という余裕も生まれてくる。

ふっと心がかるくなる

禅の言葉　永井政之書

禅

禅の始祖は達磨大師。日本の禅の開祖は、臨済宗を開いた「栄西（えいさい）」。そのおよそ30年後に曹洞宗を開いた「道元（どうげん）」

苦しみは辛さを経て

人は深められる
よりいっそう人間らしく成長していくには、平穏で楽しい日々だけでなく苦しみも必要
#鳥啼山更幽（とりないて やまさらに しずかなり）

「今の自分」を

つくってくれたのはだれか
この世に送り出してくれたのは父母だが、私のことを理解し、我を我たらしめてくれたのは・・・
共に道を求める友の大切さ

うつろうものだからこそ

一日一生を精一杯に
目をそむけず、あるがままに受け止める。そのときそのときをただ精一杯に為す

「真心」という

清らかな風を吹かせよう

何ものにも

染まることにない自由な心で