出演者紹介のラストを飾るのは、
日本人トリオです。
鈴木、金田、森、という、
チョン・ボックン先生の唯一とも思える、
おちゃめなネーミング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/9a/a9dc61574d1687c91cf6c60b56e88d93.jpg)
ということで、
坂手演出も、3人にはおちゃめ。
2008年でソウルで上演されたオリジナル版『荷(チム)』。
今回は、作者のチョン・ボックン先生が、
日本上演のための日本版を改稿してくれました。
その中で、
日本人トリオは、書き加えられた部分なのです。
言ってみれば、
日本版では欠かせないアクセントとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/15/58b40fd9633e4218dce6f2837923ddf3.jpg)
坂本勇樹
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/00/294cc9597718344d0e7a14dc6650d93f.jpg)
三木元太
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/24/936106b841b87e21d946f99ea619b638.jpg)
熊谷宏平
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7a/b0376eacb319edf736602c649c64e60d.jpg)
割と独立したというか、
特徴的な登場のシーンなので、
とにかく稽古場では、
3人一緒にかたまって相談している姿をよく見かけた。
そして、斉藤役の伊藤克とのかけあいで、
浮島丸の“噂”を語る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/55/375e9248f8a0347dc0edf1597df8691b.jpg)
そして、
この芝居は大友さんの音楽とともに、
生音も仕込まれている。
客席の下のほうから聞こえてくる音。
これが結構お尻に響く。
舞台にいないときは、
これまた3人が頑張っていたりする。
忙しいのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b1/fc75b3fbdf07d5f3ce01e2a97ef59a56.jpg)
坂本は、劇団員になってすぐに
『ラリー ぼくが言わずにいたこと』の主演となったシンデレラボーイ。
好奇心旺盛で、
稽古初日から張り切っていた姿が初々しい。
と言っても、それほど若くもないのだが…。
「演劇は楽しいもの」という演出家の言葉を体現している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/60/7014ab116455bada1a1d2e799946f931.jpg)
元太は、マルチプレイヤー。
俳優として以外に、
舞台監督、舞台装置プランナー、照明オペレーターと、
今や、劇団では重要なさまざまな仕事をしている。
と言っても、器用な俳優というわけではないのだが…。
舞台上でも、マルチプレイヤーになることを期待しています!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0d/cea36f019abfbf875984b76fb6c6668d.jpg)
熊谷宏平は、くまと呼ばれている。
スンギルと、チングである。
ミファには、初日で「ベアー」と呼ばれていた。
年齢不詳の男。
一本気のあるマジ顔の似合う男であるが、
今回のような、ちょっとコミカルな役も悪くない。
まじめなおふざけ、見逃せません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/69/35feb7183bfc28b6736bb6af5bb27090.jpg)
今回の稽古場では、
この日本人チームと、朝鮮人チームは、
稽古の中で坂手さんが配役していきました。
そういう意味で、
この日本人とリオのキャスティングは絶妙。
まぁ、見ていて楽しいのである。
出てくる言葉はそんなに軽くないし、
楽しいものではないのだが、なぜかほころぶ。
重いテーマの作品を、
重さだけではないもので伝えていく。
演劇のおもしろさだと思う。
まだごらんでない方は、
ぜひ、そんな1シーンも、楽しんでください。
今日の韓国語はタイトルにある爆弾。
「ポクタン」。
浮島丸は、機雷に触雷し爆沈したと言われているが、
それは大湊を出港する前から噂されていた。
朝鮮人ではなく、
多くの日本人たちが噂していた。
その記憶は、今もなお、大湊の人たちに残っていて、
先日のブログで紹介した大湊からの手紙は、
今なお、追悼を続ける人たちがいるということなのです。
この公演を通じて、
つながろうとする人たちがいる。
これもまた、“荷”を背負おうとしている人たちだということです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/47/61945b902c294a832dcda9811164a6bb.jpg)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第2回日韓演劇フェスティバル参加
東京演劇アンサンブル公演
荷
鄭福根=作
石川樹里=訳
坂手洋二=演出
2月24日(金)19時
2月25日(土)14時/19時※
2月26日(日)14時
2月27日(月)19時★
2月28日(火)19時★
2月29日(水)14時/20時
3月 1日(木)19時※
3月 2日(金)19時※
3月 3日(土)14時
3月 4日(日)14時
※アフタートーク
2月25日(土)19時公演の後
作家・鄭福根(チョン・ボックン)×演出・坂手洋二
3月1日(木)19時公演の後
俳優・伊藤克×俳優・禹美花(ウ・ミファ)
3月2日(金)19時公演の後
俳優・原口久美子×俳優・鄭勝吉(チョン・スンギル)
入場料金
当日=4,500円
前売 一般=3,800円 学生=3,000円
★=Low Price Day=2,500円
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅徒歩7分)
◆スタッフ
音楽 大友良英
美術 加藤ちか
衣裳 緒方規矩子/西原梨恵
照明 竹林功
音響 島猛
振付 矢内原美邦
演出助手 赤澤ムック/志賀澤子
宣伝美術 沢野ひとし
レイアウト 奥秋圭
舞台監督 松下重人
制作 太田昭
◆キャスト
金潤植 チョン・スンギル
小野芳子 原口久美子
斉藤亮二 伊藤克
老婆 ウ・ミファ
李貞和 桑原睦
朴昌秀 大多和民樹
金仁植 本多弘典
李泳浩 尾崎太郎
崔満沫 松本暁太郎
趙 神成美忍
黄 天利早智
明玉 洪美玉
鈴木忠義 坂本勇樹
金田三郎 三木元太
森賢太郎 熊谷宏平
PC http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/chimu/chimu.html
携帯 http://www.tee.co.jp/tee-mobile-new.htm
日本人トリオです。
鈴木、金田、森、という、
チョン・ボックン先生の唯一とも思える、
おちゃめなネーミング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/9a/a9dc61574d1687c91cf6c60b56e88d93.jpg)
ということで、
坂手演出も、3人にはおちゃめ。
2008年でソウルで上演されたオリジナル版『荷(チム)』。
今回は、作者のチョン・ボックン先生が、
日本上演のための日本版を改稿してくれました。
その中で、
日本人トリオは、書き加えられた部分なのです。
言ってみれば、
日本版では欠かせないアクセントとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/15/58b40fd9633e4218dce6f2837923ddf3.jpg)
坂本勇樹
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/00/294cc9597718344d0e7a14dc6650d93f.jpg)
三木元太
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/24/936106b841b87e21d946f99ea619b638.jpg)
熊谷宏平
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7a/b0376eacb319edf736602c649c64e60d.jpg)
割と独立したというか、
特徴的な登場のシーンなので、
とにかく稽古場では、
3人一緒にかたまって相談している姿をよく見かけた。
そして、斉藤役の伊藤克とのかけあいで、
浮島丸の“噂”を語る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/55/375e9248f8a0347dc0edf1597df8691b.jpg)
そして、
この芝居は大友さんの音楽とともに、
生音も仕込まれている。
客席の下のほうから聞こえてくる音。
これが結構お尻に響く。
舞台にいないときは、
これまた3人が頑張っていたりする。
忙しいのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b1/fc75b3fbdf07d5f3ce01e2a97ef59a56.jpg)
坂本は、劇団員になってすぐに
『ラリー ぼくが言わずにいたこと』の主演となったシンデレラボーイ。
好奇心旺盛で、
稽古初日から張り切っていた姿が初々しい。
と言っても、それほど若くもないのだが…。
「演劇は楽しいもの」という演出家の言葉を体現している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/60/7014ab116455bada1a1d2e799946f931.jpg)
元太は、マルチプレイヤー。
俳優として以外に、
舞台監督、舞台装置プランナー、照明オペレーターと、
今や、劇団では重要なさまざまな仕事をしている。
と言っても、器用な俳優というわけではないのだが…。
舞台上でも、マルチプレイヤーになることを期待しています!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0d/cea36f019abfbf875984b76fb6c6668d.jpg)
熊谷宏平は、くまと呼ばれている。
スンギルと、チングである。
ミファには、初日で「ベアー」と呼ばれていた。
年齢不詳の男。
一本気のあるマジ顔の似合う男であるが、
今回のような、ちょっとコミカルな役も悪くない。
まじめなおふざけ、見逃せません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/69/35feb7183bfc28b6736bb6af5bb27090.jpg)
今回の稽古場では、
この日本人チームと、朝鮮人チームは、
稽古の中で坂手さんが配役していきました。
そういう意味で、
この日本人とリオのキャスティングは絶妙。
まぁ、見ていて楽しいのである。
出てくる言葉はそんなに軽くないし、
楽しいものではないのだが、なぜかほころぶ。
重いテーマの作品を、
重さだけではないもので伝えていく。
演劇のおもしろさだと思う。
まだごらんでない方は、
ぜひ、そんな1シーンも、楽しんでください。
今日の韓国語はタイトルにある爆弾。
「ポクタン」。
浮島丸は、機雷に触雷し爆沈したと言われているが、
それは大湊を出港する前から噂されていた。
朝鮮人ではなく、
多くの日本人たちが噂していた。
その記憶は、今もなお、大湊の人たちに残っていて、
先日のブログで紹介した大湊からの手紙は、
今なお、追悼を続ける人たちがいるということなのです。
この公演を通じて、
つながろうとする人たちがいる。
これもまた、“荷”を背負おうとしている人たちだということです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/47/61945b902c294a832dcda9811164a6bb.jpg)
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第2回日韓演劇フェスティバル参加
東京演劇アンサンブル公演
荷
鄭福根=作
石川樹里=訳
坂手洋二=演出
2月24日(金)19時
2月25日(土)14時/19時※
2月26日(日)14時
2月27日(月)19時★
2月28日(火)19時★
2月29日(水)14時/20時
3月 1日(木)19時※
3月 2日(金)19時※
3月 3日(土)14時
3月 4日(日)14時
※アフタートーク
2月25日(土)19時公演の後
作家・鄭福根(チョン・ボックン)×演出・坂手洋二
3月1日(木)19時公演の後
俳優・伊藤克×俳優・禹美花(ウ・ミファ)
3月2日(金)19時公演の後
俳優・原口久美子×俳優・鄭勝吉(チョン・スンギル)
入場料金
当日=4,500円
前売 一般=3,800円 学生=3,000円
★=Low Price Day=2,500円
ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関駅徒歩7分)
◆スタッフ
音楽 大友良英
美術 加藤ちか
衣裳 緒方規矩子/西原梨恵
照明 竹林功
音響 島猛
振付 矢内原美邦
演出助手 赤澤ムック/志賀澤子
宣伝美術 沢野ひとし
レイアウト 奥秋圭
舞台監督 松下重人
制作 太田昭
◆キャスト
金潤植 チョン・スンギル
小野芳子 原口久美子
斉藤亮二 伊藤克
老婆 ウ・ミファ
李貞和 桑原睦
朴昌秀 大多和民樹
金仁植 本多弘典
李泳浩 尾崎太郎
崔満沫 松本暁太郎
趙 神成美忍
黄 天利早智
明玉 洪美玉
鈴木忠義 坂本勇樹
金田三郎 三木元太
森賢太郎 熊谷宏平
PC http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/chimu/chimu.html
携帯 http://www.tee.co.jp/tee-mobile-new.htm