a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

夏のフェスティバル、西へ、東へ。

2011-07-30 23:00:45 | The Play for Children & Young People
この夏、東京演劇アンサンブルは、
西に東に、
夏の児童・青少年に向けての演劇フェスティバルに参加します。
特に!!
大阪、福島近辺のみなさまは、
ぜひこの機会にご覧いただければと思います。

8月4日(木)19時開演
ラリー ぼくが言わずにいたこと』
岸和田市・浪切ホール・小ホール
2011子ども演劇祭in岸和田参加

前売 1,500円 当日 1,800円
全席自由


8月7日(日)13時半開演
『銀河鉄道の夜』
喜多方市・喜多方プラザ・大ホール
喜多方発21世紀シアター参加

作品券 1,000円 パスポート 4,000円
全席自由

※こちらの公演は、被災者のみなさんをご招待する公演ともなっております。


どうぞお近くに、親類縁者、知人友人の方々がいらっしゃいましたら、
ぜひぜひ、お誘いいただければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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チャリティー公演報告

2011-07-27 17:33:20 | The Play for Children & Young People
東京演劇アンサンブル チャリティー公演
『おじいちゃんの口笛』
終了のご報告です。

7月2日・3日とブレヒトの芝居小屋にて公演を行いました。
2日間で、入場者数224人
総収入が、チケット代のほか、
翻訳の菱木晃子さんから絵本の提供などがあり、
533,620円となりました。

ここから必要経費など差し引いたうち、
139,853円が支援室のほうに振り込まれました。

ご来場いただいたみなさま、
まことにありがとうございました。


支援室のほうの動きも活発化していて、
9月からは、かなりの公演が増えていきそうです。
連携を強めながら、
出来る限りの協力をしていきたいと思います。

すでにご紹介したとおり、
この支援金は、
被災地に、子どものための芸術家を派遣するプロジェクトに使われます。
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「見たい作品」を考える。

2011-07-20 23:17:46 | The Play for Children & Young People
毎年6月中旬から7月中旬の約1ヶ月、
全国のおやこ劇場・子ども劇場の次年度の例会のための、
企画説明会があります。
会議のネーミングは、それぞれ、交流会とついたり、
事務局会議とついたり、
まぁ、それぞれいろいろあるわけですが、
ジャンルによって多少違いはありますが、
東北から九州まで、10カ所弱の地域を回ります。

昨年から、
少しずつ話に聞こえてきているのが、
「見れる作品から、見たい作品へ」という言葉です。
この言葉に、
非常に励まされ、
何とか東京演劇アンサンブルの作品も例会に選ばれるよう、
作品説明に臨んでいます。

しかしながら、
つい、限られた時間(だいたい1団体5~7分程度)で、
作品そのもののよりも、
「見たい作品」について話すことが多くなってしまった。
いま、
全国の子ども劇場・おやこ劇場では、
例会作品は、平均編成人数が3人と言われています。
そんな現状の中、東京演劇アンサンブルのような17,8人編成の作品は、
なかなかハードルが高いのです。
それでも作品の紹介とともに、
一つ昨年から考え続けていることがあり、
その話を中心にしてきました。

それは、端的に言ってしまえば作品の質の話なのですが、
僕たち自身が、
せっかく「見たい作品とはなにか」という話題が出ているときに、
その“見たい作品”であるかどうか、
その問を、ずっとこの1年間考え続けてきたように思います。
僕たちは常々、子どもたちに作品を見せようと思う時、
子どもが大人になるまでの間に、
子どもたちに知ってほしいこと、大人と一緒に考えてほしいこと、
そんなことを芝居を創造しながら考えています。
今、とても生きることそのものが困難な時代にあって、
その時代を共有する異年齢の人間同士として、
避けて通れない問題が、たくさんあり、
大人から、子どもたちに向けて話さなければならないことがある。
それが、僕らにとっては、
芝居なのです。
だから、今を生きる子どもたちに見てほしいし、
見て、一緒に話をしたい、
そんな話をしてきました。

それから、もう一つ。
“見たい作品”であるためには、
当然、作品の質の問題が問われることになります。
そのことは、
昨年から東京ではじめた“批評対話”を絡めて話をしました。
個々の劇団での不断の努力は前提として、
児演協でも、創造の質を高めあうための努力をしているということ。
こちらは少しづつですが、
何とか、創造団体同士が、創造の質の話をできるような“言葉”を獲得するために、
続けていきたいことです。
ちなみに昨年はこんな感じでした。
http://blog.goo.ne.jp/tee-akira/e/c4cbf576acd0535a7b74d13031aaa265

ということで、
『批評対話』は今年もやります。
21日・人形劇団ひとみ座
22日・劇団如月舎
23日・アートインAshibina
下記のサイトで、U-Streamにて生中継もおこないます。
興味ある方はのぞいてみてください。
http://www.ilios.co.jp/de
ai-no-forum-2011/

今年は、
さらに、やはり見てもらいたいという思いもあり、
この夏、大阪と福島でのフェスティバルにも参加します。
それについては、次のブログで紹介したいと思います。
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児演協夏フェス! 『銀河鉄道の夜』

2011-07-15 13:17:07 | 東京公演
銀河鉄道の夜


第39回児演協夏フェス参加
東京演劇アンサンブル公演

銀河鉄道の夜

2011年7月17日(日)14:00
小金井市民交流センター・大ホール

当日=3500円
(一般)3000円 (高校生以下)2000円

全席自由

新キャストで、装いも新たにいよいよ東京での公演となります。


出演
語り手=松下重人
ジョバンニ=水流梨津美
カムパネルラ=冨山小枝
おかあさん=奈須弘子
赤ひげ=浅井純彦
燈台守=竹口範顕
車掌=尾崎太郎
学者=熊谷宏平
青年=桑原睦
男の子=永野愛理
女の子=天利早智
さそり=洪美玉

スライド=篠原祐哉

いよいよ日曜日公演です!!
ご来場をお待ちしております。
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千秋楽から、初演・・・。

2011-07-07 19:07:59 | 東京公演
『おじいちゃんの口笛』チャリティー公演、ご来場ありがとうございました。
おかげさまで、
2日とも満席となりました。

アフタートークでは、
翻訳の菱木晃子さんと、
主演の入江洋佑の話も弾み、
終演後も2人を取り巻く輪が途切れませんでした。

特にニルスおじいちゃん役の入江洋佑と、
トーラおばあさん役の羽鳥桂は、
1999年の初演以来、
千秋楽まで、
変わらずに舞台に立ち続けました。

北欧の児童文化の世界観と、
広渡常敏の世界観が、
絶妙にマッチしたこの芝居、
この二人なくしては語れません。
本当にお疲れ様でした。

さて、そして、次には、
『銀河鉄道の夜』新メンバーの一般公演初演となります。

新たなジョバンニ、新たなカンパネルラ、
新たな語り手……、
すべてのキャスティングが新たなメンバーとなっての公演です。

今回の会場となる小金井市民交流センターは、
今春からスタートした新しい劇場です。
駅からも近く、
とても見やすい劇場空間です。

この機会にぜひ、ご来場ください。

2011年7月17日(日)
14時開演(上演時間1時間45分/休憩あり)
小金井市民交流センター
当日:3500円
前売一般:3000円
前売学生:2000円

お申込み・お問い合わせ
東京演劇アンサンブル TEL:03-3920-5232
メール ticket@tee.co.jp

公演詳細は下記からどうぞ!!
http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/ginga/ginga.html
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