a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

第13回 戯曲を読む会のご案内

2019-07-24 14:34:05 | 芝居小屋企画

東京演劇アンサンブルでは、昨年から月一回を目処に、「戯曲を読む会」を開催しています。

劇団員若手の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。

ワークショップという形式ではないので、どなたでも気軽に参加出来ます。

第13回はジョン・ボイントン・プリーストリー「真夜中の来訪者」を読みます。


戯曲に興味がある方、作品について話し合ってみたい方、「講座に行くほどではないけど演劇ってやってみたい・・・」と思っている方等、お気軽にご参加下さい!


日時 8月11日(日) 18時00分~21時30分 
場所 西東京市・田無公民館会議室
参加費 500円(会場費等)


参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。


第12回は岸田國士の「命を弄ぶ男ふたり」「恋愛恐怖病」「屋上庭園」を読みました。


字面だけで追うならば何ともないように聞こえる言葉が、非常に奥深く、なぜ岸田國士の作品が研究生公演や旗揚げ公演でよく使われるのかが分かるような気がしました。
短編ながら、とにかく味わい深く、気持ち的には大ボリュームの会でした。



チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!
次回公演のの主演で今回は休みですが、素敵なチラシを作ってくれました!!


東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp


ジョン・ボイントン・プリーストリー(1894-1984 )
イングランドの作家・司会者
本人いわく、ブラッドフォードの「極端に立派な」郊外で生まれた。
30歳になった頃には、プリーストリーはユーモア作家ならびに批評家として認められていた。
プリーストリーの作品の多くは政治的な面を持っている。
第二次世界大戦中、プリーストリーはBBCでレギュラー司会者を務めた。
プリーストリーの最も有名な戯曲は『夜の来訪者』(1946年)で、1954年にはアラステア・シム(Alastair Sim)主演で映画化された。


東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった
2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市へ移転する

第12回 戯曲を読む会のご案内

2019-07-02 17:41:26 | 芝居小屋企画

東京演劇アンサンブルでは、昨年から月一回を目処に、「戯曲を読む会」を開催しています。

劇団員若手の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。

ワークショップという形式ではないので、どなたでも気軽に参加出来ます。

第12回は岸田國士の「命を弄ぶ男ふたり」「恋愛恐怖病」「屋上庭園」を読みます。


戯曲に興味がある方、作品について話し合ってみたい方、「講座に行くほどではないけど演劇ってやってみたい・・・」と思っている方等、お気軽にご参加下さい!


日時 7月14日(日) 18時00分~21時00分 
場所 練馬区・関町北区民館会議室3
参加費 500円(会場費等)


参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。


第11回はオスカー・ワイルド作「まじめが肝心」を読みました。

言葉遊びも沢山ありながら、シチュエーションコメディでもある非常に上質な作品でした。1895年に書かれた作品が今読んで笑えるというのは凄いことです。
「現代だとライトノベルみたいな感覚」等、率直な感想がたくさん出ました。


ブレヒトの芝居小屋での最後の会となるこの日は、13人が参加しました!



チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!
次回公演のの主演で今回は休みですが、素敵なチラシを作ってくれました!!


東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp


岸田國士(きしだくにお1890-1954 )
1890年11月2日、東京・四谷生まれ。
東京帝国大学仏文科選科に入学。1919年に渡仏、ジャック・コポー主宰のヴィユ・コロンビエ座にて演劇を勉強。1924年、「演劇新潮」に戯曲『古い玩具』『チロルの秋』を発表して注目を浴びる。 その後も、戯曲・小説・翻訳・評論など幅広く活躍。
演劇の指導者としては文学座創立以前から新劇の育成に多大な貢献をしている。 特に戯曲作家育成に力を注ぎ、第一次「悲劇喜劇」、「劇作」等の演劇雑誌を主宰。田中千禾夫、小山祐士、森本薫など多くの戯曲作家を紹介・輩出した。その遺志は、演劇界の芥川賞とも言われる「岸田國士戯曲賞」として今なお生き続けている。
戦後は文壇と劇壇を結ぶ文学立体化運動を提唱し、小説家による戯曲執筆を勧めた。
1954年3月4日、自身が演出する文学座公演『どん底』の舞台稽古中に倒れ、翌日永眠。



東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった
2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市へ移転する。