a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

スープの後。

2010-06-23 16:42:06 | Weblog
スープ劇場Ⅳ、
無事終了いたしました。
いつも通りに、
終演後にスープを呑みながら、
お客様と交流の時間を持つアフタートークを行いました。

忌憚のご意見をいただき、
なかなか鋭く指摘されたり、
お褒めいただいたりと、
ドキッとする時間でもありましたが、
戯曲の力と、
俳優陣のさらなる健闘を望む、
といったまとめに終始するのではなかったでしょうか。

企画者としては、
4回目にしてようやく、
アフタートークらしいものになったな、と思いました。
若い劇団員の挑戦の場としてのスープ劇場の在り方が示せたように思います。

なかなか多忙な劇団のスケジュールですが
何とか、スープ劇場は継続したいな、
と改めて思いました。
企画としては、1本ストックがありますので、
ご期待いただければと思います。

劇団は早くも次の芝居の稽古中。
今年から本格的に旅が始まる『ラリー』の稽古が始まっています。
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肉団子

2010-06-19 01:24:38 | 芝居小屋企画
いよいよ明日、
スープ劇場公演となっております。

終演後に、
スープを飲みながら、
お話したいと思うのですが、
明日は、
肉団子スープ、
をご用意します。

演出初挑戦の松本暁太郎を中心に、
果敢にチャレンジしています。

どうぞ、
お気軽に足をお運びください!!




東京演劇アンサンブル・スープ劇場第4回公演
『動物園物語』より

6月19日(土)14時~
ブレヒトの芝居小屋

一般=1500円
ケンタウルスの会会員=1000円

演出・松本暁太郎
出演・大多和民樹/篠澤寿樹
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ブズーキー

2010-06-13 22:09:18 | 芝居小屋企画
今回のスープ劇場では、
演出担当の松本暁太郎の希望で、
初めて、生演奏での公演となります。
まぁ、
芝居中にずっと音楽が流れる、
というようなものではないので、
遅れてきたら、
聞き逃しますので!!

アイルランドの弦楽器ブズーキー片手に、
音楽の担当はぬくいしんこうさん。


ケルト音楽の系譜にあたるブズーキーの音色は、
ギターよりも、
ハープに近い感じがしました。
それをリズミカルに奏でると、
独特の雰囲気が漂います。


公演まで、残すところ1週間。
稽古場にも熱が入っています。
経った1日だけの公演です。
ぜひぜひ、お見逃しなく!!


東京演劇アンサンブル・スープ劇場第4回公演
『動物園物語』より

6月19日(土)14時~
ブレヒトの芝居小屋

一般=1500円
ケンタウルスの会会員=1000円

演出・松本暁太郎
出演・大多和民樹/篠澤寿樹
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スープ劇場Ⅳ

2010-06-11 00:52:39 | 芝居小屋企画
スープ劇場第4回公演のお誘いです。

この公演では取り上げにくい作品、
実験的な試みや、
若い劇団員たちによる公演に挑戦する企画です。

終演後に、
スープを飲みながら、
作品の話をしようというのが狙いです。
今回は若い劇団員が、果敢に挑戦します!


東京演劇アンサンブル・スープ劇場第4回公演
『動物園物語』より

6月19日(土)14時~

一般=1500円
ケンタウルスの会会員=1000円

演出・松本暁太郎
出演・大多和民樹/篠澤寿樹

男が二人、
公園で話をしはじめる。
動物園の話………。
あまりにも、
噛み合わない二人の会話だったが、
しかし徐々に浮かび上がってくるものが………。

アイルランドの弦楽器・ブズーキーの生演奏に載せて送る、
世界的に評価の高い作品です。

ぜひ、足をお運びください。



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52年ぶり、伊那谷。

2010-06-03 16:16:16 | 旅公演
旅の初日横須賀公演が無事に終わり、
先週末には、
念願かなった『明日を紡ぐ娘たち』の伊那公演が終了しました。
52年ぶりの伊那での公演は、
急な取り組みにもかかわらず、
実行委員会のみなさまの奮闘で、
何とか無事終了することができました。

思えば、
無謀とも思えるような伊那での公演でしたが、
しかし、一方では、
紡績で働き、自分を育ててくれた自分の姉のためにも、
伊那で公演するべきだ、
と語ってくれた小林実行委員長をはじめ、
取り組の中で、多くの人と、
出会うことができました。

特にマチネの公演では、
この舞台の実際のモデルとなった「生活を記録する会」の娘さんたちや、
同じような世代の方が多く、
劇場空間が本当にあたたかで、
この舞台のクオリティを1ランク押し上げてくれるような、
そんな空間になったように思います。

翌日には、
「生活を記録する会」のみなさまと交流を持つ事が出来ました。
彼女たちは、80を越えてもなお、
お互いに“仲間たち”と呼び合っていて、
今もまだ続いている、現在進行形のサークルであることを実感しました。
そこでいろいろとお話しをしたのですが、
いくつかご紹介したいと思います。

「チケットを100枚くらい売ったと思う。
最初は今の自分たちには無理だと思ったけど、
やればできるんだな、と思った。」

「今この芝居を観て、
15才から仕送り娘に頼んで生活をしていた母は、
いったいどんな思いでいたのだろうか。
孫がその年齢になってきて、
考えるようになったのかもしれない。」

「観劇した友達から、
あの中に自分もいるんじゃないかと思った、
なんて話も聞いた。」

「今の人達にわかるかなぁと思ったけど、
やって良かった。
娘や孫が、
「あんなだったの?」って聞いてきた。
そういう体験をすると、
やる前は不安で不安でいたけど、
やることにして、本当に良かった。」

等々と、話は尽きませんでした。

僕たちにとって、
この『明日を紡ぐ娘たち』は創造に原点。
自分たちが、どんな集団になりたいのか、
その思いが込められている。

旅公演も残すところ、あと1ステージ。
埼玉・大宮での公演を残すのみです。
ご都合がつくような方は、
ぜひ、このチャンスをお見逃しなく!!

明日を紡ぐ娘たち
6月4日(金)
18時15分開演
さいたま市 プラザノース(ニューシャトル・加茂宮駅下車)
http://www.plazanorth.jp/
一般3,000円 高校生以下2,000円
当日のお申し込みは、048-653-9255(プラザノース)にて、
「明日を紡ぐ娘たち」実行委員会あてでお願いいたします。
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