a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

聞いてみよう♪ 感じよう~その6

2015-06-13 21:21:45 | 芝居小屋企画
私たちは“憲法集会”なぞも開きますが、本職は芝居屋!
恒例となりつつあるか…はわかりませんが、
今年も寸劇やります!歌います!
今回はその紹介です。



オープニングを飾るのは、
林光作曲による「日本国憲法・前文」の歌。
光さんの憲法に対する考え方が感じられて、
この歌だと面白くてゾクゾクして、前文も覚えやすい~。

エンディングでは林光作詞・作曲の「流れる水と岩の歌」。
総勢27名による合唱は、劇団の芝居でもあまりありません。

ピアノ演奏は、上條珠理。



2曲とも難しい伴奏ですが、それを乗り越え、思いを込めて弾きます!
やる側が言うのも何ですので言いませんが、この歌で締めるのも…です。


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寸劇は、題して『法治国家崩壊』!



作・演出は『第三帝国の恐怖と貧困』の「法の発見」で、
判事様を演じた竹口範顕でございます。



ここからは竹口にしたインタビューを中心に、寸劇の紹介をしていきます。

この憲法集会に向け、『日本はなぜ基地と原発を止められないのか』(矢部宏治著)、
『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』(前泊博盛著)が、課題図書となりました。

竹口はそれを読んでショックを受けました。
そして、そこに書かれていた信じがたい事実を、
寸劇の中に組み込もうと考えました。

「法体系の中で一番頂点であるはずの憲法が、今やズタズタに傷つけられている。
“高度の政治性を有するもの”について、最高裁判所は判断しない(砂川判決)。明らかな不条理に対して憲法が通用しない場合もある。」

そのことが彼の中で重なったのです。少年時代観ていたウルトラマンと!



ウルトラマンは皆のヒーローとして、幾多の敵を倒してきました。
しかし最終回では敵に負けて地球を去っていく。
そして最後に侵略者である宇宙人を倒したのは、ウルトラマンではなく人間だったのです。

そこからこの台本を書き上げたのでした。

ウルトラマン=人より能力を持つ人=ヒーロー、
別にヒーローいなくてもいいんじゃない? と思っていた私。

竹口は言います。
「何かをしてくれる一人の人がヒーロー=主人公なのではなく、懸命に生きる一人一人がヒーローなんだと。
この日本という不条理な社会の行く末に対して、
一人一人が主人公として生きる自覚を、今私たちは問われているということなんだね。」

“誰もが人間らしく生きる権利を持つ“
当たり前のことが、当たり前になっていない日本。
民主主義は私たち一人一人がつくるもの。
そうなったら皆ヒーローと呼べますね?、竹ちゃん。

誰に対しても丁寧で真摯に物事を受け止め考える竹ちゃん。
私の拙いインタビューにも、じっくり考えながら丁寧に答えてくれました。

そんな彼に寸劇では、劇団の若い俳優を中心に+αが、はじけて(?)答えてくれるでしょう。今も沢山のアイデアが飛びでています!
こうご期待!!シュワッチ★ミ

文責:US星人
((さて、US星人とは誰なのか!?
ヒントは今までに文章書いたことのある中の一人なのですが...答えは憲法集会に来て下されば分かります!笑))


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-お詫び-

明日販売する予定だった缶バッチが実行委員の不手際で明日に間に合わないことが分かりました。
明日は予約のみとなります。
申し訳ありません


明日実物はありませんが、
今回の集会のために忙しい中バッチをデザインしてくれた清野佳苗さんを是非、紹介させて下さい!

元東京演劇アンサンブルの役者で現在は舞台衣裳を中心に仕事をなさっており、
東京演劇アンサンブル作品の衣装も何度も担当して頂いています。

佳苗さんの衣裳の特徴は、着る人に似合っているということ!

ひとりひとりをよく知っているからこそ、出来ることだと思います。
似合っていると思えるものを着て、舞台に立てるのは気持ちを後押ししてくれます♪

今回のバッチデザイン依頼は、
一番最近、衣装を担当してくれた「はらっぱのおはなし」のTシャツのキャラクターから始まりました。



バッタのキャラクターがNo Nukes!とメッセージを発しています。
これは、劇団からこのメッセージを入れて下さいと言ったわけではなく、
佳苗さんが自ら入れたものです。

はらっぱのおはなしには五種類の虫が出てくるのですが、
今回キャラクターを増やし平和へのメッセージと共にバッチにしたいと、
依頼したところ「集会の主旨に賛同します。」と快く引き受けて下さいました!

バッタは引き続き反原発のメッセージを、


新たに生まれた雨ふりのチョウは『Keep our peace』


オニグモには『Opposite base!』(基地反対)のメッセージをつけてくれました。


本当に素敵なデザインで出来上がりを楽しみにしていたのですが、こういう結果になってしまい、大変申し訳なく思っております。
当日実物はないのですが、せめてサンプルでもと、制作中です。



発送が次回公演、「どん底」の発送時になってしまうのですが、
明日は予約を受け付けますので、どうぞよろしくお願いします。


(文責:洪美玉)


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2015年6月14日
13時~16時半(12時半開場)

第7回 憲法集会 ~本当に「基地」と「原発」はやめられないのか?
ブレヒトの芝居小屋


東京演劇アンサンブルの今年の憲法集会のテーマは、
福島と沖縄に焦点をあてます。
明らかに深刻な人権侵害を受ける沖縄と福島の人々。
なぜこんなことになってしまっているのか!
この状況を打破できる方法はあるのか?
当事者の声に耳を傾け、
歴史的背景を紐解きながら参加者全員で未来を模索する集会にしたいと思っております。
是非ご参加ください!


参加費:500円(資料代として)


*プログラム*

1.オープニング
2.憲法前文の歌 (林光 作曲)
3.劇団員による寸劇
~法治国家崩壊
4.元山仁士郎さんのお話
~SEALDs・ゆんたくるー
5.本田歩さんのお話
~高校生平和大使

〈休憩〉

6.樽川和也さんのお話
~農家・福島原発訴訟(生業)原告
7.馬奈木厳太郎さんのお話
~弁護士

〈休憩〉

8.意見交換
9.エンディング
~流れる水と岩の歌(林光 作者.作曲)

(16:30 終了予定)

その後、交流会もあります!!!
※交流会参加の方は参加費500円になります。

+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜

今回はいつもの憲法集会とは一風変わってちょっとお祭り雰囲気の屋台が出ます★ミ
若い方にも気軽に参加できるような雰囲気になっています!

予定している屋台を紹介します↓↓

★山田みきさんのおむすび屋
~會津の魅力(人・食・文化)をむすぶ* 笑むすび from 會津代表

★ちーこのサーターアンダギー屋
~劇団の照明担当ちーこが作る沖縄名物

★潤いドリンク屋
~矛盾した空間の味コーヒー
さんぴん茶
シークアーサージュース

★はらっぱ缶バッチ屋
~東京演劇アンサンブルの公演レパートリー『はらっぱのおはなし』と憲法集会がコラボしたオリジナル缶バッチ
缶バッチのデザインは『はらっぱのおはなし』で衣裳を担当した清野佳苗さんです!

★知りたい!読みたい本屋
~憲法集会にお招きしたゲストの方が持ち寄った書籍、東京演劇アンサンブルの販売書籍など

他には会場を彩る巨大な(長経2.3m、短経1.9m)の楕円形の憲法条文が刺繍された園サトルさん作パッチワーク!

こんなにぎやかな憲法集会は他にはない!?!?
見逃す、聞き逃すなんて勿体無い!
ぜひ、ふるってご参加下さい*
コメント (1)
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聞いてみよう♪ 感じよう~その5

2015-06-13 01:10:00 | 芝居小屋企画
今回のブログは、福島よりお二方の紹介になります!

本田歩さん。
いわき市在住の福島高専4年生。
第十七代高校生平和大使をしている。



(写真はhttp://www.no-more-hibakusha.net/福島の声を東京へ/?mobile=1より)

彼女の話を初めて聞いたのは、4月の代々木のアースデイだった。

自分が活動を始めるきっかけ、大切な妹やお母さんのこと。
批判や疑問を持っても口に出来ない福島の現状を、
イベントの来場者に語りかけていました。

放射能のことを福島で口にするのがどれだけ大変なことなのか!
娘のことを思う彼女の母親の話が僕の胸にしみました。

今の日本の社会がひとつの色に染め上げられている怖さも、同時に僕は感じました。

彼女は原発事故後しばらくは、福島にいることがイヤでしょうがなかった。
惨めな状況から早く抜け出したかった。
とも語りました。

そんな彼女がある人との出会いによって、現状に向き合うようになります。
そして自分の中にある可能性に気づいたそうです。

そして彼女にも、
他のスピーカーの皆さんにしている『あなたにとって、今回のテーマ沖縄(基地)と福島(原発)の問題の共通点はなんですか?』という質問に対して...

「私が思いつくことは何点かあるが、
一番単純なことは、本来は日本人全員が考えるべき問題だというのに、
原発や基地の立地だけが問題を押し付けられている。
それ以外の人は、高度な政治の問題として思考停止している、
もしくはさせられていることが多い。
現地の人だけに苦しみがおしつけられて、
それ以外の人は、一般的には政治的な問題だからどうしようもない、
仕方ないと傍観者になってしまっている。」

...と感じていると話して下さいました。
その辺りのことも含めて詳しくアンサンブルの憲法集会では話してもらおうと思っています。


(文責:熊谷宏平)


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今回の憲法集会の屋台の部でのゲストは、山田みきさん!



みきさんは(写真中央)、
福島県の会津地方出身!
会津米の美味しさと安全性を伝えることで会津の風評被害の緩和をめざし、
そしてお米で人と笑いを結ぶ『笑むすびfrom會津』というプロジェクトを展開しています。

みきさんは、とにかく快活、そして真摯!
当日皆さんもわかると思いますが、僕は初めて会った時から元気をもらいっぱなしです。
どうぞお楽しみに~(^o^)

そして、みきさんが1つずつ丹念にむすぶ「おむすび」!

超、絶品です!

ツヤがあってしっかりしたコシのお米と、独特の具材が絡み合うハーモニー。
ぼくは初めて食べた時、口を塞いでも笑みがこぼれる程おいしくて、たくさんおかわりしちゃいました♪

その時のラインナップは…



・梅サバショーガ
・クリームチーズ塩こんぶ
・ゆかりアーモンド
・あげ玉しゃけ えごまむすび
・広野町の1日20kgしかとれない塩むすび
・大槌町の肉みそにんにくしそむすび
…でした!

笑いを結ぶことで、大きな笑を作りたい、
会津から福島を活性化したい! と言うみきさん。
みきさんの優しさ・想いのこもった「おむすび」を食べに、
ぜひぜひいらしてください(^o^)

みきさんのブログ
∞山田みきのおむすびっ記∞
http://yamadamiki.jp/blog-category-40.html
最後に1つ、みきさんに質問。
「基地や原発について、どう思われますか?」

みきさん
「多くの悲しみをうみだし、
多くの人を不安で不快にしている現状がある以上、
みんなでなくしていく努力をすべきものだと思います。」


(文責:本多弘典)


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2015年6月14日
13時~16時半(12時半開場)

第7回 憲法集会 ~本当に「基地」と「原発」はやめられないのか?
ブレヒトの芝居小屋


東京演劇アンサンブルの今年の憲法集会のテーマは、
福島と沖縄に焦点をあてます。
明らかに深刻な人権侵害を受ける沖縄と福島の人々。
なぜこんなことになってしまっているのか!
この状況を打破できる方法はあるのか?
当事者の声に耳を傾け、
歴史的背景を紐解きながら参加者全員で未来を模索する集会にしたいと思っております。
是非ご参加ください!


参加費:500円(資料代として)


*プログラム*

1.オープニング
2.憲法前文の歌 (林光 作曲)
3.劇団員による寸劇
~法治国家崩壊
4.元山仁士郎さんのお話
~SEALDs・ゆんたくるー
5.本田歩さんのお話
~高校生平和大使

〈休憩〉

6.樽川和也さんのお話
~農家・福島原発訴訟(生業)原告
7.馬奈木厳太郎さんのお話
~弁護士

〈休憩〉

8.意見交換
9.エンディング
~流れる水と岩の歌(林光 作者.作曲)

(16:30 終了予定)

その後、交流会もあります!!!
※交流会参加の方は参加費500円になります。

+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜

今回はいつもの憲法集会とは一風変わってちょっとお祭り雰囲気の屋台が出ます★ミ
若い方にも気軽に参加できるような雰囲気になっています!

予定している屋台を紹介します↓↓

★山田みきさんのおむすび屋
~會津の魅力(人・食・文化)をむすぶ* 笑むすび from 會津代表

★ちーこのサーターアンダギー屋
~劇団の照明担当ちーこが作る沖縄名物

★潤いドリンク屋
~矛盾した空間の味コーヒー
さんぴん茶
シークアーサージュース

★はらっぱ缶バッチ屋
~東京演劇アンサンブルの公演レパートリー『はらっぱのおはなし』と憲法集会がコラボしたオリジナル缶バッチ
缶バッチのデザインは『はらっぱのおはなし』で衣裳を担当した清野佳苗さんです!

★知りたい!読みたい本屋
~憲法集会にお招きしたゲストの方が持ち寄った書籍、東京演劇アンサンブルの販売書籍など

他には会場を彩る巨大な(長経2.3m、短経1.9m)の楕円形の憲法条文が刺繍された園サトルさん作パッチワーク!

こんなにぎやかな憲法集会は他にはない!?!?
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聞いてみよう♪ 感じよう~その4

2015-06-12 01:25:01 | 芝居小屋企画
2015年5月26日。
憲法集会でお話して下さるスピーカーの一人、
元山仁士郎さんと私たち憲法集会実行委員の顔合わせを新宿の居酒屋にて行いました。



この日のテーマは【自由にゆんたくる】

『ゆんたく』とは沖縄の方言で“おしゃべり”という意味!

なぜこの日をそのようなテーマに決めたかというと、
沖縄出身の元山さんが、その地元・沖縄で辺野古や高江の基地建設の現状を若い人にも知ってもらおうと学生有志団体で企画した
『ゆんたくるー』のメンバーの一員だからでもあります!

劇団の憲法集会実行委員最年少・大橋と同い年(23歳)という若さの彼はとても聞き上手!

それはきっと『ゆんたくるー』の中で彼が考えてきたおしゃべり出来る場を作ることや、
その場に居る様々な人の考えを引き出すこと、そして会話(おしゃべり)することを大切にしてきたからではないかな?...と感じました。



そして、彼はゆんたくるーの他にもう1つ。
SEALDsという『自由と民主主義のための学生緊急行動』も行っています。

なぜ彼自身学生なのに、こんなにも活動を行っているのか?
それについて聞いてみると、、、

彼にとって身近になってしまっていた「基地」は、昔からあったもので、
その問題も昔から今に至るまで続いているものだ。
それは、今に至るまで解決しきれなかったこと自体にも問題がある。
だから、「なぜ今僕が活動しなければならないのか?」と思うことがある。
しかし、自分より若い人にまで同じような思いを抱かせたくない。
だから、今、自分が出来ることを、思いを伝えるんだ...と。

そしてもう一つ。私から、他のスピーカーのみなさんにも質問している。。。
『彼にとって今回の憲法集会のテーマ【基地と原発(沖縄と福島)】の共通点はなんですか?』...と質問したところ、


「原発の問題は事故がおこるまでは何も知らなかった。
基地もそうだった。
基地は特に身近な場所にあったのにその問題を知らず、
ある時向かい合って初めて色々なことを知っていった。」

「そうして調べていくうちに、地方に押し付けられている分断政策のようなものを感じた。
そして、メディアではあまり報道されないということも共通点だと思う。」


...とも話して下さいました。

憲法集会ではそんな彼が見つめてきた沖縄のことや、
彼の活動などを詳しくお話しして頂きます!どうぞお楽しみに♪


+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜

(文責:正木ひかり)


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2015年6月14日
13時~16時半(12時半開場)

第7回 憲法集会 ~本当に「基地」と「原発」はやめられないのか?
ブレヒトの芝居小屋


東京演劇アンサンブルの今年の憲法集会のテーマは、
福島と沖縄に焦点をあてます。
明らかに深刻な人権侵害を受ける沖縄と福島の人々。
なぜこんなことになってしまっているのか!
この状況を打破できる方法はあるのか?
当事者の声に耳を傾け、
歴史的背景を紐解きながら参加者全員で未来を模索する集会にしたいと思っております。
是非ご参加ください!


参加費:500円(資料代として)


*プログラム*

1.オープニング
2.憲法前文の歌 (林光 作曲)
3.劇団員による寸劇
~法治国家崩壊
4.元山仁士郎さんのお話
~SEALDs・ゆんたくるー
5.本田歩さんのお話
~高校生平和大使

〈休憩〉

6.樽川和也さんのお話
~農家・福島原発訴訟(生業)原告
7.馬奈木厳太郎さんのお話
~弁護士

〈休憩〉

8.意見交換
9.エンディング
~流れる水と岩の歌(林光 作者.作曲)

(16:30 終了予定)

その後、交流会もあります!!!
※交流会参加の方は参加費500円になります。

+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜

今回はいつもの憲法集会とは一風変わってちょっとお祭り雰囲気の屋台が出ます★ミ
若い方にも気軽に参加できるような雰囲気になっています!

予定している屋台を紹介します↓↓

★山田みきさんのおむすび屋
~會津の魅力(人・食・文化)をむすぶ* 笑むすび from 會津代表

★ちーこのサーターアンダギー屋
~劇団の照明担当ちーこが作る沖縄名物

★潤いドリンク屋
~矛盾した空間の味コーヒー
さんぴん茶
シークアーサージュース

★はらっぱ缶バッチ屋
~東京演劇アンサンブルの公演レパートリー【はらっぱのおはなし】と憲法集会がコラボしたオリジナル缶バッチ
缶バッチのデザインは【はらっぱのおはなし】で衣裳を担当した清野佳苗さんです!

★知りたい!読みたい本屋
~憲法集会にお招きしたゲストの方が持ち寄った書籍、東京演劇アンサンブルの販売書籍など

他には会場を彩る巨大な(長経2.3m、短経1.9m)の楕円形の憲法条文が刺繍された園サトルさん作パッチワーク!

こんなにぎやかな憲法集会は他にはない!?!?
見逃す、聞き逃すなんて勿体無い!
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聞いてみよう♪ 感じよう~その3

2015-06-11 12:44:23 | 芝居小屋企画
今回は、集会のメインでお話しをしていただく、樽川和也さんの紹介です。



私たちは今年に入ってから、
「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟弁護団事務局長である馬奈木厳太郎氏の紹介で、
生業訴訟裁判の傍聴に出かけています。

3月25日、2度目の傍聴の翌日、
馬奈木氏によるガイドで、二本松の仮設住宅で暮らすお母さんたちのお話しを聞き、
放射性廃棄物焼却場建設予定地とされた夏無沼を見学し、
そして最後に樽川さんの自宅でお話しを伺いました。



樽川さんは、須賀川市内で7代にわたって農家を営んできた家の次男として生まれ、
会社員を経て、2005年頃農業を継ぐことを決意、
原発事故前はご両親とご家族三人で農業を営んでいました。
有機栽培にこだわり続け、須賀川ではできなかった種類のキャベツの生産も成功させた農家です。

原発事故後の3月23日、
須賀川産のキャベツなどを出荷停止とする内容のファックスが自宅に届きます。
安全・安心な野菜作りを誇りにしてきたお父さんの久志さんは、
ファックスを受け取った翌日、
自ら命を絶たれました。

明け方久志さんを見つけられた時のこと、
久志さんの上着のポケットに入っていた携帯電話の歩数計の700という数字のこと、
出荷停止で育ち過ぎたキャベツの割れる音、
その後の東電の態度、
久志さんの遺した作業日誌を見ながら、
手探りで農作業を再開していったこと、
そうして苦労を抱えながら作った農作物への不安と、農作業をする自身の健康への不安……。

時に思いに詰まりながら、
時に力強く、
私たちに真っ直ぐ語ってくれました。

人に話すことで、自分の中で変化したり、
癒されたりすることもあると思います。
でも会ったこともない人間に辛い出来事を話すのは、
大変エネルギーがいると思います。
話しながらもう一度体験しているようで、また傷つきます。
樽川さんは何度話してきたのでしょうか。

でも話さなくてはいけない、二度と繰り返さない為に。
そんな強い思いがひしひしと伝わってきました。

私の目の前にこんな思いをしている人がいる、
この話しを聞いた私はどうするのか?
このままでは済まされない…でも何ができるの?
…頭はグルグル、気持ちはグスグスしている中、お母さんが甘酒を出してくれました。



見ず知らずのものが、
話したくないであろう話しを聞きにくるのに、
甘酒を作って迎えてくれる。
泣きながら話しを聞いていたのに、
その甘酒はとてもおいしく、
私たちが暖めていただいたようでした。

後で私たちが伺った前日が、久志さんの命日だったと聞きました。

福島では震災による直接死より、関連死のほうが上回っています。
原発事故関連死があるからではないでしょうか。
そしてそれは4年経った今でも続いています。
未だに先は見えず、健康への不安も一生続きます。

これでも私たちは本当に原発を必要とするのでしょうか?私は嫌です。

樽川さんは生業裁判の原告としても闘っています。
今回は農作業の忙しい中、須賀川からお越しいただきます。



このblogを読んでくれている方に、
是非樽川さんのお話しを直接聞いて欲しいと思います。お待ちしております。


+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜


文責:奈須弘子


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

2015年6月14日
13時~16時半(12時半開場)

第7回 憲法集会 ~本当に「基地」と「原発」はやめられないのか?
ブレヒトの芝居小屋


東京演劇アンサンブルの今年の憲法集会のテーマは、
福島と沖縄に焦点をあてます。
明らかに深刻な人権侵害を受ける沖縄と福島の人々。
なぜこんなことになってしまっているのか!
この状況を打破できる方法はあるのか?
当事者の声に耳を傾け、
歴史的背景を紐解きながら参加者全員で未来を模索する集会にしたいと思っております。
是非ご参加ください!


参加費:500円(資料代として)


*プログラム*

1.オープニング
2.憲法前文の歌 (林光 作曲)
3.劇団員による寸劇
~法治国家崩壊
4.元山仁士郎さんのお話
~SEALDs・ゆんたくるー
5.本田歩さんのお話
~高校生平和大使

〈休憩〉

6.樽川和也さんのお話
~農家・福島原発訴訟(生業)原告
7.馬奈木厳太郎さんのお話
~弁護士

〈休憩〉

8.意見交換
9.エンディング
~流れる水と岩の歌(林光 作者.作曲)

(16:30 終了予定)

その後、交流会もあります!!!
※交流会参加の方は参加費500円になります。

+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜

今回はいつもの憲法集会とは一風変わってちょっとお祭り雰囲気の屋台が出ます★ミ
若い方にも気軽に参加できるような雰囲気になっています!

予定している屋台を紹介します↓↓

★山田みきさんのおむすび屋
~會津の魅力(人・食・文化)をむすぶ* 笑むすび from 會津代表

★ちーこのサーターアンダギー屋
~劇団の照明担当ちーこが作る沖縄名物

★潤いドリンク屋
~矛盾した空間の味コーヒー
さんぴん茶
シークアーサージュース

★はらっぱ缶バッチ屋
~東京演劇アンサンブルの公演レパートリー【はらっぱのおはなし】と憲法集会がコラボしたオリジナル缶バッチ
缶バッチのデザインは【はらっぱのおはなし】で衣裳を担当した清野佳苗さんです!

★知りたい!読みたい本屋
~憲法集会にお招きしたゲストの方が持ち寄った書籍、東京演劇アンサンブルの販売書籍など

他には会場を彩る巨大な(長経2.3m、短経1.9m)の楕円形の憲法条文が刺繍された園サトルさん作パッチワーク!

こんなにぎやかな憲法集会は他にはない!?!?
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聞いてみよう♪ 感じよう~その2

2015-06-09 20:46:42 | 芝居小屋企画
憲法集会へ向けてのブログその2では、
今回の憲法集会でコーディネーターを務め、
私たちとともに企画から集会を立ち上げてくれる、
弁護士の馬奈木厳太郎さんの紹介です。



馬奈木さんは、国と東京電力を相手どって今なお奮闘中の『生業を返せ、地域を返せ!』裁判、
福島原発事故被害弁護団の事務局長です。
去年の年末頃に知り合ったばかりなのに劇団として、
もうとてもお世話になっています!

今回、劇団の憲法集会の委員会には若いメンバーが多数入っているのですが、
それは馬奈木さんの力によるところもあるな~と思っています。

芝居をするために劇団に入ったのに何故『憲法集会』をやるのか?
劇団に入りたての頃、私の中には正直そんな疑問がありました。
何故社会や歴史や政治のことを学ばねばならないのか?
もしかしたら、劇団員の中にはそういう思いを多かれ少なかれ抱えている人もいるかもしれません。
しかしそれを吹っ飛ばす勢いで馬奈木さんは憲法集会に人を、主に若者をどんどん引き入れていくのです。
そしてみんななんだかのせられて、一緒にやる気になっていきます。
それは、押しが強い、、、というだけでなく、馬奈木さんのお話が無茶苦茶面白いからなのです。

例えば馬奈木さんは、福島の原発の被害にあった方々のお話をする時に、
安積疏水のことから話し始めます。
農家の方々の土との闘いの歴史と、
それを奪われる苦しみは切り離せない問題であることを教えてくれます。
沖縄の話をする時は琉球王国のところからお話くださいました。
(資料に配った年表には石器時代からの沖縄の歴史が載っていました。)

豊富な知識をただ繰り出すのではなく、
いつもそれを馬奈木さんがどう捉えてどう評価しているのかまで惜しみなく私たちに伝えてくれる。
しかも理路整然と、ユーモアを交え、なんだかシニカルな笑みを浮かべながら。
そうして馬奈木さんのお話を聞いているうちに、
『歴史』と『政治』と『社会』と『人間』がひとつながりであることにいつの間にか気づかされるのです。
うまく言葉にできないんですが、その感じが
面白いんです!!

今回馬奈木さんは福島と沖縄のことを繋げてお話くださいます。

『あなたにとって、今回のテーマ沖縄(基地)と福島(原発)の問題の共通点はなんですか?』と馬奈木さんに質問したところ...

「矛盾の中に見える希望だ」
「沖縄も福島も大変な状況にある中、このままでは良くない。
この問題を解決していきたいという人が居る。そのことが希望だと思う」

...と、答えてくれました。
福島と沖縄に共通する問題の根っこのお話。
どんな風に展開されるのでしょうか?!

大規模な憲法集会もいいですが、こじんまりした、
ともに憲法のことを考える今回のような集まりは、
人と出会えることも醍醐味の一つだと思います。

東京演劇アンサンブルの『憲法集会』是非是非足をお運びください。お待ちしています!

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(文責:桑原睦)

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2015年6月14日
13時~16時半(12時半開場)

第7回 憲法集会 ~本当に「基地」と「原発」はやめられないのか?
ブレヒトの芝居小屋


東京演劇アンサンブルの今年の憲法集会のテーマは、
福島と沖縄に焦点をあてます。
明らかに深刻な人権侵害を受ける沖縄と福島の人々。
なぜこんなことになってしまっているのか!
この状況を打破できる方法はあるのか?
当事者の声に耳を傾け、
歴史的背景を紐解きながら参加者全員で未来を模索する集会にしたいと思っております。
是非ご参加ください!


参加費:500円(資料代として)


*プログラム*

1.オープニング
2.憲法前文の歌 (林光 作曲)
3.劇団員による寸劇
~法治国家崩壊
4.元山仁士郎さんのお話
~SEALDs・ゆんたくるー
5.本田歩さんのお話
~高校生平和大使

〈休憩〉

6.樽川和也さんのお話
~農家・福島原発訴訟(生業)原告
7.馬奈木厳太郎さんのお話
~弁護士

〈休憩〉

8.意見交換
9.エンディング
~流れる水と岩の歌(林光 作者.作曲)

(16:30 終了予定)

その後、交流会もあります!!!
※交流会参加の方は参加費500円になります。

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今回はいつもの憲法集会とは一風変わってちょっとお祭り雰囲気の屋台が出ます★ミ
若い方にも気軽に参加できるような雰囲気になっています!

予定している屋台を紹介します↓↓

★山田みきさんのおむすび屋
~會津の魅力(人・食・文化)をむすぶ* 笑むすび from 會津代表

★ちーこのサーターアンダギー屋
~劇団の照明担当ちーこが作る沖縄名物

★潤いドリンク屋
~矛盾した空間の味コーヒー
さんぴん茶
シークアーサージュース

★はらっぱ缶バッチ屋
~東京演劇アンサンブルの公演レパートリー【はらっぱのおはなし】と憲法集会がコラボしたオリジナル缶バッチ
缶バッチのデザインは【はらっぱのおはなし】で衣裳を担当した清野佳苗さんです!

★知りたい!読みたい本屋
~憲法集会にお招きしたゲストの方が持ち寄った書籍、東京演劇アンサンブルの販売書籍など

他には会場を彩る巨大な(長経2.3m、短経1.9m)の楕円形の憲法条文が刺繍された園サトルさん作パッチワーク!

こんなにぎやかな憲法集会は他にはない!?!?
見逃す、聞き逃すなんて勿体無い!
ぜひ、ふるってご参加下さい*
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聞いてみよう♪ 感じよう~その1

2015-06-08 10:32:20 | 芝居小屋企画
015年6月14日に東京演劇アンサンブルの活動拠点 @ブレヒトの芝居小屋で行うイベント!

【第7回 憲法集会 ー本当に「基地」と「原発」はやめられないのか?】
...へ向けてのBlogが今日から始まります!

毎日1つ記事を更新して行き、全7回の更新予定になっています。

多くの方に興味持ってもらえるよう、Blogも盛り上げて、
当日の内容やこの集会への想いを書いていきたいと思いますので更新を楽しみにして下さい♪

+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜

そんな記念すべき1回目の更新は、
この憲法集会の企画を立ち上げた、劇団の切羽委員長の洪美玉からの想いです!



憲法集会は今年で7回目になります。

これまで切羽委員会が中心になって実施してきました。

さてここでみなさん切羽(きりは)って何? って思われていることでしょう。
切羽とは炭坑の坑道の尖端、鉱脈を掘り進む人びとのことです。

今は亡き東京演劇アンサンブルの演出家・広渡常敏が、
劇団の切羽も演劇の革新という熱いこころを抱いて、
ゆくてもわからぬ未知の未来に向かって掘り進むのだという願いを込め命名し、
2002年に発足しました。

きっかけとなったのは、
哲学者の高橋哲也さんたちからの「コンパッション(共感、共苦)は可能か?」という問いかけでした。

日本軍の性奴隷にされた慰安婦にコンパッションできるか? という問題が、劇団を揺さぶったのでした。

芝居をやるものとしてコンパッションの不可能性にどう挑戦していくのか。
これは演技のあれやこれやのことではない、
役者の本人にかかわることで、その本人がどう歴史を検証し、
今自分の生きるこの時代をどう捉え、何を考えるのか、
そのことを大切に劇団は歩んできました。

そして私達は現場を知ること、当事者の声を聞こうとしてきました。
それは上手い芝居をするため、引き出しを増やすためではありません。

知ろうとする試みの中で他者を発見し、自分を発見する。
言葉の重みが変わっていく、
芝居が現実のエネルギーにもしかしたら呼応できるかもしれない契機が生まれる。
その可能性を求め、活動してきました。

今回は弁護士・馬奈木さんとの出会いのおかげで劇団員は福島に入ることが叶い、
得難い経験をしました。

東電と国を相手取る裁判の傍聴、原発事故の爪痕がいまだ生々しく残る現場をまわり、
仮設住宅に暮らす方々の生の声も聞かせて頂きました。
今回ゲストである樽川和也さんにも出会うことができました(ゲストの情報はまたアップします)。

またこれまで劇団は沖縄にも関心を寄せてきました。

問題山積の日本ですが、その中で今回は、
国策により現在深刻な人権侵害を受けている沖縄と福島を憲法集会のテーマとしました。

大学生、高校生のゲストもいます。

是非、多くの方に来ていただきたいと思っております。

自分達の問題として考え、何が出来るのか、していきたいのか、
沸々とわいてくるような集会にしたいと思っています。

今回は切羽を中心に11人の憲法集会実行委員で着々と準備を進めています。


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今回の憲法集会のテーマについて“なぜ、今、このテーマなのか!?”
ということが分かっていただけましたでしょうか(P*q'u'*)?

ちなみに! テーマといえば、今回のBlogタイトルのテーマについても少しお話ししたいと思います!

今回は劇団の新しい試みとしてPOPなポストカードサイズのフライヤーを用意しました。



そのメインのイラストを飾るのは、
東京演劇アンサンブルの公演レパートリー『はらっぱのおはなし』の衣裳に描かれている絵、
お腹にピースマークを付けたバッタです!

(ちなみにこのイラスト、はらっぱの衣裳プランナー清野佳苗さんのイラストになります♪)

『はらっぱのおはなし』は、「むかし、ここがはらっぱだったころ」...という言葉から芝居が始まります。

この脚本を書いた篠原さんは3.11後の子どもが自由に外で遊べなくなってしまったこと、
身近な自然に安心して触れることが出来なくなってしまったことを考え、この脚本を書いたと話して下さいました。

そんなフライヤーにもなった『はらっぱのおはなし』のエンディングの歌から今回のBlogのタイトルを取ることにしました!

♪聞いてみよう 感じよう♪

憲法集会当日も聞いて、感じて、心を動かして知る会になったらいいなと思っています!

では! 当日まであと少し!
次回の更新もお楽しみにっ♪


+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜

文責:正木ひかり、洪美玉

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2015年6月14日
13時~16時半(12時半開場)

第7回 憲法集会 ~本当に「基地」と「原発」はやめられないのか?
ブレヒトの芝居小屋


東京演劇アンサンブルの今年の憲法集会のテーマは、
福島と沖縄に焦点をあてます。
明らかに深刻な人権侵害を受ける沖縄と福島の人々。
なぜこんなことになってしまっているのか!
この状況を打破できる方法はあるのか?
当事者の声に耳を傾け、
歴史的背景を紐解きながら参加者全員で未来を模索する集会にしたいと思っております。
是非ご参加ください!


参加費:500円(資料代として)


*プログラム*

1.オープニング
2.憲法前文の歌 (林光 作曲)
3.劇団員による寸劇
~法治国家崩壊
4.元山仁士郎さんのお話
~SEALDs・ゆんたくるー
5.本田歩さんのお話
~高校生平和大使

〈休憩〉

6.樽川和也さんのお話
~農家・福島原発訴訟(生業)原告
7.馬奈木厳太郎さんのお話
~弁護士

〈休憩〉

8.意見交換
9.エンディング
~流れる水と岩の歌(林光 作者.作曲)

(16:30 終了予定)

その後、交流会もあります!!!
※交流会参加の方は参加費500円になります。

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今回はいつもの憲法集会とは一風変わってちょっとお祭り雰囲気の屋台が出ます★ミ
若い方にも気軽に参加できるような雰囲気になっています!

予定している屋台を紹介します↓↓

★山田みきさんのおむすび屋
~會津の魅力(人・食・文化)をむすぶ* 笑むすび from 會津代表

★ちーこのサーターアンダギー屋
~劇団の照明担当ちーこが作る沖縄名物

★潤いドリンク屋
~矛盾した空間の味コーヒー
さんぴん茶
シークアーサージュース

★はらっぱ缶バッチ屋
~東京演劇アンサンブルの公演レパートリー【はらっぱのおはなし】と憲法集会がコラボしたオリジナル缶バッチ
缶バッチのデザインは【はらっぱのおはなし】で衣裳を担当した清野佳苗さんです!

★知りたい!読みたい本屋
~憲法集会にお招きしたゲストの方が持ち寄った書籍、東京演劇アンサンブルの販売書籍など

他には会場を彩る巨大な(長経2.3m、短経1.9m)の楕円形の憲法条文が刺繍された園サトルさん作パッチワーク!

こんなにぎやかな憲法集会は他にはない!?!?
見逃す、聞き逃すなんて勿体無い!
ぜひ、ふるってご参加下さい*
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未必の故意のゆくえ~終

2015-06-05 02:41:17 | 芝居小屋企画
5月17日にスープ劇場【未必の故意】を終えて、2週間ちょっとが過ぎました。

当日劇場は満員で、出演者も緊張高まる中で泣いても笑っても1回きりの公演に向かいました!

終演後のスープを飲みながらのアフタートークでは会場からの発言も多く、
それだけ今回の公演が私たちにとっても、来て下さったお客様にとっても、
何か感じていただけた公演だったのではないかな? と思います。

観に来て下さった皆さま、応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました!


+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜


今回は“未必の故意のゆくえ~終”ということで、
ブログを今まで書いてきたメンバーの感想と、
特別に! 未必の故意の裏側をチラッとお見せしますので、どうぞ最後までご覧下さい♪


では、まずはブログ担当3回目の正木です↓

今回もブログを読んで下さったみなさんありがとうございました!
稽古期間の短い中で、どう面白いブログが書けるか考えて、今回は集合写真を芝居中の写真ではなく、ポーズをお願いして撮影したり、その時のNG写真をおまけとして載せてみたりしました!
楽しんでもらえたでしょうか(ノω`*)?
これからもブログと共に劇団の応援よろしくお願いします!!!


お次は、ブログ担当2回目の永野↓↓

読んで頂きありがとうございました!
毎回思うのですが、ブログで劇団員を紹介する為にその人のことについて考えると、
普段気付かなかったような意外な一面に出会ったり、
この人のこんな素敵な一面が芝居にも滲み出ているなぁーと嬉しくなったりします。
これからもこうして稽古場のリアルタイムをお届けできたら良いなぁと思っておりますので、
どうぞよろしくお願いしますっ!


次は初・ブログ担当の坂本さん!↓↓

正木さんに「ブログ、一緒にやらない」と声をかけられた時は、余り乗り気はしませんでした。
がっ、実際に書き始めるとあの時に見た一瞬の表情、
何気ない言葉などが、ワーと浮かび、
文章になっていく過程にゾクゾクしました。
私にとって書く行為は、相手の懐に入ることだったのではないかと思います。
照れ臭くもありましたが、ドキドキしながら書きました。
引き続き、東京演劇アンサンブをどうかよろしくお願いします。


最後は『未必の故意』演出・尾崎太郎より!↓↓

『未必の故意』をご覧になってくれたお客様方、
ならびに上演を応援して下さった方々、
皆様のお陰で僕らの公演はひとまず無事に終えることが出来ました。
幸い多くのお客様方に好評をいただいた事と、
キャスト陣がイキイキと本番の舞台で生きていた姿には充実感を感じる事が出来ました。
けれど一週間が経ち、個人的には、もっと演出者としてこうしておけば、
さらに俳優が魅力的になっていたはずなのにとか、
シーンの繋ぎは本当に甘かったな等々、
反省点に悶々とさせられています。
皆様からいただいた嬉しいご評価も、本当にありがたいご批判も、
反省しながらの悶々も、全て次の作品づくりに活かさねばと思います。
皆と精進し成長して、必ずよい舞台をお届けします。
今後も見守り、応援して下さい。
皆様の応援に恥じない舞台をきっとつくります。
どうか宜しくお願いします。


+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜


お・ま・け

未必の故意の裏側!ということで、
劇中に使われた曲の中で4曲は劇団で録音したものでした。
その録音の様子を写真と共に紹介します!



♪故郷(英語ver.)の録音の様子!
この3人は劇団入ったのが同期のメンバーです!
写真中央(山崎)と右側(永野)は歌声がそっくりで、
録音した歌をチェックする時でも本人たちが“どっちがどっちか分からない!?”と驚いていたり“笑



録音を見守る演出家の後ろ姿。
稽古だけでなく、チラシ作り、衣裳、舞台の建て込み、
そして録音まで未必の故意に関わる全ての場で熱心に見守り、想いや考えを伝えてくれました!



こちらもまた後ろ姿ですが、クミ子と江口のしりとりの場面で流れていた歌♪
Tea for two(日本語ver. 英語ver.)をソロで歌った永野。
自分自身に妥協を許さず、最後の最後までベストを尽くすよう長い時間頑張っていました!



縁の下の力持ち!4曲を支えてくれたのはピアノ伴奏をしてくれた“じゅりさん”こと上條珠理。
演出家の要望にその場で答えてアレンジを考えながら弾いて下さいました!



録音をしてくれたのは“くまさん”こと熊谷宏平。
本業はもちろん音響ではなく俳優ですが、今回は録音の場面で音響スキルが大活躍!
ピアノと歌のバランスを一生懸命聴きながら調整してくれました!



おまけのおまけ!?!?
録音の様子を見ていた坂本さんが、急に参加したくなったのか口笛をマイクに向かって吹いてました“笑
思わず恋人役の山崎も笑ってしまう微笑ましい時も...(ノω`*)


+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜+..+゜


スープ劇場『未必の故意』そして、ブログ【未必の故意のゆくえ~】今までありがとうございました!

今後の劇団の予定は6月14日(日)に【第7回 憲法集会~本当に「基地」と「原発」はやめられないのか?】をブレヒトの芝居小屋で開催致します。

こちらの準備の様子もブログで伝えていきたいと思いますので、ぜひ! チェックして頂けたら幸いです。

今後とも東京演劇アンサンブル、そしてブレヒトの芝居小屋をどうぞよろしくお願いします!!!
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