a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

撮影

2010-02-28 18:23:48 | 東京公演
今日はパンフレット用の写真撮影でした。

今回も、前回同様、松浦範子さん。
ここのところ続けてお願いしております。
最初は彼女の著作に触れて、
そこからの出会いでしたが、
最近は彼女の見る目というか、
独特の視点でとらえられる舞台写真が、
結構おもしろかったりします。



公演当日販売しているパンフレットなので、
ご興味ある方はぜひ!!

写真のほかにも、
出演者の文章や、
『ゲド戦記』の翻訳者でもある清水真砂子さんや、
編集者の松本昌次さん、演劇評論家の岩波剛さん、
仏文学者の渡辺一民さん、
といった方からの寄稿があります。

稽古場も、立ち稽古に入って熱気を帯びています。
東京演劇アンサンブルとしても、
『おんにょろ盛衰記』以来の木下順二作品となります。
ぜひ、大きな期待をお寄せください。
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看板

2010-02-18 14:36:27 | 東京公演
劇団には、看板娘ならぬ、
“看板班”というものがあります。
公演ごとに、劇団の表に掲げる看板を書き換えています。
それはそれは、手作業で、
見事な看板をいつも用意してくれます。

で、
3月公演の看板に変わりました。



新青梅街道を、
新宿方面から田無方面に向かうと、
左側にその看板が見えてきます。

今回も、
岡島茂夫の絵をベースにして素敵なチラシができており、
見事に看板に描かれています。

稽古は1月から始まり、
熱心に読み稽古が続いています。
木下順二の大作です。
なかなか一筋縄ではいきません。

どうぞ皆さん、ご期待ください。
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しのぶ会

2010-02-07 12:05:40 | 芝居小屋企画
昨日は劇団で、
岩田さんを偲ぶ会がありました。
僕にとっては劇団員ですが、
世間一般では、
声の世界の人。

有名どころでは、
『サザエさん』の伊佐坂先生役や、
『チャングムの誓い』のパク・プギョム役。
ですかね。

でも、今日は、
演劇仲間で偲ぼう、という感じ。
劇団員も合わせたら、100人くらい。
無くなってから3カ月くらい経ってるので、
冷静に思い出を語る、
という感じのあったかい会になりました。
これって、岩田さんの人柄かな、と思いました。

最後に息子の翼君が、
(彼は昴の俳優さん)
僕らとは違うイメージの岩田さんの話をした。
そのギャップに、みんな大笑い。

“芝居に対して真剣で、役者然とした人”
って感じで、
仕込みなんか手伝わないんだよね。
だから、苦手かと思ったら、
家出は器用に日曜大工をしていた………なんてね。

そんな、それぞれの思い出を語り合いました。

最後にもう一回、
一緒に仕事したかったよ。

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石巻市立中津山第二小学校

2010-02-05 23:11:30 | 旅公演
この学校の体育館は、
六角形。
珍しい形………ということで、
仕込みに若干てこずりましたが、
それでも予定より早く上がりました。
暖房があるので、
2F部分はけっこうあったかいんですが、
フロアーは極寒。
午前開演が、心配でした………。

朝一から暖めててくれてたおかげで、
何とか、なるくらいの気温。
2F部分にいる人は、
なぜか半袖………。


児童数が約150人と、
小さな体育館にもかかわらず、
程よい感じ。
肩寄せ合って、
寒さもしのげるしね。




うちの芝居小屋のような空間で、
良い緊張感。
子どもたちの反応が、
いちいちビビッドで、
やってる方も楽しい。
上から客席ごと眺めながら、
その光景をほほえましく見ていました。
特に低学年の子供たちの様子は、
一緒に観ている先生の笑顔とともに、
空間全体を暖めてくれてました。

終演後には、みんなでパチリ。


終演後、こんな感じで、
屈託なく子どもたちが寄ってくる。

サインを求める子どもたちが、
楽屋にけっこう押し寄せてましたね。

担当の先生たちに見送ってもらって、
あっという間の延期公演終了でした。
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塩竃市立第三小学校

2010-02-04 23:04:15 | 旅公演
インフルエンザのため、
ワークショップができなかった学校なので、
まずは公演前にワークショップ。
元気の良い低学年の子どもたち、
恥ずかしいのか、高学年の子たちはちょっと遠かった。
マスク姿もまだまだ多いので、
この辺は難しかったかな。


寒くて、開演まではジェットヒーター。


600人を越える児童数で、
大きな体育館がぎっしり。
特筆すべきは、
公演中、だれもトイレに立たなかったこと。
この季節の寒い体育館であるにもかかわらず、
すごいなぁ、と。
芝居に夢中になっていたせい、かしら?

本日出演の校長先生も、
子どもたちにうけてましたし、
悪くない熱演で、
ちょっとおもしろかった。
聞けば若き日に、
俳優を目指したとか、目指してないとか………。
もちろん、東京演劇アンサンブルに入りたかったそうな。

最後まで集中して観てくれて、
なんか、楽しい公演でした。
ちょっと写真が奇麗じゃないけど、
カーテンコール↓。


屈強な先生方の助っ人があり、
思いのほかスムーズなばらし。
事前には、ワークショップをしてないことなど、
不安なことはありましたが、
終わってみれば、感無量。
苦労と滞空時間の分だけ、
何だか、印象的な公演となりました。

そうそう、体育館の入口にあったボタンアート。
何だか、格好良かった。
特別学級の子たちが、
世界天文年ということで、
昨年作ったそうな。


さて、終演後は石巻へ。
途中松島の風景を横目で見つつ。


次の学校から見える風景。
やまなみ。
携帯だと、あんまりきれいに写らんなぁ。




夜は、
少し雪が降ってきて、
ホントに、寒い。
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寿司の街

2010-02-03 23:40:47 | 旅公演
『櫻の森の満開の下』、
ご来場ありがとうございました。
おかげさまで連日満席で、
たいへん評判も良く、
大盛況で終えることができました。
重ねてお礼を申し上げます。


さて、公演を終えて、
相変らずあわただしく、
2泊3日で、小旅に来ております。
お寿司の街、だそうです。

昨秋インフルエンザで延期になった学校での公演です。

そんな折、
出会いとは妙なもの。
9月に来た時には、病欠でお会いできなかった校長先生が、
実は労演の元会員さんだった!!
ようすけさんの『ブドリ』や、
『蛙昇天』を観ていたんだって!!

東京演劇アンサンブルということで、
今回の公演、応募してくれたそうです。
ありがたや、ありがたや。
劇団って、長くやってて良かったぁ。

久しぶりの体育館仕込み。
小学校とは思えない、
高~~~い天井。
苦労しましたけど、
タッパがあって、
きれいな装置に仕上がりました。


明日は午前開演なので、
凧上げのテクリハ(テクニカルリハーサル)も今日中。

寿司の街だそうなので、
夕食は、当然、


うまかったぁ。


そんなこんなで、
明日は、極寒の体育館で、公演です!!
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