a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

あけました

2018-03-24 13:41:27 | 東京公演
どうも、ブログ編集担当の篠原です。

昨日、ついに、本番初日を迎えました!!


初日といえば恒例
「初日祝い!」


結構盛り上がったようで遅くまで残っていたメンバーもいるようです。

そして今日はマチネです。

みんな初日を無事迎えられたようで昨日より少し落ちいている気がします。

落ち着いていると書きましたが、お酒が残ってないか心配でもあります笑

僕は前半音響オペレーターを、後半は学者の役としてでているのですが、オペレーションは全く慣れていないので重圧感はキャストとしてよりもずっと精神的にくるような気がします。。。

さてさてもうすぐ本番です。

それでは行ってきます!!

まだまだお席に余裕があるのでご連絡お待ちしております!


写真はミーティング後の様子




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

●2018年3月23日(金)〜4月1日(日)
●ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関)
●東京演劇アンサンブル公演
●作=マックス・フリッシュ 訳・ドラマトゥルク=松鵜功記 演出=小森明子



3/23金 19
 24土 14
 25日 14
 26月 19
 27火 19☆
 28水 19☆
 29木 19
 30金 19
 31土 14
4/ 1日 14

☆ Low Price Day 2500円

放火による火事が頻発しているある町
行商人が家にあがり込んで火を放ち
街の広範囲を焼き尽くしている
いつも同じ手口
それなのに止められない…
連日の報道に怯えながら
人びとは消防隊を組織した
さて、ビーダーマン氏は
毛生え薬で儲けた会社社長で
共同経営者を解雇したばかり
ある雨の晩
そのビーダーマン宅に
元レスラーという
ホームレスが訪ねて来る…

消防隊のコーラスとともにおくる
エンターテインメント・ブラック・コメディ
スイスを代表する作家
マックス・フリッシュの代表作

★チケット申し込み★
thhp://tee.co.jp/wordpress_3/?page_id=82
もし応援している役者がいらっしゃる場合はお手数ですが、直接劇団までお電話していただき、その役者の名前もお伝えください。
(03-3920-5232)

音楽 国広和毅
舞台美術 入江龍太
照明 真壁知恵子
音響 島猛
映像 三木元太
振付 町田聡子
衣裳 仙石貴久江・永野愛理
舞台監督 浅井純彦
制作  志賀澤子・辻尾隆子

●キャスト
ビーダマン         公家義徳

バベッテ          洪美玉

アナ            山﨑智子

シュミッツ         小田勇輔

アイゼンリング       松下重人

警官            大橋隆一郎

学者            篠原祐哉

クネヒトリング       坂本勇樹

クネヒトリング夫人     志賀澤子

コロスのリーダー     原口久美子
              竹口範顕
              永野愛理

コロス          雨宮大夢
              上條珠理
              坂本勇樹
              篠澤寿樹
              関英雄
              仙石貴久江
              永濱渉
              奈須弘子
              町田聡子
              真野季節
              三木元太
              和田響き

ブレヒトの芝居小屋 西武新宿線「武蔵関駅」北口より徒歩6分

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役者の仕事(アンサンブルの若いメンバーたちへ)

2018-03-21 20:51:55 | 東京公演
ずいぶん久しぶりに役者復活となりました、タイトルロールのビーダーマンを演じます、公家義徳です。

ビーダーマイヤーという言葉があります。19世紀前半(1815年から48年まで)のドイツやオーストリアを中心に、身近で日常的なモノに目を向けようとして生まれた市民文化の形態の総称ということだそうですが、そこからビーダーマイヤーはいわゆる”小市民”や”俗物”を表す言葉となり、次第に政治や国際情勢などには関心のない人々をも意味する言葉となっていったようです。


わたくしビーダーマンは葉巻とワインを優雅に嗜む居酒屋のヒーロー。

心臓を病んだ妻を心から愛する、増毛剤(インチキはげ薬)会社の社長です。仕事の上では非常に冷酷な面もありますが、その反面、彼はかなりのお人好しでもあります。
この物語はそんな彼が国家転覆を企む革命家…愉快犯?(笑)放火犯たちに目をつけられ…ひどい目にあわされる、というお話なのですが、さすがドイツ語圏では鉄板の人気作品、中身は一筋縄ではいきません。


よい脚本は本を読んですべてがわかるようには書かれていないものです。人間があってこその演劇です。そこで役者は自分の身体と感情をフルに使いながら、相手役とのやりとり(力学関係)を試しあうことによって、テキストの表面には描かれていないけれどもとても大切ななにかを、毎日の稽古場でひとつずつ丁寧に探り出していきます。わたしと役との距離の違いを発見していくことがまずは脚本解読のとても重要な鍵となります。といってもすべては誤読のまま…役を演じる人間が違えばその役の印象はずいぶん変わります。もちろん、あえて誤読を行うことで作品を創作する方法もあります。


ぼくたちは毎日の稽古で、もし、ある状況の中に人間が放り込まれたらどうなってしまうのか、そのような実験を繰り返し行います。そのためにはたくさんの知識や想像力、そして役者としての十分な経験が必要になりますが、なにより常に役者に突きつけられるのは“じぶん”とは一体何者であるのか?ということです。わたしという存在があるがゆえに、そのわたしが邪魔をして、白紙の状態から物語を解読することなど出来なくなってしまっているからです。


ぼく達は日常の中でもさまざまな演技をしています。ぼく達は目の前にいる相手に合わせてたくさんの顔を使いこなしています。わたしはひとりだけれど私の顔(こころ)はひとつではない…。家族と一緒のとき、会社の上司に対して、仲のいい友達との飲み会で…これらはまるで違う顔。あたりまえのことです。


役者が舞台上で自由に役を演じられるようになるためには、自由に呼吸をし、自由に考えることができる普段通りのじぶん、と非常に似た状態のじぶん=役、を創りだす必要があるのだと思います。”わたし”と“役”との距離があまりにもかけ離れてしまっていてはその場の状況に合わせて自由に考えることなどとてもできません。

脚本に描かれた人物を表面的にだけ解釈して、一面的な角度から見た人間を描こうとすれば間違いなく芝居のどこかに歪みが生じてしまいます。だからあらゆることを試しながら、役と自分との距離を探っていく。感情をズラすトレーニングも必要となります。毎日の稽古の中でじぶんの感情の出処とその可能性を探っていき、舞台上のいかなる瞬間でもじぶん自身のほんとうの心を動かせるような努力をしていくのです。稽古場では時には非常に苦しい時間を過ごすこともあります。演出家や相手役との関係が思うようにいかずに疑心暗鬼の日々を過ごすことだってあります。でも最終的にはそこに集うメンバーといまできる限りのものを追及し、現在のわたしを舞台上に表現していくのです。


演劇は正しさや答えの追求ではなく、その時代に生きる様々な人間の可能性と未来を探る行為なのだとぼくは思います(でなければシェイクスピア劇が現代に蘇ることはないのです)。いつだって役者はじぶん自身と向き合わなければなりません。じぶん自身の心の中に、敵も味方も存在するからです。役者は舞台上で常に何かの出来事に巻き込まれていきますので、いつだって真実の感情が揺さぶられることを求められます。役者は大勢の観客に見られていることを知りながら、心から悲しいシーンがあれば毎日涙も流しますし、その場で怒りが頂点に達してしまうことだってあるのです。それらの様々な出来事を毎日経験しながら、役者はじぶんならではの演技を舞台上で表現していかなければなりません。


ああ、だからもう、役者は大変!!


……だからこそ、演劇には尽きぬ魅力があるのだとは思いますが…ほんとうに、たいへん…なのです。
だからみなさん、心して芝居に取り組んでくださいね。


『ビーダーマンと放火犯たち』主人公のぼくはずいぶん精神的に追い込まれていくのですが、この物語はまったくのコメディーです。舞台上に登場すればいちいち面白くなければなりません…それが使命なのです。ということで、全身全霊を注ぎ込み、このバカバカしくも恐ろしい作品をお届けできるよう毎日の稽古に励んできました。稽古場での様々な出来事などを思い出しながら、ぜひ繰り返しこの文章を読んでみてください。

観客のみなさまはどうぞお楽しみに、芝居小屋へと足をお運びください。

よろしくお願いいたします。



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●2018年3月23日(金)〜4月1日(日)
●ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関)
●東京演劇アンサンブル公演
●作=マックス・フリッシュ 訳・ドラマトゥルク=松鵜功記 演出=小森明子



3/23金 19
 24土 14
 25日 14
 26月 19
 27火 19☆
 28水 19☆
 29木 19
 30金 19
 31土 14
4/ 1日 14

☆ Low Price Day 2500円

放火による火事が頻発しているある町
行商人が家にあがり込んで火を放ち
街の広範囲を焼き尽くしている
いつも同じ手口
それなのに止められない…
連日の報道に怯えながら
人びとは消防隊を組織した
さて、ビーダーマン氏は
毛生え薬で儲けた会社社長で
共同経営者を解雇したばかり
ある雨の晩
そのビーダーマン宅に
元レスラーという
ホームレスが訪ねて来る…

消防隊のコーラスとともにおくる
エンターテインメント・ブラック・コメディ
スイスを代表する作家
マックス・フリッシュの代表作

★チケット申し込み★
thhp://tee.co.jp/wordpress_3/?page_id=82
もし応援している役者がいらっしゃる場合はお手数ですが、直接劇団までお電話していただき、その役者の名前もお伝えください。
(03-3920-5232)

音楽 国広和毅
舞台美術 入江龍太
照明 真壁知恵子
音響 島猛
映像 三木元太
振付 町田聡子
衣裳 仙石貴久江・永野愛理
舞台監督 浅井純彦
制作  志賀澤子・辻尾隆子

●キャスト
ビーダマン         公家義徳

バベッテ          洪美玉

アナ            山﨑智子

シュミッツ         小田勇輔

アイゼンリング       松下重人

警官            大橋隆一郎

学者            篠原祐哉

クネヒトリング       坂本勇樹

クネヒトリング夫人     志賀澤子

コロスのリーダー     原口久美子
              竹口範顕
              永野愛理

コロス          雨宮大夢
              上條珠理
              坂本勇樹
              篠澤寿樹
              関英雄
              仙石貴久江
              永濱渉
              奈須弘子
              町田聡子
              真野季節
              三木元太
              和田響き

ブレヒトの芝居小屋 西武新宿線「武蔵関駅」北口より徒歩6分

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もうすぐ初日です

2018-03-20 22:44:43 | 東京公演
明日、明後日、明々後日はもう初日だ。

今回の舞台の特徴の一つは、舞台装置だろう。

今回は芝居小屋のギャラリーを使う。

いつもは照明、音響のブース等に使うことが多いのだが、そこが舞台となる。

伝聞によると、劇団がここへ移ってきた時、ギャラリーの鉄骨を劇団員の人力であげて、そこへの道筋として階段を作ったのだそうだ。

約40年前の話。


この芝居小屋の構造そのものが、舞台として活躍する。

いやあ、ここでよかったよねえ!

今回はキャットウォークも使うのさ。

この芝居小屋ならではさ!

松下重人(ヴィルヘルム・マリア・アイゼンリング)





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●2018年3月23日(金)〜4月1日(日)
●ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関)
●東京演劇アンサンブル公演
●作=マックス・フリッシュ 訳・ドラマトゥルク=松鵜功記 演出=小森明子



3/23金 19
 24土 14
 25日 14
 26月 19
 27火 19☆
 28水 19☆
 29木 19
 30金 19
 31土 14
4/ 1日 14

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放火による火事が頻発しているある町
行商人が家にあがり込んで火を放ち
街の広範囲を焼き尽くしている
いつも同じ手口
それなのに止められない…
連日の報道に怯えながら
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さて、ビーダーマン氏は
毛生え薬で儲けた会社社長で
共同経営者を解雇したばかり
ある雨の晩
そのビーダーマン宅に
元レスラーという
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音楽 国広和毅
舞台美術 入江龍太
照明 真壁知恵子
音響 島猛
映像 三木元太
振付 町田聡子
衣裳 仙石貴久江・永野愛理
舞台監督 浅井純彦
制作  志賀澤子・辻尾隆子

●キャスト
ビーダマン         公家義徳

バベッテ          洪美玉

アナ            山﨑智子

シュミッツ         小田勇輔

アイゼンリング       松下重人

警官            大橋隆一郎

学者            篠原祐哉

クネヒトリング       坂本勇樹

クネヒトリング夫人     志賀澤子

コロスのリーダー     原口久美子
              竹口範顕
              永野愛理

コロス          雨宮大夢
              上條珠理
              坂本勇樹
              篠澤寿樹
              関英雄
              仙石貴久江
              永濱渉
              奈須弘子
              町田聡子
              真野季節
              三木元太
              和田響き

ブレヒトの芝居小屋 西武新宿線「武蔵関駅」北口より徒歩6分

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口笛

2018-03-19 21:30:45 | 東京公演
ブレヒトの初期の作品「都会のジャングル」のマリー役で真野季節としてデビューしてから35年・・・(私のなかではついこの間の出来事なのに・・・時間が経つのは早い)

今回若者にまじってコロスの一員として出演します。

消防隊員でコーラス隊、みんなについていけば大丈夫と思っていたのだが・・・

ム・ム・ム、なかなかてごわい。



歌詞が、リズムが・・・身体に入ってこない。


国広さんの曲づくりは的確で面白い。


新曲ができてくるたびにワクワクしていたのだがさて自分のものにするには(すごく)時間がかかる、できるかな?

初日まであと数日・・・。

頑張ります!

まもなくブレヒトの芝居小屋にリリーマルレーンのメロディにのって口笛を吹きながら放火犯たちがやってくる。


皆様、是非観に来てください~。


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●2018年3月23日(金)〜4月1日(日)
●ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関)
●東京演劇アンサンブル公演
●作=マックス・フリッシュ 訳・ドラマトゥルク=松鵜功記 演出=小森明子



3/23金 19
 24土 14
 25日 14
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 27火 19☆
 28水 19☆
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 30金 19
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行商人が家にあがり込んで火を放ち
街の広範囲を焼き尽くしている
いつも同じ手口
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連日の報道に怯えながら
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さて、ビーダーマン氏は
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音楽 国広和毅
舞台美術 入江龍太
照明 真壁知恵子
音響 島猛
映像 三木元太
振付 町田聡子
衣裳 仙石貴久江・永野愛理
舞台監督 浅井純彦
制作  志賀澤子・辻尾隆子

●キャスト
ビーダマン         公家義徳

バベッテ          洪美玉

アナ            山﨑智子

シュミッツ         小田勇輔

アイゼンリング       松下重人

警官            大橋隆一郎

学者            篠原祐哉

クネヒトリング       坂本勇樹

クネヒトリング夫人     志賀澤子

コロスのリーダー     原口久美子
              竹口範顕
              永野愛理

コロス          雨宮大夢
              上條珠理
              坂本勇樹
              篠澤寿樹
              関英雄
              仙石貴久江
              永濱渉
              奈須弘子
              町田聡子
              真野季節
              三木元太
              和田響き

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いよいよシーン作り

2018-03-18 20:47:49 | 東京公演
今回、舞台監督兼食堂のおじさんの浅井純彦です。

いよいよ初日も近づき稽古も追い込みに入りました。


照明の吊り込み シュートも終わり、シーン作り真っ最中です。


シーン作りは大体いつも、お疲れ気味のベテランの代わりに、若い人がその立ち位置に立ち、進んでいくのだが、ここで本領を発揮するのが 永濱渉


立ち稽古の最中、プロンプターとしてセリフを出していたこともあり、また若くて普段からセリフの入りも良い渉。


台本を持たずにビーダーマン シュミッツ アイゼンリングなどの動きや長いセリフがバンバン出てくる。

それがまた大いにデフォルメしてやるから、その役者の特長や癖が出てて、ついつい笑ってしまう。周りが「あぁ〜、そうそう、あるある」となる。


稽古後の遅い時間にやるシーン作り。

時間も長くなりみんな疲れてくる中、こういう笑いは、場を和ませリフレッシュさせる。

その相棒が関英雄。

こちらは女性をやることが多く。妙に初々しくて、なかなか似合ってる。ほんのりと色気があるのが笑える。

このように、他のメンバーも入れ替わり立ち変わりその場に立って、明かりを作っていく。

その場面のキーになる明かりが決まれば、スーッと進んでいくが、それまでが遅々として進まないのが常だ。

今やっと後半にかかってきたが、あぁ〜二人 疲れて石の地蔵様になってしまった。

少し寝かしとくか!


さてこれからどんな明かりになっていくのか····


それも楽しみに、是非芝居小屋にお越しください。




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●2018年3月23日(金)〜4月1日(日)
●ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関)
●東京演劇アンサンブル公演
●作=マックス・フリッシュ 訳・ドラマトゥルク=松鵜功記 演出=小森明子



3/23金 19
 24土 14
 25日 14
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 27火 19☆
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 29木 19
 30金 19
 31土 14
4/ 1日 14

☆ Low Price Day 2500円

放火による火事が頻発しているある町
行商人が家にあがり込んで火を放ち
街の広範囲を焼き尽くしている
いつも同じ手口
それなのに止められない…
連日の報道に怯えながら
人びとは消防隊を組織した
さて、ビーダーマン氏は
毛生え薬で儲けた会社社長で
共同経営者を解雇したばかり
ある雨の晩
そのビーダーマン宅に
元レスラーという
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(03-3920-5232)

音楽 国広和毅
舞台美術 入江龍太
照明 真壁知恵子
音響 島猛
映像 三木元太
振付 町田聡子
衣裳 仙石貴久江・永野愛理
舞台監督 浅井純彦
制作  志賀澤子・辻尾隆子

●キャスト
ビーダマン         公家義徳

バベッテ          洪美玉

アナ            山﨑智子

シュミッツ         小田勇輔

アイゼンリング       松下重人

警官            大橋隆一郎

学者            篠原祐哉

クネヒトリング       坂本勇樹

クネヒトリング夫人     志賀澤子

コロスのリーダー     原口久美子
              竹口範顕
              永野愛理

コロス          雨宮大夢
              上條珠理
              坂本勇樹
              篠澤寿樹
              関英雄
              仙石貴久江
              永濱渉
              奈須弘子
              町田聡子
              真野季節
              三木元太
              和田響き

ブレヒトの芝居小屋 西武新宿線「武蔵関駅」北口より徒歩6分

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人知れず日陰に生える草のように

2018-03-16 18:14:28 | 東京公演
文字通り記録的な寒さも過ぎ桜の便りが待ち遠しい今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。

挨拶が遅れました、コロスの一員の篠澤です。

今回は「演出助手」について書いてみようかな、と。

皆さんのご存知の演劇周辺の用語でいくと「大道具」「小道具」「衣裳」などがありますがこれらはそれぞれ担当がいて「班」と呼ばれています。役割もおおよそ想像がつきますよね。

では、「演出助手班」とは何ぞや? 

と思うでしょうが、
いわゆる「何でも屋」です。
戯曲全体に関わる事象を調査したり、オペレーター台本を作成したり、先日の竹口の方言指導もこの範疇ですね。

私が担当したのは調査の項目です。

当劇団は翻訳劇が多い!……ので原典にあたって細かいニュアンスを調べたりしなければなりません。

翻訳者が存命ならば聞けばいいのですが、先方の都合がつかなかったり、既に亡くなっていたりする場合は調査することとなります。

現在では市民権を得ている「超訳」。

珍文奇文が出てくることが悩みのタネですね。

この作品ではないですがドイツ人しか出ない芝居なのに英語の名前で翻訳されているとか。

例:George 英語だとジョージ 独語だとゲオルゲ

外国語の慣用句がそのままだされたり。逆に巧く日本語翻訳に落とし込んでいる場合は爽やかな気持ちになります。


また日本語にしにくい事もあります。

今回で言えば、台本上ではGuten Tag.

シュミッツ こんにちは!
アナ    こんにちは。


ですが、原文では

Schmitz Guten Tag.
Anna Tag.


となっていて「Guten」が抜けています。

シュミッツの「良い日ですねえ!」

という挨拶に対し

アナは不快を顕わし「(あなたみたいな人に会うなんて今日が良い日なわけがないでしょう)こんにちは」

というふうになっているのです。ここら辺は実に難しいところですが、敢えて翻訳するならアナは

「ちわ」


ぐらいになるでしょうか。

シュミッツ役の小田とアナ役の山﨑の演技に注目です。



翻訳以外で行くと商品の調査。商品名が出てくると、実在のものかどうか、商品名の綴りはどうなっているかとか。

仕草とかもそうですね、ノックの回数とか、宣誓のポーズとか。


こうして文章にしない限り、まったく知られない仕事の一端を綴ってみましたがいかがでしたでしょうか。

桜は冬が厳しいほど美しく咲くといわれています。厳しい稽古を経て舞台に立つ我々も「ブラックコメディ」ですが美しくありたいと思います(笑)

では、皆様のご来場をお待ちしております。














あ、忘れてた。


今回は放火犯がでてくるのでその「技術・理論指導」とかしています(笑)

ビーダーマン氏の邸宅がどうなっていて、熟練の放火魔がその家を効率的に燃やし、街じゅうに火の海をもたらすにはどうしたらいいのか、アイゼンリング役松下と何度か話し合っております。



それでは今度こそ

皆様のご来場をお待ちしております。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

●2018年3月23日(金)〜4月1日(日)
●ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関)
●東京演劇アンサンブル公演
●作=マックス・フリッシュ 訳・ドラマトゥルク=松鵜功記 演出=小森明子



3/23金 19
 24土 14
 25日 14
 26月 19
 27火 19☆
 28水 19☆
 29木 19
 30金 19
 31土 14
4/ 1日 14

☆ Low Price Day 2500円

放火による火事が頻発しているある町
行商人が家にあがり込んで火を放ち
街の広範囲を焼き尽くしている
いつも同じ手口
それなのに止められない…
連日の報道に怯えながら
人びとは消防隊を組織した
さて、ビーダーマン氏は
毛生え薬で儲けた会社社長で
共同経営者を解雇したばかり
ある雨の晩
そのビーダーマン宅に
元レスラーという
ホームレスが訪ねて来る…

消防隊のコーラスとともにおくる
エンターテインメント・ブラック・コメディ
スイスを代表する作家
マックス・フリッシュの代表作

★チケット申し込み★
thhp://tee.co.jp/wordpress_3/?page_id=82
もし応援している役者がいらっしゃる場合はお手数ですが、直接劇団までお電話していただき、その役者の名前もお伝えください。
(03-3920-5232)

音楽 国広和毅
舞台美術 入江龍太
照明 真壁知恵子
音響 島猛
映像 三木元太
振付 町田聡子
衣裳 仙石貴久江・永野愛理
舞台監督 浅井純彦
制作  志賀澤子・辻尾隆子

●キャスト
ビーダマン         公家義徳

バベッテ          洪美玉

アナ            山﨑智子

シュミッツ         小田勇輔

アイゼンリング       松下重人

警官            大橋隆一郎

学者            篠原祐哉

クネヒトリング       坂本勇樹

クネヒトリング夫人     志賀澤子

コロスのリーダー     原口久美子
              竹口範顕
              永野愛理

コロス          雨宮大夢
              上條珠理
              坂本勇樹
              篠澤寿樹
              関英雄
              仙石貴久江
              永濱渉
              奈須弘子
              町田聡子
              真野季節
              三木元太
              和田響き

ブレヒトの芝居小屋 西武新宿線「武蔵関駅」北口より徒歩6分
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シュミッツとワシ

2018-03-15 18:31:17 | 東京公演
こんにちは、小田勇輔です。

今回、「ビーダーマンと放火犯たち」の放火犯である、元レスラー”シュミッツ・ヨーゼフ”役をやります。


シュミッツは、あるサーカス団でレスラーとして活躍していたのですが、人間として見てくれないサーカスの団長を焼き殺した過去を持っている男。



この役を演じるのは、本当に難しい。


しかし、やっているとすごく面白い役でもあります。



ホームレス!

放火犯!

元レスラー!

シュミッツよ、お前は一体どんな人生を歩んできたんだよ!?



心の中でそう叫びながら毎日稽古しています。

超面白くなる舞台になります。

だから今とてもコワイです。。。


ちなみに私は全部大阪弁でセリフを言っています。

こてこてのシュミッツ・ヨーゼフをどうぞよろしくお願いします。

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●2018年3月23日(金)〜4月1日(日)
●ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関)
●東京演劇アンサンブル公演
●作=マックス・フリッシュ 訳・ドラマトゥルク=松鵜功記 演出=小森明子



3/23金 19
 24土 14
 25日 14
 26月 19
 27火 19☆
 28水 19☆
 29木 19
 30金 19
 31土 14
4/ 1日 14

☆ Low Price Day 2500円

放火による火事が頻発しているある町
行商人が家にあがり込んで火を放ち
街の広範囲を焼き尽くしている
いつも同じ手口
それなのに止められない…
連日の報道に怯えながら
人びとは消防隊を組織した
さて、ビーダーマン氏は
毛生え薬で儲けた会社社長で
共同経営者を解雇したばかり
ある雨の晩
そのビーダーマン宅に
元レスラーという
ホームレスが訪ねて来る…

消防隊のコーラスとともにおくる
エンターテインメント・ブラック・コメディ
スイスを代表する作家
マックス・フリッシュの代表作

★チケット申し込み★
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もし応援している俳優がいらっしゃる場合はお手数ですが、直接劇団までお電話していただき、その俳優の名前もお伝えください。
(03-3920-5232)

音楽 国広和毅
舞台美術 入江龍太
照明 真壁知恵子
音響 島猛
映像 三木元太
振付 町田聡子
衣裳 仙石貴久江・永野愛理
舞台監督 浅井純彦
制作  志賀澤子・辻尾隆子

●キャスト
ビーダマン         公家義徳

バベッテ          洪美玉

アナ            山﨑智子

シュミッツ         小田勇輔

アイゼンリング       松下重人

警官            大橋隆一郎

学者            篠原祐哉

クネヒトリング       坂本勇樹

クネヒトリング夫人     志賀澤子

コロスのリーダー     原口久美子
              竹口範顕
              永野愛理

コロス          雨宮大夢
              上條珠理
              坂本勇樹
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              仙石貴久江
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              真野季節
              三木元太
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大阪ことば

2018-03-13 15:49:10 | 東京公演
コロスの一員を演じます、竹口範顕です。

わたしは大阪で生まれ育ったので、母語は大阪のことばです。今回の舞台には、その大阪ことばで話す登場人物がいます。小田勇輔が演じる放火犯·シュミッツです。

悪役だから大阪弁にしたわけではありません。慣れ親しんだことばを使うことで出てくる小田勇輔の味わいが、この役には良いと思われたからです。そう、彼もわたしと同じ大阪の出なのです。

 大阪弁のもつ、そこはかとない親しげな響きと、母語を使うことで表に出てくる彼の愛嬌が、シュミッツという悪役を魅力的にしています。おそらく今回最も気になる登場人物の一人ではないでしょうか。

 ところで、標準語で書かれたシュミッツのセリフは、主にわたしが大阪のことばに直していったものです。小田勇輔自身でやればよさそうなものですが、標準語から方言への変換にも得て不得手があるのか、彼には難しかったようです。

 しかし驚いたのは、その彼に大阪ことばの指導が必要だったこと。(笑)

 聞いてみると、大阪で暮らしていた時に、彼の回りには標準語圏から来た友人が多かったといいます。
普段は標準語イントネーションで話すわたしも、大阪独特の言い回しにはもう忘れてしまったものがあります。とはいえイントネーションはなかなか忘れないもの。
「大阪の人間が大阪の人間に方言指導てなんやねんな?」

と笑っていたのは2か月前の話。今では小田勇輔も勘を取り戻したのか、ええ感じの大阪のおっちゃんになってます。
どうぞお楽しみに。

写真はビーダーマンの家にやって来て飲み食いするシュミッツ。

小田勇輔の食いっぷりはパントマイムでも本当に美味しそう




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●2018年3月23日(金)〜4月1日(日)
●ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関)
●東京演劇アンサンブル公演
●作=マックス・フリッシュ 訳・ドラマトゥルク=松鵜功記 演出=小森明子



3/23金 19
 24土 14
 25日 14
 26月 19
 27火 19
 28水 19
 29木 19
 30金 19
 31土 14
4/ 1日 14

 前売り一般     3800円
 当日        4500円
 前売りU-25     3000円
☆ Low Price Day 2500円

放火による火事が頻発しているある町
行商人が家にあがり込んで火を放ち
街の広範囲を焼き尽くしている
いつも同じ手口
それなのに止められない…
連日の報道に怯えながら
人びとは消防隊を組織した
さて、ビーダーマン氏は
毛生え薬で儲けた会社社長で
共同経営者を解雇したばかり
ある雨の晩
そのビーダーマン宅に
元レスラーという
ホームレスが訪ねて来る…

消防隊のコーラスとともにおくる
エンターテインメント・ブラック・コメディ
スイスを代表する作家
マックス・フリッシュの代表作

★チケット申し込み★
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もし応援している役者がいらっしゃる場合はお手数ですが、直接劇団までお電話していただき、その役者の名前もお伝えください。
(03-3920-5232)

音楽 国広和毅
舞台美術 入江龍太
照明 真壁知恵子
音響 島猛
映像 三木元太
振付 町田聡子
衣裳 仙石貴久江・永野愛理
舞台監督 浅井純彦
制作  志賀澤子・辻尾隆子

●キャスト
ビーダマン         公家義徳

バベッテ          洪美玉

アナ            山﨑智子

シュミッツ         小田勇輔

アイゼンリング       松下重人

警官            大橋隆一郎

学者            篠原祐哉

クネヒトリング       坂本勇樹

クネヒトリング夫人     志賀澤子

コロスのリーダー     原口久美子
              竹口範顕
              永野愛理

コロス          雨宮大夢
              上條珠理
              坂本勇樹
              篠澤寿樹
              関英雄
              仙石貴久江
              永濱渉
              奈須弘子
              町田聡子
              真野季節
              三木元太
              和田響き

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ヘルメット

2018-03-12 14:42:56 | 東京公演
3月に入り少しずつ春めいて参りましたが、いかがお過ごしですか。

コロス役の原口久美子です。




年明けから始めた『ビーダーマンと放火犯たち』の稽古ですが、本番まであと10日あまりとなりました。




演出家から「コロス隊でちゃんとしたコーラスを聴かせたい」という無茶振りとも思える命を受け、私、音大出身であったことを久しぶりに思い出し、ビシビシ。。。指導。。。して参りました。




役者はみんな特別な訓練を受け、歌が上手なんじゃないかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。みんな歌に対してコンプレックスを抱えているものばかり。音程を取るために四苦八苦の日々。

意外と難しいのが同じ音の連続。

日本語の“ことば”は高低があるので、同じ音だと相当意識しないと、微妙にあっち行ったりこっち行ったり。

で、何が違っているのかわからない…う~ん…。

自分が出している音、自分の体の状態。自分と向き合いながら歌の稽古は進みます。

さて、本番どうなっているか。ご期待ください。




私たち、コロスでありながら消防隊でもあるため、衣裳はヘルメットにツナギ。

かつて「エプロン女優」「裸足女優」と言われた私、近年では綺麗なお衣裳を着せていただくことも多く、モンペからドレス、着物、ある程度着こなす自信があったのですが。。。今回、コロス仲間の若い劇団員から「あー原口さん衣裳に着られてる」と笑われてしまいました。😂

本番までには似合うようになってる、はずです。




芝居の稽古も白熱してきました。

舞台、客席の設営に続き、照明、スライド、小道具、衣裳等々まだまだやることがいっぱい。体感時間が加速していきます。


ブレヒトの芝居小屋でお待ちしています。

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●2018年3月23日(金)〜4月1日(日)
●ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関)
●東京演劇アンサンブル公演
●作=マックス・フリッシュ 訳・ドラマトゥルク=松鵜功記 演出=小森明子



3/23金 19
 24土 14
 25日 14
 26月 19
 27火 19☆
 28水 19☆
 29木 19
 30金 19
 31土 14
4/ 1日 14

☆ Low Price Day 2500円

放火による火事が頻発しているある町
行商人が家にあがり込んで火を放ち
街の広範囲を焼き尽くしている
いつも同じ手口
それなのに止められない…
連日の報道に怯えながら
人びとは消防隊を組織した
さて、ビーダーマン氏は
毛生え薬で儲けた会社社長で
共同経営者を解雇したばかり
ある雨の晩
そのビーダーマン宅に
元レスラーという
ホームレスが訪ねて来る…

消防隊のコーラスとともにおくる
エンターテインメント・ブラック・コメディ
スイスを代表する作家
マックス・フリッシュの代表作

★チケット申し込み★
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もし応援している役者がいらっしゃる場合はお手数ですが、直接劇団までお電話していただき、その役者の名前もお伝えください。
(03-3920-5232)

音楽 国広和毅
舞台美術 入江龍太
照明 真壁知恵子
音響 島猛
映像 三木元太
振付 町田聡子
衣裳 仙石貴久江・永野愛理
舞台監督 浅井純彦
制作  志賀澤子・辻尾隆子

●キャスト
ビーダマン         公家義徳

バベッテ          洪美玉

アナ            山﨑智子

シュミッツ         小田勇輔

アイゼンリング       松下重人

警官            大橋隆一郎

学者            篠原祐哉

クネヒトリング       坂本勇樹

クネヒトリング夫人     志賀澤子

コロスのリーダー     原口久美子
              竹口範顕
              永野愛理

コロス          雨宮大夢
              上條珠理
              坂本勇樹
              篠澤寿樹
              関英雄
              仙石貴久江
              永濱渉
              奈須弘子
              町田聡子
              真野季節
              三木元太
              和田響き

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マックス・フリッシュ祭

2018-03-10 13:01:04 | 東京公演
こんにちは。
コロス役の上條珠理です。
あっという間に3月が過ぎて行きます(汗

国弘さん作曲の、摩訶不思議な歌の数々を毎日歌いながら自転車通団(約30分)しております。




さて今月は、大阪と東京にてマックス・フリッシュの作品が上演されます。


大阪、清流劇場さんでは只今『アンドラ』を上演中です!





こちらは『ビーダーマン』とは全く異なりユダヤ人問題をベースに、人々の偏見や先入観、差別的言動、思い込みにより追い詰められそれを受け入れてしまう青年のお話です

あらすじを読んだ時から、心引かれる作品でありましたが、実はその青年アンドリを演じるのが昔からの友人である高口真吾氏!

更に初日の7日は稽古が休み!

これはもう、「運命と名付けられる」!
と思い立ち、行って参りました大阪!

夜行バスで0泊3日の旅、本当っに辛かったですが、良いもの観させて頂きましたので、悔いはありません。色々なヒントや勇気やる気を貰いました !

初めて読んだ時は、2つの戯曲のあまりの違いに戸惑いましたが、フリッシュの民衆に、自国スイスに対する厳しい目、そして現代を生きる私達への沢山の問いかけが、双方の芝居に込められております。


清流劇場さんの『アンドラ』は、大阪天王寺の一心寺シアター倶楽にて11日(日)まで上演中です。
http://seiryu-theater.jp



そしてそして、『ビーダーマンと放火犯たち』は初日まであと2週間!

この東西フリッシュ祭を、是非ともお見逃しなく
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