大会は、それぞれの選手に物語を生みます。
その物語には、楽しいものもあれば、辛いものもあるでしょう。
今大会の彩夏の物語は、その後者の方になりました。
水曜日の練習で手応えをつかみ、当日のアップも順調にこなし、爽やかな表情でスタートラインに立ちました。
ピストルの反応も良く、組のトップクラスで1台目のハードルに向かいました。
そこでまさかの転倒。
その後起き上がり、健気にゴールは切りました。
左手と両膝には痛々しい擦り傷がありました。
彩夏の2年の夏は終わりました。
しかし、物語はこれで終わりではありません。
逆に、今始まったばかりなのです。
ハードルの世界では、1台目で転倒する者は見込みがあると言われます。
それは、余程後半に自信がある人を除けば、1台目の重要性は誰もが知るところだからです。
そこに果敢に挑んだ結果に、我々は決して責めることはありません。
逆に、これからの可能性を感じたレースでした。
今年は、8月の記録会、9月の新人戦、そして10月の県ジュニアへと道はつながります。
そして1年後、中学生・彩夏の物語の完結に向けて、今日から歩みを進めましょう。
15時からの定期練習に参加する小学生たちは、中1男女、共通男女の400mRにくぎ付けになっていました。
そこが狙いだったのです!
これで7月第1週の県中学選手権から3週続けてのリレー観戦、メンバーの目には何が映ったのでしょうか?
しかし、練習を開始して間もなく雷雨に見舞われ、2時間の練習時間が実質1時間余りとなってしまいましたが、元気に行いました。
練習内容です。
1.静的ストレッチ、jog、体操
2.体幹力アップのトレーニング
3.リズムとジャンプのトレーニング
4.体重移動のトレーニング
5.100mウェーブ走(4分割×1、3分割×1)
6.100m走
7.jog、体操
大変な天気の中、お疲れ様でした!