棒高跳や投擲種目など、用具と一体となった種目を除き、陸上競技で使用する用具は「シューズ」のみです。
シューズは、単に走ったり跳んだりするためのものではありません。
私たちの足を守ってくれる大切な用具なのです。
陸上競技をやっている高校生くらいになればいないと思いますが、小学生や一部の中学生には足にフィットしていないシューズで走っている人が結構いるのではないかと思います。
チームに入ってくる子供達には、最初にシューズのチェックをしています。
親が余程理解しているか、購入する際に店員さんから説明でも受けない限り、ちゃんと履いている子は少ないです。
間違っても、スポンと履けてしまうシューズはいけません。
履くときは、しっかり紐を緩めて、足を入れたらまずは踵をトントンとシューズとフィットさせて、足先の紐からしっかりと絞めていきます。
速く走る前に、足を守ることから始めましょう。
また、これからの冬期練習においては、濡れたトラックを走ることがあります。
その際にスリップしないように、靴底も事前にチェックしましょう。