青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

甲州の風に吹かれて。

2022年04月05日 17時00分00秒 | 中央東線

(甲斐路の春のひととき@勝沼・甚六桜)

春の勝沼の定番桜構図とも言える、いわゆる「HDS俯瞰」。ここからの眺めが存外好きなので、毎年ここから構えてしまう。勿論ハッピードリンクショップの自動販売機で好きな飲み物を買って、道のガードレールに寄り掛かってお目当ての列車を待つ時間の心地よさ。暫し全ての事を忘れて、この春の甲州の空気に身を委ねてみる。茅ヶ岳に連なる甲府盆地の外輪山の稜線が青く眩しく、そしてその向こうの南アルプスは真っ白に冠雪している。前の日の氷雨は、山の上では雪だったようで。

ここで狙うは竜王発根岸行きの石油返空列車80レ。冬の燃料需要期もそろそろ終盤戦ですが、ここのところのガソリン高騰は消費者にどのような心理を及ぼしているのだろうか。最近自分もスタンドでガソリン満タンにすると平気で8,000円とかかかってしまうんで、さすがに負担大きいですよね。4月からまた首都高が値上げしたとか聞くと、ガソリン+高速代込みで鉄道運賃が有利という事になりはしないかなと。特に内陸はガソリン高いですよねえ。長野とかさ。


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