青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

旅納め、飲み納め

2006年12月31日 08時06分33秒 | 日常
(写真:デハ801型@本銚子駅)

昨日は品川で忘年会。忘年会っつーか、BOSK杯の精算日でした。
結果はリンクに飛んでいただければ分かる事なので特にコメントなし(笑)。
何となく現状の熱意の順番のような気がするが…
品川に超高級魚民があるなんて知りませんでしたよ。
ギョミンで1万近く払う事になるとはね(笑)。

忘年会の前に時間があったので、ホリデーパス使って銚子まで行って来た。最近出掛けてないのと、久々に一日写真を撮りながら町歩きをしてみたいなあと思ってたんでね。そう言うワンデイ・トリップのニーズを満たすには、銚子辺りは手頃なサイズの場所であるように思います。年またぎは「初日の出」でクソ混むだろうから、一日前に。

普段出勤するのと同じ時間に自宅を出て、横須賀線と総武線を乗り継いで銚子まで3時間。昨日はホントに天気が良かったんで、犬吠の駅から歩いて太平洋に出てみると、そこからは金波銀波に輝く海原が広がっておりました。さすがに太平洋なので、内房と比べて打ち寄せる波も豪快。東映映画のオープニングで使われた事もあるそうな。自分はあんま映画見ないんだけど、こんなイメージだったっけw紺碧の空に向かってすっと立つのは犬吠埼灯台。中に入るのにはカネが必要らしいので、見てるだけだったけどw

銚子半島を歩いてみると、銚子駅周辺以外はキャベツ畑ばかりが広がる農村地帯。その農村地帯の丘陵地の中を、銚子電鉄が最高時速40km/h程度でゴトゴトと走っている。先月のHPでのSOS発信から、全国からの濡れせんべいの注文やこう言った自分のような訪問客が増えて、何とか明日の初日の出列車を走らせる事が出来るそうだ。昨日はデハ1002型とデハ801型が走っていたのだが、自分の濡れせん代も何がしかの車両の修理費用に使われた事と思われる。オヤジが府中のスタンドの柱にしがみついて、「この柱の一本くらいオレが立てたんだ!」と言うようなそんな感覚なんだろうか(笑)。里親気分と言うか。微力ながら役に立ってるのなら何よりだがね。

森を抜けて(観音~本銚子間)
デメキン顔?(デハ801型)
青空に月が浮かんで…(犬吠~外川間)
海へ向かう坂道(外川の町並み)

それにしても、あのニュースを最初に見付けた時は、こんなムーブメントになるとは思わなかったけど…とりあえずつつがなく年越しを迎えられたようで。お隣の鹿島鉄道は廃線が決まったらしく、地方交通への逆風は続く。厳しさは年が明けても続くのでしょうが…

美味しい濡れせんべいが買えなくなったら、ちと寂しい。
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