青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

芝桜はワシが育てた

2009年04月27日 22時04分18秒 | 日常

(画像:富士芝桜まつり)

今日は1001回目。
昨日は1000回記念ドライブと言う事で、富士山麓の芝桜を見に行って来ました。
最近は芝桜ってのも、桜以降の花見としては完全に定着した感じもありますねえ。

ここは、昨年富士急行が何もない本栖湖の原野を切り開いて作った芝桜の公園です。
70万本と言うのが首都圏最大級らしいが。
本当は29日からの予定だったのだが、開花が進んでオープンが早まったそうで…
どうせGWは鬼混みだろうし、ならばプレオープンの今週末だろ!
って事で来てはみたのですが、プレでもかなりの人出でした。

 

芝桜は花の色の鮮やかさと、そのパッチワーク感覚に楽しさがあります。
優雅にカーブを描きながら、色彩豊かに原野を彩る。
人出は多くとも園内は広く開放感があって、高原らしいおおらかな感じの雰囲気。
施設や駐車場はまだまだ仮設ですが、秩父より全然いいですね。
去年の秩父の芝桜、確かにきれいだったんだがあまりにも混んでいてねえ。
秩父は有名になり過ぎたのかな。
HPでは5分咲きと言う案内だったんだが、十分見事です。
芝桜自体が物凄くビビッドなものだから、写真映えする花ですね。ほんと。

 

園内には真ん中に大きな池があって、池越しに大きな富士を望む事が出来ます。
その「池越し富士と芝桜」を狙って、当然の事だがカメラの砲列が出来る。
自分で言うのもなんだが、最近のカメラブームと言うのは改めて侮れないですね。
実際こう言う写真映えする場所には、私含めて人が集まってしまうのだから。
風は強いが空は快晴、しかし富士山だけは相変わらず難しい山だ。
粘るカメラマンをあざ笑うかのように、山頂付近から次々と雲が湧き上がる。

カメラは好きだが、粘るのは苦手な私。
本栖湖の湖岸から今一度富士を…見るのだが、やっぱり雲隠れ。
この構図を見ると、「モーターボートニュース」って字幕が欲しい感じですが(笑)。
本栖湖から養成所が消えて何年になるのやら。
青い湖面はひっそりと静まり返るのみ。

私が写欲を満たした後は、富士川沿いを南下し富士宮へ。
富士宮やきそばの名店「さの食堂」。
以前嫁さんにここの焼きそばを食べさせてあげたのだが、すっかり気に入ってしまったらしく。
さすが日本一のB級グルメと言ったところか。

ラードが染み込んだ固めの麺に、謎肉としか言いようがない豚肉の小片。
甘酸っぱいソースに粉状のいわし粉がたっぷりかかって、やっぱり美味しいです。
口の回りが脂でテロテロになるのもご愛敬。
以前秋元康が「B級グルメは高カロリーじゃないと!」みたいな事を言っていたが、
なるほどそれは言い得て妙である。
体に悪そうなものほど美味い訳ですから。

 

食後の散歩は富士浅間神社。
大鳥居の向こうに、午後の真っ青な青空と富士山。
こんな景色を特に当たり前のように見ている富士宮市民が、ちょっと羨ましい。

ブログは1000件、こちらは浅間。
狙った訳ではないが、ちょうど語呂もいい(笑)。
今後の当ブログの発展と、読者の皆様のご健勝を祈って!
二礼・二拍手・一礼。

富士山の雪解け水が、溶岩流の下を通ってこんこんと湧き出す湧玉(わくたま)池。
芝桜とは違う新緑の眩しさに心が癒されます。

富士の嶺の 水清らかに 湧くように
ネタも湧け湧け 枯れる事なく   

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