(夏草のカーブにて@市場~大村間)
午後の日差し傾き、少しは風も涼しくなってくるのかと思いきや、北播の夏はその温度を緩めることもなく・・・三木を過ぎると、粟生線の本数は更に少なくなってしまうので、いきおい線路端に立っている時間も長くなってしまう。小野から先は基本的に毎時1本になってしまうのは、まがりなりにも神戸都市圏の交通を担う鉄道会社というには何とも心もとない。取り立てて何がある訳でもないような半農半住の住宅街の片隅で立っていると、虫取り網を持った子供たちが自転車で颯爽と通過していった。なかなかにしんどい神鉄行脚だが、30分以上待ってようやく現れた新開地行きの電車が、夏草の向こうからやって来た。
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