青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

変わるもの変わらないもの

2017年03月17日 18時00分00秒 | JR(貨物)

(錆びた転轍機@南四日市駅構内)

と言う訳で、長きに亘ってお送りして来た愛知機関区スペシャルもこれにて終了。ダイヤ改正前の石油需要期に行っておきたかったので自分としては満足。折しも3月上旬にJRのダイヤ改正がありましたが、特に愛知機関区関連では石油輸送列車が一部列車を除いて臨時扱いに格下げと言うのが大きい動きでしたね。2017年3月末より四日市の石油精製施設のうち、コスモ石油四日市の石油精製施設を1基停止するという合理化がスタートする事から、何らかの動きがある事は想定されていたようですが…


国内の状況を見ても自動車の省エネ化によるガソリン需要減を筆頭に燃料需要は下落傾向にあり、また生産設備の統合や集約化は毎年のように行われていますから、そのロジスティクスを支える鉄道貨物の需要も厳しい事は言わずもがななんでしょう。ただ、元々石油輸送は冬場のピーク時以外はさほど活発に動くわけでもないですし、中央道の恵那山トンネルを大型ローリーが通過出来ないという現状が変わらない限りは、改めて臨時化後に列車ごとの運用パターンが構築されるのではないかと思ってはいます。毎日ではないにしろ月・水・金の運転とかね。また、愛知機関区のDF200の運用が発表されていて、早朝に四日市へ下る5263レ→5282レのスジと午後に塩浜へ向かう75レ改め臨8075レ→6286レの流れで動くようです。今のところ運用に入ったという話は聞きませんが、来シーズンの燃料需要期は夕方の塩浜バルブでDF200を撮影する事になるんでしょうねえ。75レのスジって夕日ギラリが狙えるから原色カマなんか入ったら結構な大騒ぎになる人気の列車だったんですけどね。


ま、変わるものと変わらないものがあるのは世の習いなら、それを見届けつつ楽しむしかないですよね。
いずれにしろ二日間楽しかったし、引き続き愛知機関区の動向からは目が離せません。
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