青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

空のキャンパス

2005年01月23日 22時06分39秒 | 日常
タイトルから加齢臭が漂ってるって言うな(笑)。

ホコホコとした気分で山を降りると、冬の早い陽は落ち始めて夕方。西伊豆は西側が海に開けて夕陽の美しい場所としても有名だと言うことで、黄金崎にて夕陽を見ることに。
本州(特に太平洋側)ではなかなかそういうロケーションになっている場所自体が少ないので、実際まじまじと夕陽を見た事はなかった。日の出なら良く見てるんだけどね。朝早いのは平気な人間なんで…まあ、「夕陽」という言葉の持つロマンチックなイメージに気恥ずかしさを感じてしまっていたのは内緒だw

岬の岩場の断崖の上、手すりにもたれて沈む夕陽を見る。
オレンジの火の玉が海に融け、融けた色は広がりながら海を染める。
あんなに威張っていた太陽もだんだんと光の波長を弱め、元気玉→熟した柿の実→卵の黄身→最後には線香花火の玉になって、もはやこれまで…とバケツにポトリと落ちるように、水平線にジュワっと音を立てながら消えて行きました。
あっという間の出来事は、叙情と余韻と後ろ髪。
うーん…

はじめて見たが、なかなか(・∀・)イイ!!
中村正俊(・∀・)イイ!!(違)
モイチタンフカーツ(・∀・)イイ!!(ついで)
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いいとこめーっけ

2005年01月23日 17時27分46秒 | 日常
2週間ぶりの休みなんで、Fさんと伊豆へ行って来た。

好天に恵まれ、横浜青葉から裾野IC~r21~三島からR136(伊豆中央道→修善寺道路)~修善寺から舟原峠を越えると、山並みの向こうにキラキラ輝く駿河湾が見えて来た。
土肥から駿河湾沿いを南下し堂ヶ島へ下る。

駿河湾沿いのR136を一言で言うと「ベタだが絵になる」ドライブコース。適当なワインディングと輝く海とピカピカの富士。八木沢、宇久須、安良里、田子と小さな漁村を縫ってスイスイと走る。線形がしっかりしているのか、意外に走りやすく距離が稼げる。車も少ないしね。
ジイちゃんとの思い出の堂ヶ島の遊覧船に乗りたかったんだが風が強く残念ながら欠航。国道沿いの食堂で本場の伊豆のキンメダイ定食を(笑)。ドカンと一匹キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!!(←喜び過ぎ)意外に甘くなくさっぱりとしたお上品な味付け(お上品なだけあってソコソコいい値段はしたが)。前のイケスで伊勢エビが昼寝こいてたんだが、一匹くらいパクってもバレなかったな(笑)。

腹を満たした後は、今日の目的地である西伊豆町の祢宜の畑温泉「町営やまびこ荘」
伊豆の温泉あまたある中、フツーにどっかのホテルで温泉入っちゃツマラソ。ここをチョイスしたのはそのロケーション。山村の廃校を宿泊施設として利用しているんですね。
白い木造の校舎が集落を見下ろす高台にあり、校門もそのまま。山村の分校のイメージ。校庭に佇むと気分は垣内哲也(w 観光地化した伊豆にしては実に素朴で静かな雰囲気がイイ感じ。
館内(校内?)もそのまんま。廊下とか階段とか給食室とかそのまんま。浴室は元校長室だそうで、戸を開けたら肘掛け椅子とか歴代校長の額とかあるのかと思いきやさすがにフツーでした(笑)。
しかしお湯はぬるめの温泉がドバドバと正に湯水のごとく溢れておりかなりいい感じです。一人で窓を開けてとろけながらボケーと浸かってたら、道を歩いてた農作業のバアさんと目が合った(w
同行のFさんにも満足していただけたようで何よりです。
教室を畳敷きにした部屋で寝泊りして、一泊二食で4500円と格安!ドラフト会議の会場にするなり、プレステ持ち込むなり、校庭でキャッチボールするなり、かなり楽しそうだ(笑)。

富浦合宿のあの「ダラ感」が楽しめそうな感じのいいとこめーっけ。
後半に続く。
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