北国の無線局 JA8CMC

北海道から趣味のアマチュア無線等の色々を思いつくままに綴ります。
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TA7358Pで局発を・・・ 

2019-03-12 | 受信機
21MHz TRXは送信部の調整も終わりあとはケースに組み込む段階に

なったのでちょっと休憩して、横道に・・・・・。

 20年以上も前に作っていた10MHz受信機は棚に眠っているのだ

が、眠っているのはQRHがありNGだったからだ。


眠っていた受信機。なんとか眠りから覚めさせたいと・・・

 この受信機の局発はこれ。



 水晶14.999MHz+LC発振3MHzというスタイル。IFは7.8MHzな

のでLC発振は3MHzと低いのだがQRHがありCW受信には使い物に

ならなかった。

 なんとかしよう考えていたがIC箱に10個ほどTA7358Pが残ってい

たのでこれを使い、バンド幅が狭い10MHzなのでVXOで局発で作る

事にした。局発の周波周波17.900~17.950の50Khzの可変幅があ

れば良いので手持ちのXtalをいろいろ調べ組み合わせてみたら、

なんとかなる組み合わせが出来た。

 固定発振は7.370MHz+VXO 10.585MHz。10MHzならうまくやれば

過去の経験から50KHz位は動かせるのではないかと早速製作。

 発振が安定している2SK439EでVXO、固定発振はTA7358Pを使い

混合することにした。



 各コイルは10Kのボビンに手巻き。 VXOコイルはφ0.1mm 50t
47μH位あるのでVCは20Pで十分だった。

 動作させてみるとVCC5Vで17.900~17.956MHzの56KHz可変が

出来上々。あまり可変幅をとると安定度が悪くなると心配したが

QRHはほとんどなく安定している。早速受信機に組み込み試験。


信号を出して受信してみるとQRHもなく安定して受信が出来るようになった。

 10MHZのバンドはCONDXが悪く信号はほとんど聞こえないので、

良い時に実際受信して再度微調整はしてみたい。十分CWに使える

レベルに20年振り位になり、このRXも春の目覚めか(笑)

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