北国の無線局 JA8CMC

北海道から趣味のアマチュア無線等の色々を思いつくままに綴ります。
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43年前(その2)

2008-06-20 | ノンジャンル
 開局していろいろ交信をしていると、受信機の使い勝手

が悪い。まず中間周波1段なので帯域が広すぎるのと、

スプレットVCが局発にだけ入れているので、バンド内の

感度が悪い。また、Sメーターがついていないので信号強度

が定量的にわからないなど不便な点が多々。

 そこでRF1段 IF2段の受信機をMT管で作ることに。

当時、CQ誌等には製作記事が沢山掲載されていたので、製作記事

の回路を参考にして製作。IFTはトリオのT-11、コイルはトリオコイル

パック、スプレッドVCはナショナルの18PF 3連VC,

Sメーターは1mAの電流計でAGCを読むことに。

 それとCWも聞けるようにBFO回路も付けることにした。

 2カ月程で製作完了。調整はテスタ1個なので苦労した

がそれなりに動作はするようになった。この製作で真空管

の知識と受信機にかかわる知識が飛躍的に蓄積されたと思う。

 BFO回路をつけたのでCWが不安定ながら聞けるように

なり、さっぱり判らないビート音を解読すべく一生懸命モールス

コードを暗記。毎日SWLをしながら聞いたので1カ月位でゆっ

くりした信号は取れるようになった。

 何分、水晶1個ではバンド内の移動が出来ず、VFOの製作を

余儀なくされるのだが・・・・。