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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

extra pedas

2013-10-11 08:36:55 | Weblog
ジャワへよく行くインドネシア語講座の人からインドネシアのコピとかジャへとかサンバルソースとかをもらった。

サンバルソースには「extra pedasu」と書いてある。英語とインドネシア語の混在。インドネシアらしいというか日本語もそうなんだからアジアというのはなんでも混ぜこぜが得意なんだ。「sangat pedas」というのがほんとうなんだけどextraと言った方がニュアンスが伝わるよね。意味?「激辛」だよ。インスタントコーヒーには砂糖ミルクは勿論のこと何故か高麗人参が入っている。大体の味は想像できる。なんでもインドネシアの調味料ってイオンでも買えるらしいから興味のある人は試してみて。
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秋の味覚

2013-10-10 07:15:33 | Weblog
秋の味覚と言えば「栗、梨、柿」かな?もっとたくさんあるだろうけど昔と今では違う。今は一年中何でもかんでも流通してるから旬のものという感覚がないんだ。でも栗の実を見ては秋を感じ色づいた柿の実を見てはまだ秋を感じる。読書の秋とも言うけれど今どき本を読んでるヤツがいるのかな?今日はマーチンがケイコフの見舞いで西へ行くというから一緒に行かないかと誘われたけど「今日はインドネシア語の授業があるからいけない」と断りを入れた。行けないぶん秋の味覚だから病室に飾ってくれとこの絵を手渡した。

マーチンとこの庭で色づいてた柿だ。そういえばケイコフが柿を食べていたところの記憶がない。蜜柑や梨やスイカはあるのに。柿だけが脱落している。この時期、お互い忙しくって会わなかったのかな?とケイコフに語りかける。あとどれくらいモツのだろう?脳のレントゲンには1本の皺も残っていなかった。脳にあるビクトリア湖のような湖も段々と干上がってきていた。それでもケイコフの子供達が奇跡を信じているから念じているから僕も付き合うことにしている。想念のなかで柿を食べてよと。
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今、気づいたこと

2013-10-09 08:00:01 | Weblog
いま、はっきりと言葉になってでてきたこと。今頃になってと苦笑する。もっと若いうちにわかるというか気づくべきだった。小さい頃、学校の先生やなんかが「大きくなったらなんになるの?」とか「キミの将来の夢はなんだ?」とかよく言うじゃない。そしたら周りの子が「野球選手」「消防士」「パイロット」「警官」とか即答。女の子なら「ケーキ屋さん」「美容師」「お嫁さん」「学校の先生」とか言ってたね。僕はその時非常に違和感があった。それが何なのか分からなかったけど。いま、初めて気づいたんだ。僕はあの頃の大人たちの現実になんら憧れを持っていなかったことを。だから彼らがしていることに何の興味もないものが彼らと同じものになる夢を描けるはずがなかったんだ。なんかモヤモヤとしたものは心のどこかに記憶の片隅にあったけど何を見ても何をしても違うなと感じながら生きてきた。こんなことに今頃気づくなんておかしいよね。もう一度人生やり直さなくてはいけない気分。かろうじて無から有を作る仕事に携わっていたことがせめてもの救いなのかな。かろうじて今、絵筆を持っていることが救いなのかな。見えないものを描くのが僕の絵なのだから。それにしてもはっきりと気づいたこと、僕は僕であるということだ。歳はとったけど気づかないよりましだろう。
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ヒーちゃん欠席

2013-10-08 09:09:58 | Weblog
僕らは胃癌の手術後懸命に再発防止と体調管理に取り組んでいるヒーちゃんが山行きを望んでいると聞いてなんとか山の雰囲気を味わってもらいたいと森林公園に連れて行くことを予定してたけどガムシャラくんから「体調不良でヒーちゃん欠席」との連絡を受け取った。「今度車が横付けできる川原でも行こうぜ」とまだ僕らはヒーちゃんを連れて行こうとしている。「ヒーちゃんテント買ったって」「テントだって?縦走でもするつもり?」「なんかいろいろ山の道具あつめているって」なんて事を聞くと山男の血が騒ぐ。僕はヒーちゃんのことはあまりよく知らない。喫茶店で一度会ってあいさつしただけだけど。元気な時に行った山の印象がとても強く残っているからもう一度山に行きたいと言ってた。それなら一緒に行こうということになって予定してた日の一週間前から体調が悪くなって前回と今回を欠席ということになっている。アンティークによると抗がん剤というのだろうかクスリの副作用がでての悪化らしい。その症状がおさまるまでには時間がかかるらしい。それでもメゲズに予定を組むチーム63。少々のことではへこたれません。だってチームのうちアンティークとオーちゃんが癌経験者でシェルパ君は心臓で手術してる。僕は椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄でガムシャラ君は低体温。まさにリハビリ集団なのだから少々のことには驚かない。ヒーちゃんの欠席をうけ僕らはロッククライミング気分を味わう山に行くことにした。みんな少々興奮している。
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胡麻と百姓

2013-10-07 08:33:11 | Weblog
胡麻と百姓は搾れば搾るほどとれる・・・と時代劇で悪代官が決まって言う台詞。昔も今もかわらない。今朝新聞をにぎわかせていたのは「重要五品目関税撤廃検討」TPPのニュースだ。米、麦、牛・豚、乳製品、とうもろこしなど甘味資源材料の五品目。農業の聖域と決め関税死守を目指していた政府の百姓篭絡品目だ。こんなの最初から無理だと一般の人は思ってたのに政府関係者の下っ端と百姓だけは信じてたなんてその方が信じられない
TPPの話があったときから日本に何のメリットもないって分かっていて潰れかけたアメリカを支えるためと植民地の気分で誰もが冷ややかに見てたのに「聖域」は守るなんて言葉にだまされてTPP反対といってた自民党にだまされて票を集めて大量当選に導いたのは百姓だから昔から変わらない自虐趣味だと思う。自然を相手にして収穫を夢見ることにほんの少々でも携わっていると作物って宝物のようにオレは思うのだ。その作物を自分の手で守るという新たな一手を自ら考え出せないのかなこの百姓達は?日本の農業の壊滅はもうすぐ。困るのは国民。日本の高水準の農業技術を考えれば、あの旨い野菜や果物はもう食えない。オレはイヤだな。中国の野菜食うの。
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夢の坂道

2013-10-06 08:02:23 | Weblog
夢の坂道は木の葉模様の石畳・・・なんだったかな忘れてしまったけど僕は山肌にへばりつくようなツバ山の急な坂道を描いた。

この坂道を登る人は今はもういない。800年、900年、1000年くらい前から営々と受け継がれてきた人々の暮らしが消えようとしている。平家の落人伝説の残る村、この急な坂道がかすかにその伝統を伝えている。家はまだ2~30軒あるのかな。そのほとんどが廃屋だ。
この村で暮らしているのは年寄り3人。最近アイルランド人のムーアさん一家が来たから全部で5人と聞いている。車の道が通ったから暮らしが多少便利になった。車の道が通ったから人々は山から出て行った。残ったのは年寄りだけ。その年寄りも一人二人と欠けていった。まるで絵に描いたような過疎の話だけどここの人たちにそんな悲惨さは感じられない。誇りすら感じる。それが平家の落人伝説からくるものなか分からないけど今もってミカドをお守りしているといった感じがする。この坂を上がったり下りたりしながら遠い昔のことを思った。土佐の隠れ里、日本のマチュピチュ「ツバ山」日本で最後まで焼畑が行われていたところ。ここに小学校があって子供達の声で溢れていた昔を知ってる人は少ない。最近はムーアさんが自然農業を教える教室を開いたりで訪れる人もいると聞く。この景色、この自然ずっと続くといいね。
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corn

2013-10-05 08:06:25 | Weblog
イギリスではmaizeと言うらしい。ツバ山の入り口で倉庫の中にとうもろこしを干しているのを見つけてスケッチした。

あまりにも壮観だったので圧倒されてしまった。これは種ではなく粉にするのかな。それにしてももうめったに見られない光景だから描かなくてはと思った。紙のサイズはF3とちいさいけれど350gもある紙だから水をたっぷりつけて描いた。油絵が中心の画材屋さんだったけど水彩の絵の具を少々とスケッチブックも置いてあったからおじさんに・・・このひと絵描きなのかな・・・水をたっぷり使っても曲がらないスケッチブックある?ってきいたらこのBIG350WIRGMANをすすめられた。サイズが小さかったので・・この店は小さいから在庫はほとんどない・・・少し考えたが350は魅力だったので買った。描いてみると少々の水では曲がらない。水をたっぷり使う僕向きの紙だった。水彩画といってもいろいろな描き方があって僕が行ってる教室では素描といって鉛筆の線を強調して淡く色をのせる絵を描いている人が多い。女の人に多いのかな。大学の先生だったから先生と呼んでるおじさんと僕は水絵だ。線よりも色で描いている。その中でも先生は油絵のように色をたっぷりとのせ僕は水をたっぷりと使う。どれも好みの問題だから教室で線を強調したらと言われることはない。コントラストのことは言われるけどね。先生は色を落とせと僕はもう少し濃いところをと。さて今日はツバ山の絵をそれぞれが描いていることだろうから見るのが楽しみだ。
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Ali

2013-10-04 08:31:13 | Weblog
Ali君登場。インドネシアのスラバヤから研修に来ているアリ君がわれらのインドネシア語教室にゲストとして初登場。アメリアが無理やり連れてきた感じではあるけど生のインドネシア語のよるアメリアとの会話が聴けるので期待していた。アリ君は日本語は僕らのインドネシア語より上だがあまり得意ではないみたい。アメリアとフツウの会話をしてるのを聴くとスピードについてけない。日本語でも同じだから慣れるより他はない。アリ君の自己紹介のあと自分達もインドネシア語で自己紹介。もちろん僕もあやしげなインドネシア語で自己紹介。どこまで正確であったかギモン。だって単語があやふやだから。なんとか誤魔化し会話みたいになったけど次頑張ります。そこからアメリアの授業がはじまったけどアリ君をみたら白目むいて眠りの体制。「こら、アリ起きろ」とインドネシア語でどういうのか「Bangun!」と言っても席は離れてるし「こら」というのが分からないよな「kuparat」というのもニュアンスが違うし「payah」ってあまり使わない方がいいと本にでてたし「permisi」って「スミマセン起きてください」というニュアンスか。「Ali Bangun」と言えばアリ君に恥かかすしな。と考えてるうちにアリ君起きた。疲れたのか緊張したのか一瞬気を失ったらしい。という表現がぴったり。まぁインドネシア人てこんなんだろうな。どこでもノビーとして何があってもこんなもんだろうってとこ土佐人に近いのかな。アリって言うくらいだからイスラム教徒なんだろうね。ラマダンのこと聞いてみようかな。来週はアリ君がスラバヤについて話すんだって。インドネシア語と日本語を混ぜながら。楽しみだね。
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小泉さんの脱原発

2013-10-03 07:57:48 | Weblog
小泉さんが名古屋の講演で「脱原発、循環型社会の再現」を唱えたことはまさに僕らの意見の代弁をしてくれたと思う。原発がなくとも電気の供給は不足がないし経済の痛手は原発関連に金がかかりすぎていることだけだ。フクシマでの相変わらずの作業ミス、汚染水漏れ、やる気のない盗電に国民の金を湯水のごとくつぎ込み再稼動をもくろむ原子力村。そんな中で小泉さんのキツイ一発というか当たり前の発言。小泉さんの真似ばかりしてきたアベちゃんはどう変わるのかな。ここで考え直す勇気を持たなきゃ未来はないと思うけど自民党の菅官房長官が「表現の自由がある国だから」と言った。このことは自民党内部にも容認発言と受け止められても仕方ないだろう。今回の小泉発言はまさに国民の意見として妥当なものだった。政治家のケツを拭くのは国民。原発のツケをまわされるのも国民消費税取られるのも国民、戦争行かされるのも国民となれば国民ってなんだろうね。
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森林公園

2013-10-02 08:21:19 | Weblog
あの人相当具合悪いの?うんクスリの副作用かなんかで下痢が続いているらしい。お姉さんに会ったから「ユミちゃんも元気になった?」って聞いたら顔を曇らせていたもの。それでも山へは行きたいみたいで山の道具をいろいろと買ってるみたい。簡易トイレまで買ったと電話で言ってたから。ユミちゃんは進行性の癌で一年前に手術して今リハビリ中。僕は+1だから一緒に登山したことはないんだけど手術前に登った山の景色が忘れられないらしい。もう一度登りたいと思っていると。それで陣が森を用意したけど体調不良で参加できなかった。山の会でも彼女のことが議題となりシェルパ君が「背負子で背負って行ったらどうだろうか」と提案した。体重は45キロ以下だろうからみんなで分担すればできないことはない。僕が腰が痛くなければ頂上までいけたんだけど。今回はシェルパ君が中心でのフォーメーションだな。なんてそっちのほうの話ばかりしてた。「それでユミちゃん楽しいだろうか?」とガムシャラ君がポツリと。そうだよな登山って自分の足で登って頂上を目指し登りついたものしか見れない風景を楽しむもんだものな。と話は振り出しに戻ってもし参加できるのなら今の彼女でも登れて何かあったとき車が頂上まで上がれるところにしよう。それなら森林公園がいいと次の山行きは森林公園に決まった。ユミちゃんの話が出る前まではハードな山に行きたいよな「立山」なんてどうだ富山県の。やっぱ北アルプスかな。と盛り上がっていたのに。彼らは中学の同級生という。時代なんだろうか僕らは同級生がとても仲がいい。どの中学でも大体がこんなもんだ。山は人を優しく強くするこれは実感だ。
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