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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

秋の味覚

2013-10-10 07:15:33 | Weblog
秋の味覚と言えば「栗、梨、柿」かな?もっとたくさんあるだろうけど昔と今では違う。今は一年中何でもかんでも流通してるから旬のものという感覚がないんだ。でも栗の実を見ては秋を感じ色づいた柿の実を見てはまだ秋を感じる。読書の秋とも言うけれど今どき本を読んでるヤツがいるのかな?今日はマーチンがケイコフの見舞いで西へ行くというから一緒に行かないかと誘われたけど「今日はインドネシア語の授業があるからいけない」と断りを入れた。行けないぶん秋の味覚だから病室に飾ってくれとこの絵を手渡した。

マーチンとこの庭で色づいてた柿だ。そういえばケイコフが柿を食べていたところの記憶がない。蜜柑や梨やスイカはあるのに。柿だけが脱落している。この時期、お互い忙しくって会わなかったのかな?とケイコフに語りかける。あとどれくらいモツのだろう?脳のレントゲンには1本の皺も残っていなかった。脳にあるビクトリア湖のような湖も段々と干上がってきていた。それでもケイコフの子供達が奇跡を信じているから念じているから僕も付き合うことにしている。想念のなかで柿を食べてよと。
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