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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

雨の降り方

2008-05-25 09:28:24 | Weblog
雨の降り方がこの4~5年前から少し変。しとしとピッチャンという雨がもう降らない。何故か、夕立のようにドーッと降ってくる雨が多い。はじめは、ここもスコールが降るようになったのかとおもしろがっていたけど、これが普通になってくると日本のあのしとしとと降る雨が懐かしい。なんだか、昔気質って言葉がしっくりくるように。雨の降り方が変わると当然暮らしぶりも変わって、人の感性も変わる。生態系にも異変が起こるだろう。ただ、雨の量だけでもって年間雨量は変わらないから大丈夫って言われてもそんなもんじゃないだろう。雨の音が違うってことは、その音に慣れた人と違和感がある人との間に溝を作る。だって、元の音を聞いたことがないんだから。NoisyであってSoundではない音。こんな雨の音を聞いて育った人としとしと降る雨の音で癒されたことがある人が出会ってもうまくコミュニケートできるだろうか?今、日本と言う感性が崩れかけている。雨だけではなく、いたるところで。まともが、不良に合わせている社会。不良の論理が実しやかに押し通っていく。彼らは努力しないでまともなヤツが不良に合わせて簡単なルールを設定してやる。それすら守れない。それを、金の為に擁護するヤツ。この、崩壊の流れ、雨のせいなのだろうか。そろそろ、紺地に白の世界に戻らねば。厳しいけど、凛とした美しさがあった日々に。不良は、もうあきた。創造がないから。
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