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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

eau de toilette

2010-09-18 19:31:28 | Weblog
香りには、ラルフのPOLOを愛用してきたがこの秋からダンヒルの「EDITION」に変えた。


ちょっと重厚な男を演じたくなったから。ちょっと爺様って雰囲気がいいかな。夏の間に懸垂で鍛えた腕を長袖に通す時を考えてみたまえ若い香りはもう似合わないんだと悟るだろう。秋の光に薄くなった髪を撫でるとき香りは落ち着いたものがいいだろう。シャネル、ブルガリと迷ったけれどダンヒルの昔ながらのダンディズムがいいかな。例えば、マックィーンやドロン ベルモンドーが活躍した時代の雰囲気というものだろうか。この香りから僕が一番居心地がよかった時代を甦らせまたその時代をおさらいする。それには、この香りがふさわしい。甘く切なくそれでいてどこか男らしい香りだ。物足りないがちょうどいいとかコンパクトとかそんな言葉がなかった時代。かつての男たちは如何に生きたのだろうか。それを思い出させる香りがダンヒルにはある。
コメント
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