無神経サバ

2010-01-11 | ビジネス業界
地方商品のブランド化が盛んにおこなわれていますが、高知県室戸では、ゴマサバを洋上で処理した、「無神経サバ」をブランド化しています。
すでに2年が経過し、市場にも浸透してきたとか。
ネット上で検索したところ、ネーミングの珍しさもあって、結構色々なところで取り上げられているようです。

「釣り上げられたサバを船上で血抜きすると同時に、魚体に針金を通して神経を殺し、鮮度を保持する方法」だそうです。
あっ、はえ縄マグロの処理と一緒だなと思いましたが、なるほどこのブランド事業に参画しているメンバー9名がマグロはえ縄漁船従事経験者だそうです。
一尾2000円以上で売れたこともあるようです。東京には空輸され、4500円で売れたこともあるとか。。。
キロ100円程度で取引されるのが通常のゴマサバですので。。何倍の価値なんでしょうかね。。


写真は、「無神経マグロ」。。というか、神経殺しの元祖、というのでしょうか。
はえ縄船で、マグロに神経殺しの処理をしているところです。ちなみに針金を通そうとしている右側が私。

頭のところをくりぬくと、神経の「穴」が見つかります。そこに、針金を通してやると、「ブルブルっ」とマグロが震えたかと思うと、絶命します。
人間で言うと、首筋に穴をあけられ、神経が通っているところに、針金を通される。。。というところなんでしょうか。。。考えただけでもぞっとします。。



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