水産会社のストッカー

2005-12-27 | 国内業務
まず100%の水産会社が、事務所にストッカーと呼ばれる大型冷蔵庫を持っています。

クローゼットや収納も、大きくなればなった分だけ荷物が増えるのと同様、ストッカーも大きくすればするだけ荷物が増えます。
年末なので、整理しよーと思ってちょっと覗いたところ、出るわ出るわ。。宝の山というか、ごみの山というか。

以下、参考までに。。
※ そのままサラダに使えそうだけど、品質保持期限の経過したかにフレーク 数キロ
※ サンプルとして出すために取り寄せた 数の子  数キロ
※ いつ到着したか不明の 魚肉カツ 数キロ
※ 賞味期限の切れた 刺身商材 数キロ
※ 袋から出て、ばらばらになった 鮭・鯖・等々切り身 数キロ
※ 乾燥して干からびたイカリング 数キロ
※ 真っ白に変色してしまった赤海老 数キロ
※ その他魚製品 数十キロ。。。。

これ、金額にしたら、いったい幾らになるのだろーか??
廃棄してしまうものがほとんど。フリマで売ってしまいたいぐらいですが、食べ物、しかも冷凍品ですからそうもいきません。

こういったことって、知ってる限り、どの水産会社でも起こっているみたいです。
このまま軽トラックに載せて、タオルでねじり鉢巻して、どっかの駅前で売ってしまおーか思ったりします。





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご苦労さまでした。 (三流Trader)
2005-12-28 14:50:12
三流商社マン様



チョクチョク、こちらを覗かせて頂いてますが、投稿が少なく、チョット残念ですので、再び投稿させて頂きます。



1年間、食の安全を維持する激務のかたわら、このブログ?の維持、ご苦労さまでした。 年末年始は、大酒など飲まず、女房殿孝行し、ご自身もユックリ骨休めして下さい。 人間、老は思いの外、早くやって来ます。 三流商社マンさんも、重責を負って活躍されていることから拝察するに、38~39歳の方でしょう。 まだ、まだ若いと思っていらっしゃるでしょうし、現実、Tipに激怒する、気持ちは20代のつもりでしょう。 でも、怒りは、行動の最も大きな原動力です。 人は、怒りで殺人までやってしまいます。我々三流Traderは、大企業、銀行、役人等々、相手かまわず反発し、怒り、対抗心を燃やし、それを原動力として、仕事をしています。 どうか、来年は、静かに燃えて頑張りましょう。 儲けてこそ、我儘に生きていけます。 儲けてこそ自由にモノが言え、怒れます。



来年は、三流商社マンさんにとっても、より良い年でありますよう、お祈り致します。

 
返信する
三流Trader 様 (tare@三流商社マン)
2005-12-29 01:34:50
たびたびコメントいただき、ありがとうございます。ブログを始めてまだまだ初心者、拙い文章恥ずかしい限りです。



本当に月日の経つのは早いもので、最近では飲み屋にいっても、お姉ちゃんたちと「同世代」の会話ができなくなってしまいました。。笑

三流Traderさんも、たぶん、若い連中の先頭に立って海外を飛び回っているのではないでしょうか??

飲めないお酒を無理して、「中国式乾杯」に付き合ってませんでしょうか?? 



世の中の仕組みがわかればわかるほど、怒りや憤りを感じずにはいられなくなります。それが無駄なことなのかもしれませんが、一言言わずには、なにかせずにはいられないのは、たぶん三流Traderさんも一緒ではないでしょうか?



日本を取り巻く環境の変化に一番疎いのが日本ではないかと感じています。日本に食材が届かなくなる日もそう遠いことではないと思います。

先日の三流Traderさんのコメントの通り、適正な価格をつけていかない限り、日本へ来るものは減る一方でしょう。

最近では、アジア各国のみならず、東欧諸国にも買い負けています。こういった現状をすこしでもこのブログを通じ、業界外の方々に伝えていければと考えています。



三流Traderさんも同じような立場で食を取り扱っていると思いますが、共に日本の食を裏で支えるべく、来年もがんばりましょう。

これからも色々ご意見をいただけたら幸いです。



それでは、よいお年をお迎えください。





返信する

コメントを投稿