恵方巻き

2006-02-04 | 国内業務
昨日は、節分でした。我々関東人には、「恵方巻き」を食べる習慣はありませんでした。
もう数十年生きてきましたが、恵方巻きという言葉をしったのも、つい3-4年前のことです。



今年は、スーパーやコンビニ、デパートなんかでも、大々的に「今年の方位は云々・・・」なんてやってましたが、いったい何のことやら。
これって、やっぱり、販売店の戦略なんでしょう。
「ホワイトデー」は、全く存在しない習慣をお菓子メーカーだかが作り上げたものですので、同列にするにはちょっと失礼ですが私にとっては似たようなもんです。
オフィスで近くに座っている関西出身者に聞くと、子供の頃は必ず食べさせられたそうですので、関西ではメジャーなんでしょう、きっと。

水産業界では、節分にはイワシが売れる、といいます。これもどこかの地方では節分に食べるからだそうですが、これも私には全く覚えの無い習慣です。

先日、大型スーパーで、みんなで巻こうジャンボ恵方巻き なる催しをやっておりました。



地方の習慣が全国区になることは悪いことではないと思います。私が子供の頃は、節分といえば、鬼の面作って、幼稚園や学校では豆まきやったような記憶あります。最近の子供は、同時に「恵方巻き」を食らう思いでも出来るのでしょう。
販売戦略の勝利です。。。



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5 コメント

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ミーハーなもんで (夕日の渡鳥)
2006-02-04 22:30:34
昨日、娘の要請にて恵方巻きなんぞを並んで購入して来ました。煮アナゴ入りで1本390円なので2本を家族にて分け合いまして南南東の方角(壁面)を見ながら食べました。

正直な話、恵方巻き云々なんて初めて聞きました。
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Unknown (犬型ロボット)
2006-02-05 11:53:55
節分とは、元々季節の境目を全て節分と言ったそうです。立春、立夏、立秋、立冬。季節を分けるから節分というそうで。現在では、なぜ立春の前日のみこの習慣が残っています。



節分の日に恵方を向いて太巻きを食べる習慣というのは、きゅうりが青鬼、にんじんや生姜を赤鬼に見立てて、節分の日に鬼をやっつけてしまおうという意味があるそうです。

巻き寿司を使うのは、「福を巻き込む」という意味があり、丸かじりするのは、包丁を入れると縁が切れていまうからという意味があるそうです。



私は関西人なので、幼少の頃より太巻きはかじって食うもんだと教え込まれています。



奈良の吉野にある蔵王堂の節分会では「福は内、鬼も内」と唱え、全国から追い払われた鬼を救い仏門に帰依させる行事があります。

全国で追っ払われた鬼たちが奈良に集合することになります・・・迷惑な!



節分のイワシについては、節分の夜に柊の枝にイワシの頭を刺して門口に立てる風習が残あったそうです。柊の葉っぱはトゲトゲしていて、鬼をやっつけることができるという意味と、イワシの臭い匂いで悪霊や疫病を退散させると言う意味があるそうです。

三流さんが知らないってことは、関西だけなんでしょうかね??



「家栽の人」で読みました。
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Unknown (犬型ロボット)
2006-02-05 11:59:55
もうひとつ、節分の太巻きで聞いたことがあるのは、大阪の海苔問屋が道頓堀で行った「巻き寿司のまるかぶり」行事をマスコミが取り上げ、それを見た全国の食品メーカーが便乗して全国に広めたってのもあるみたいです。
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Unknown (tare@三流商社マン)
2006-02-06 20:58:02
夕日の渡り鳥さん

そうですよねー私も2-3年前まで、全く知りませんでした。

ただ食べるだけじゃなく、食べ方もあるようですね。

ぶつ切りにして食べてしまいました。

来年は食べ方からしっかりと入ります。。
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Unknown (tare@三流商社マン)
2006-02-06 21:03:41
犬型ロボット さん

いつもコメントありがとうございます。

なるほど、福を巻き込むってことですか。。

やっぱり関西ではメジャーな行事なんですね。

正直言って、本当になにも知りませんでした。



イワシは、悪霊を臭いで退散させるためっていうのも、また初めて聞きました。

日本は狭いようで非常に広い国です。

先日まで、東北地方でメジャーな、「芋煮会」も全く知りませんでした。



しかし、全国区になったのは、やっぱりマスコミの力のようですね。

第二、第三の恵方巻きが出てきそうです。



次は芋煮会を推薦します。
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