100円皿

2013-07-17 | ビジネス業界
今日、とある寿司ネタのメーカーさんから聞いた話。

回転寿司には、いわゆるBIG3というのがありますが、そのうちの一社が、供給困難を理由にかなりメニューを絞っているとのこと。
納品業者にとっては、仕入自体を無理に100円皿の単価に合わせられるのは非常に辛いものです。
某社さんは、今後の見込みが明るくない商材に見切りをつけ始めたようです。

で、たとえばウニ。チリ産の安いウニが使われていたようですが、これがメニューから外れると、一体年間何トン相当のウニが余ることになるのか。。回転寿司さんの使う数量は半端ではありません。とくに、100円寿司の場合、いわゆる高額と思われる商材は人気があります。ウニの中身が使われないと、原料換算では、何百トン、否何千トンの話しにも膨らむようです。
生産者、納品業者とも、そういったアイテムが切られたら大変な影響がでてくるわけです。

先日、韓国から赤貝の寿司ネタの案内を受けました。
これ、日本向けが入らなくなったから。。。ということで、少々だぶつきだしたことが原因です。
そういえば、回転寿司でも赤貝をあまり見なくなったような気がします。価格が上がれば売れ行きも途端に鈍りますから、仕方ない流れです。

大手さんが使われる量は半端ではありません。
決まったら決まったで、原料確保が大変。
切られたら切られたで、また大変。。。

ボリュームのある商売は、決まったときが最高の気分で、あとは大変な業務が延々と続く。。という感じかもしれません。。


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