人骨

オートバイと自転車とか洋楽ロックとか

再会

2005年02月05日 | ただの雑談
押忍お久しぶりです。1年ぶりくらいでしたか。相変わらずきみんちは眺めはいいけど寒い所ですね。でも今日は比較的風が少なくてマシだと思います。大体いつもきみと会うのはクソ寒い季節だよなあ、バイクで3時間もかかったから寒くてガチガチだわ。とりあえず乾杯だな、缶ビールで。たまには昼間っから飲むのも悪くないでしょう?ういーっす。…の予定だったんだけど、悪い!あまりに寒くて持ってくるの辞めちゃいました。さっきコンビニでホットココア飲んで諦めました。すまん。ま、また運転して帰るぼくのためということで許してください、悪いねいつも手ぶらで来ちゃいまして…。
じゃ例によってこちらの近況を紹介しますね。まあ一番の報告は今年子供が産まれる予定ってことでしょうか。他の連中はねえ、○○××云々というところですね、まあみんなあいも変わらずっていう感じです。そういえば△△は今ケンカ中なんで最近は全然わかんない。きみの方は…まあ相変わらずとしか云いようがないでしょうね、そういやあそこにあんな道路あったっけ?こないだ来た時まで見覚えが無い気がするけど。ってまあそんなところかな。
今ここの「定礎」の日付を見て思いましたが、此処って、出来たのは1年以上もあとだったのですか。完成した日にぼくもお邪魔したけど、記憶の中ではそんなに後だったって意識がなかった。そういや最近ぼくは自分の最期についてよく考える。日本のお墓事情とか若い人の意識ってのもあって散骨とかが流行ってるらしい。ぼくは断然土葬派なんだけど。なんでって、ドクロを晒したいのよ!まあそうなっちゃったらご先祖さまとは一緒に入れないけど。そういやきみもずっとここで独りだ。今まで全然疑問に思わなかったけど、そういやちょっと変わってるかもしれない。ふつうお墓って家のお墓に入るもんだよね。きみはどうしてひとりぽっちなの?それは君の意志とは関係なかったと思う。無理もないかな、きみは特別だったから。
あの頃って、自分の気持ちが一番清く正しくて、大人と違ってなんというか、純真だったと思います。今ぼくがどうなってると思う?大人の常識がだんだんぼくを蝕んでいます。だんだん自分を周囲に当てはめていっちゃうんです。みんなもそんな感じだと思います。でもそれはぼくたちが悪いんじゃない。加齢とともに世の中がそういうことをぼくらに求めてくるんだから、誰でもそうなっちゃうと思うよ。え、云われなくても分かってらっしゃる?そうだな、きっときみも今頃そんな事情に悩まされていたかもしれない。同じ悩みを同じように打ち明けていたかもしれない。すみませんどうしてもきみと会うと昔のことばっか思い出しちゃいますよ。最近ぼくが余計なものばかり見えるようになってきたからなおさらです。まともな人間を目指せば目指すほど、社会について知れば知るほど、君から離れていってしまうようである。今定礎を見て初めて気づいたことも、別に知らなくって良いことです。
だけどこれからも友人でいてほしい。友人とかいって、このぼくに?って思うひとが今では多いんですが、そんなことはない、ぼくはきみだけは一生でかけがえのない友人だと思っています。少なくとも今から10ウン年も時計の針を戻せば間違いなく友人だった二人がいる。ぼくがあれほど親友の存在を必要だって思った時期はあの頃しかなかった。ブラックジャックの言葉を借りれば、あの瞬間は永遠なんだ、勝手で悪いけどね。それにきみに会うと人生のおさらいができるんですよ。あのときを起点にして、それから今までがどうだったのかってことです。今年で10何年目だっけ。もうすぐあれから人生の倍が過ぎちまう!まあだんだんフケていくぼくを見て、ぼくと同じ歳になったきみの姿をきみも想像してみてくれたまえ!お互いに鏡だよッ。16歳の時と、それ以降何歳になるまでものお互いの姿を確かめ合う鏡だ。つまりぼくがハゲるときは君もとっくにハゲだ!
そうそう、今でも変わってないのがひとつだけある。昔からぼくは打算的で謀略家だった。そういう情けないというか、醜いところは今も昔も変わらない。これをきみに対して申し訳ないとは思わない。自省の気持ちを知ったのはきみのおかげだからだ。その後も節々で自省しては自分を認め続けてきた、これで良いのだ、と。でも最近ちょっと変わりつつあるよ。これで良いのだ聞く耳持たん。から、果たしてこれで良いのか。へ。
…とまあそれ以上難しい話は酒が入らないとだめですね。そうだ、今からウチに来てくださいよ!きょうは妻も居ないんでボソボソと飲みましょうよ。もう決めましたからね。じゃいきますよ。