・日々の出来事を簡単にまとめています。
田中がくBLOG



19日
午前中は、市役所で教育委員会と打合せをしてました。
15時からは、住之江競艇場で都市競艇企業団議会・2月度定例会の最終日が行われたので出席しました。
総務・業務の常任委員会から委員長報告が行われ、原案通り可決しました。
また、企業長の交代人事があり、東大阪市の野田市長が、3月から企業長に就任されることになりました。
野田市長は、自民党大阪府連青年局長経験者で大先輩です。
平素より、お世話になっているので出来る限りの協力をしたいと思います。
会議の帰りには、整骨院へ行って針治療をして来ました。

夜は、1時間ほどですが、ジムに行って汗を流して来ました。


20日
7時20分に長男を学校まで送り、マクドナルドで朝食を取ってから北浜フォーラムへ向かいました。
9時からは、自民党大阪府連会長を選任する選考委員会が有ったので出席しました。
ここで、意見を述べたのは私だけだったので、満場一致で原田けんじ代議士に決まりました。



10時からは、成長戦略本部主催の研修会でした。
第1部は「国際金融都市」大阪の実現に向けた次世代の国際金融センター構想についてのテーマで、SBIホールディングス・北尾吉孝代表取締役社長に講演をして頂きました。
講演の中で「関西の経済的地位は相対的に衰退傾向にある」と言われ内閣府が出した1996年から2016年の産業別GDPの分析データを出されました。
実質GDP 関西2.8% 全国12.7%
情報通信・運輸・郵便業 関西1.3% 全国2.0%
製造業 関西1.8% 全国5.6%
卸売り・小売業 関西-4.7% 全国-2.8%
建設業 関西-3.9% 全国-3.0%
また「日本における国際金融センター構想は東京・大阪の二者択一ではない」と言われていました。
そんな中、日本と海外の金融資産構成の国際比率をテータで出して頂きました。
日本 個人資産1.901兆円 内、現預金比率54.2%
米国 個人資産9.355兆円 内、現預金比率13.7%
ユーロエリア 個人資産3.165兆円 内、現預金比率34.9%(内、英国 個人資産1020兆円 内、現預金比率25.4%)
シンガポール 個人資産105兆円 内、現預金比率35.0%
と出して頂きました。
日本では、2019年スーパーシティ法案が成立し、規制緩和と先端技術の導入によるスマートシティの実現に向けて大きく動きだしていると言われました。
香港やロンドン・シンガポールと競争しても、今の日本なら負けないと言われ、リスク分散を考えると東京より大阪が好ましいとも言われていました。
北尾社長の講演後には、質疑応答があり多くの議員から質問がありました。
そんな中「国際金融センター構想は、素晴らしいと思うが、やはり大阪市を中心とするので。衛星都市まで恩恵が回らないのでは無いか?」と質問があり、北尾社長は、「海外から多くの金融関係の企業がこの大阪に進出して来るだろうと思っている、ですがリモートが中心となっている環境を考えれば、地代の高い大阪市より、周りの市に行く方がランニングコストなども下がるので、大阪市以外の市町村にも必ずメリットは出来て来ます。なので、スケールメリットを考えても大阪が国際金融センター構想を実現させなければ成らない」と言われました。
時間の関係上、質疑応答も含めて90分だったので、全員が質問する時間はありませんでしたが、良い研修会になったと思います。




第2部は国際金融都市と紛争解決機能のテーマで、北浜法律事務所・外国法共同事業児玉実史弁護士に講演をして頂きました。
児玉弁護士は「国際金融都市紛争解決機能が必須である」と述べられました。
自民党ではいち早く2017年に自民党政務調査会司法制度調査会「司法外交の新機軸」アジアNo1の国際仲裁センターを目指して骨太の方針の中に入れ国際仲裁の活性化に向けた関係府省庁連絡会議が立ち上がっています。
これには、児玉弁護士はとても感謝されていて2018年にはJIDRC(日本国際紛争解決センター)が設立され、大阪中之島合同庁舎で運用が開始されました。
2019年には、5年間で8億円の予算措置が付きJIDRCが調査事業を受託され、セミナーや教材作成、海外PRなどを行っていると言われました。
これまで、大阪は東京に先駆けて仲裁施設を設置していて2021年の仲裁法改正に期待をしているそうです。
そして、国と大阪府の支援を受けて2021年4月には、グランキューブ大阪に移転する事も決まったそうです。
また、大阪弁護士会もJIDRCの第1号法人正会員となり支援をして行くとも言われてました。
関経連や大阪商工会議所も理解され支援をするとなり、これらの好条件を生かしさらに盛り上げて大阪・関西の活性化へ繋げて行きたいと言われていました。
約30分しか時間が無かったので、残念ながら質疑応答は1人だけになってしまいました。




休憩を挟み、13時からは自民党大阪府連総務会が開催されたので、副会長として出席しました。
ここでは、府連会長の選任同意が行われ、満場一致で原田けんじ代議士が選ばれました。
私も、異論はありませんでしたが確認だけしたかったので手を上げさせて頂き意見を述べました。
「東京において大阪府連所属の国会議員が満場一致で、原田けんじ先生を押したなら、しっかりと責任を持って支えて下さい!衆議院選挙に向けて一丸とならなければなりません、なので中山泰秀先生が会長の頃に行っていた大阪府連所属の地方議員の声を聞く場所を作って下さい、コロナ禍なので終息したタイミングで結構なので、ぜひ衆議院選挙に向けて一丸となる為にもよろしくお願いします。」と申し上げたところ原田けんじ会長から「田中がく先生より貴重なご意見をお聞かせ頂いたので、ぜひそうしたいと思います。また、大阪府連所属の国会議員とは月に1度は必ず集まって意見交換をするので、ぜひご地元の国会議員にご意見などがあればお伝え下さい、出来る限りの対応はさせて頂きます。」と返答がありました。
これで、無事に府連会長も決まったので、衆議院選挙に向けて一丸となって進んで行きたいと思います。




総務会が終了後には、奥山わたる青年局長と杉本太平次期青年局長の3人で大阪府連青年局大会の日程などについて打合せを行いました。
今回の講師は、西村康稔大臣で、私が窓口になっていて3月20日土曜日なら大阪に来れると金曜日に電話を貰たので、調整をさせて頂きました。
打合せの結果、3月20日㈯11時から青年局大会そして13時から、西村大臣の記念講演を行う事にしました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年の12月から延び延びになっていましたが、最悪はリモートでも講演をして貰う事にしているので、必ず青年局大会は行います。

長丁場でしたが、15時過ぎには、全ての予定が終わり帰って来ました。



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