原発1・3号機周辺、高汚染 水素爆発で飛散か(朝日新聞) - goo ニュース
東電賠償、国負担も 政府検討(産経新聞) - goo ニュース
チェルノブイリ原発事故当時に旧ソ連の原子力発電所に勤務していたウラジーミル・
アスモロフが2011年4月25日の毎日新聞朝刊のインタビューに答えている。
「原発事故は戦争のようなもので、確固たる権限を与えられた専門家が現場近くに
陣取って指揮すべきだ。首相官邸から指示を出すことは無理で、政府は専門家を支援
する役回りに専念すべきだった。/福島で最初の1週間に起きた出来事は原発事故の
『教科書』に書かれているもので、予測がついた。我々は訪日して日本側へアドバイス
したが、彼らは数日たつまで聞き入れようとしなかった。これはソ連時代の体験を
思い出させる。私はチェルノブイリ事故前の84年、当時のエネルギー相に原発の
重大事故を想定した研究が必要であると進言したが、『ソ連の原発は安全だ』と言われ
取り上げられなかった。日本政府や東京電力が『我々の原発は安全だ』と言い続けた
ことに似ている。」この証言からも分かるように日本政府は事故当初はアメリカの支援も
断り、ロシアのアドバイスも聞くことがなかった。このような明らかな失政に対しては
増税の話をする以前に政党交付金や国会議員定数の削減を経る必要があるだろう。