塔の上のラプンツェル
2010年/アメリカ
顔の表情の真意について
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
一応‘ディズニーアニメ’という様相を整えているように見えるのではあるが、どことなく怪しさを感じる理由はポスターにある。それは勿論日本版のポスターではなくて、ラプンツェルとフリン・ライダーとマキシマスが睨みながら身構えているアメリカのオリジナルのポスターである。例えば、監督であるバイロン・ハワードの前作『ボルト(Bolt)』(2008年)の主人公である犬のボルトの顔と馬のマキシマスの顔を比較してみるならば、明らかにマキシマスの顔の方がキツいのだから、顔のキツさは監督の作風ではなくて意図されたものであろう。オリジナル(輸入盤)のサウンドトラックに映し出されているラプンツェルとフリン・ライダーも睨んでいるところを見ると、どうやらこの2人は性格に問題があるようなのである。
そもそもラプンツェルの育ての親であるマザー・ゴーテルは‘悪者’だったのだろうか? マザー・ゴーテルが長い間大切に育てていた魔法の花のおかげで王妃もラプンツェルも助かったはずであり、その魔法の花を勝手に摘んでいったのは国王の方である。自分の若返りのためとはいえラプンツェルを18年間も大切に育てたのはマザー・ゴーテルであり、彼女はラプンツェルに正確な誕生日を教えてあげるほど優しい。塔の上に閉じ込められていた割にはラプンツェルは大泥棒のフリン・ライダーとフライパンで渡り合えるほどたくましい。
ラストは城からラプンツェルを‘盗んだ’マザー・ゴーテルと、城から王妃のティアラを盗んだフリン・ライダーとの‘盗人’同士の争いの末にとりあえずの決着をみるのであるが、ラプンツェルとフリン・ライダーが向かう城にいるのは魔法の花を‘盗んだ’国王と王妃ということで、『Tangled』という原題を持つ『塔の上のラプンツェル』はまさに‘混乱した(Tangled)’物語なのである。
‘泥棒’たちに囲まれた環境で過ごすプリンセスの本性が顔のキツさに現れており、本来ディズニー作品ではありえない決してハッピーエンドにならないような雰囲気がクエンティン・タランティーノが本作を高評価した理由だと思う。
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何においても危険水域というものがあって、例えばある程度太ってしまったとしても、
適度の食事制限と普段より多めの運動を心がければ苦労しなくても痩せて元に戻れる
範囲が“危険水域”だとするならば、その区域を遥かに逸脱してしまった場合は簡単に
元に戻ることは難しくなる。最近の中島知子を見ていると明らかに“危険水域”をオーバー
しているように見える。もちろん本来の女芸人というスタンスに立ち返って笑わせるために
敢えて太っているのであるならば問題ないのであるが、突然の番組降板や、体調不良で
復帰時期未定であるということなどを鑑みるならば更年期障害の可能性がある。