RED/レッド
2010年/アメリカ
老いらくの恋の威力
総合
70点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
通常このような作品ならばヒロインは若い女性がキャスティングされると思うが、サラ・ロス役のメアリー=ルイズ・パーカーは決して若くはない。その上、主人公のフランク・モーゼズもサラ・ロスも『恋人の野蛮な秘密(Lover's Savage Secret)』という小説を読んでいることから、この作品は老いらくの恋をテーマにした‘ハーレクイン・ロマンス’なのであろう。
自分たちが体を張って手本を示すことでCIA諜報員の後輩のウィリアム・クーパー(後輩であっても彼もそれほど若くはない)に教え諭すところなどは痛快ではあるが、アクションが重視されている余り、年長者ならではの(例えばクエンティン・タランティーノが書くような)ウィットが不足しているように感じる。
CMカット機種、生産中止へ…民放批判に配慮(読売新聞) - goo ニュース
「CM自動飛ばし機能」三菱電機が廃止 民放に配慮(朝日新聞) - goo ニュース
最初に「CMオートカット機能」がついた機種は三菱電機が1990年に発売した
ビデオデッキだった。そのCMを見ながら私は「CMをカットした場合、このビデオデッキ
自体はどのように売り出していくのだろう?」と素朴な疑問を持っていたが、現在ならば
インターネットなどの普及でテレビのCMに頼る必要もないのだから理解できる。だから
今頃になって日本民間放送連盟が問題視しても意味がないのであるが、この機能を
備えた製品を生産している三菱電機と東芝が、春以降の新製品に、この機能の搭載を
やめることにした理由は、もはや「CMオートカット機能」が無くても今のレコーダーで
あるならば簡単にCMを飛ばして番組を見ることができるからであろう。地デジの移行で
首を絞めているのは積極的に地デジを推進している放送局自身なのであるが、
番組の予算が削減されて質の低下が深刻化している昨今、“番組オートカット機能”が
作られなかっただけでもテレビ局は幸運だったのかもしれない。