ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

村芝居

2018-05-27 | 日記


山荘のある青野原では3年に一度の村芝居がある。
毎日新聞でも紹介されていたが、素人芝居とあなどるなかれ、芸達者なものだ。
江戸時代から受け継がれているという伝統を、300戸にも満たない集落の人たちが
AI時代の現代においても守り続けている。
この日ばかりは、村を離れた青野原の人たちも集結し会場の諏訪神社の周辺は大変な
にぎわい。私が見るのは今回が3回目となるが、最初に見た時など劇に引き込まれ
涙ぐんでしまったくらいに芸達者なのにびっくりする。
下手なTVのお笑い芸人などより上ではないかと思う。
この祭りのいいところは、全体が顔見知りという青野原ならではの村社会が残っており
役者もみんな知っている、したがっておひねりが飛ぶ、掛け声も飛ぶで会場が一体になって
芝居を楽しんでいることだ。

残念なのは、青野原でも若者の数が減っており、圧倒的な年寄り世代が進んでおり、
集落の存続も将来危ぶまれるようになっていること。
そうなると、役者不足となり村芝居の存続も危うくなるのではと心配している。

よそ者の私には何ともできない問題で歯がゆいかぎりだが

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