ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

年金対策の妙手

2019-07-09 | 政治

2008 カナデイアンロッキー

2012年 野党時代の自民党総裁だった安部さんが言っていた
のは、「日銀は輪転機を回して制限なく紙幣を印刷すればいい。
それによって景気は良くなる」
まさに、総理に帰り咲いた安倍政治は日銀総裁に意のままになる
黒田総裁を指名し、金融緩和という名のもとにどんどん紙幣を印刷し
さすがにヘリコプターで撒くわけにいかないから、このお金で国債を
買った。国としては、外資による国債買いではないので安心して
発行できる。日銀の株主は国だから、自分の借金を自分が発行した
お金で買っているという図式になる。
さすがに直接購入はできないので、一旦銀行が国債を買い、銀行の
もっている国債を日銀が買うという子供騙しが通用している。

普通こんなことをやれば、円の貨幣価値は落ちるものだが、円は
国債通貨の中で信用があり、簡単に円安にはならないのが不思議。
これを見込んでいた安倍総理の感覚は鋭いといえるが、さて、
1000兆円を超えた借金は将来返却できるの??

今、財政健全化などという政治家はあまりいない。そんなことに
まともに取り組めば、ただでさえ赤字の日本経済がとんでもない
ことになるのを政治家は知っているから。

では将来どうすりゃいいのよ?
これには奥の手があるのです。
国の借金の証文、国債は日銀がもっており、これを破り捨てれば
いいのです。誰も損害を被らずに解決!
(破り捨てないで、ただ持っているだけでもいいかな。
 だれも貸したお金を返せと言わないのだから)

こんな手があるのですから、年金不足なんて言ってないで、
どんどん国債を発行して、年金に回せばいいのです。

しかし、総理になった安倍さん、まともにそれは言えないか??

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