ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

ゴールデンウイーク考

2018-04-30 | 日記

山荘の今年のボタンは過去最高の10個の花をつけました

ゴールデンウイークで日本中が「どこに行くの?」「GWの計画は」などなど
常と異なることをしないといけないような雰囲気にさせられている。
しかし、爺さんはこんな時は遠出をせず、世の中の喧騒を眺めるだけにする。

こう書くとひねくれ爺さんが・・・と言われそうだが
この私も、若い現役のサラリーマンの頃はあちこち出かけてはひどい目にあってきた。
その中でも最悪の思い出となっているのは、夏休みに家族で能登半島へ海水浴キャンプ
に出かけた時のこと。
中央高速ー松本ー大糸線沿いのルートで目的地まで11時間、帰路はこれに懲りて
朝7時出発、出来たばかりの北陸自動車道で長野ー軽井沢のルートを取ろうと
高速に乗ったが、大渋滞でほとんど動かず、あきらめて次のインターで下に降り、
行きと同じルートで帰ることになったが、行きに倍する渋滞、成り行きのままに
帰ってきたが、帰宅したのは翌朝の5時、なんと22時間の長旅だった。

さすがにこれを最後に休みの遠出はしないことにした。
山荘に行って、ウッドデッキに座り、本を片手にコーヒーを飲みながら、目の前の
国道を山中湖方面に走る車の列を見ながら、行った先で何を期待しているのだろう
と哀れとも、悲しみとも思える感慨をもつ。

でも、そんなことを恐れてじっとしているより行動だというのが若さなんだろうな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿