ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

鎌倉を歩く

2023-03-03 | 旅行
3月になり、春らしい陽気に誘われ、鎌倉へ出かけ
た。一人で出かける気安さは、朝の天気を見て決め
られる。今回は行ったことのない覚園寺が目的地。


バスで岐れ路まで行き、歩き始めた。
最初に頼朝を御祭神とする白神神社、鎌倉幕府の
創始者を祭る神社としてはいかにも質素。


頼朝の墓も質素だが、家康と比較してはいけない。
政子、実朝のやぐらにある墓はさらに質素で鎌倉の
墓の考え方なのだろう。

菅原道真を祭った荏柄天神社は派手な色?


菊の紋が見える鎌倉宮は明治天皇の勅命で作られた
護良親王を祭る神社で鎌倉の中では異色のもの。


覚園寺は少し離れており、こんな山に近い住宅地
の川沿いの道を進んだ先にある。


覚園寺は大河ドラマの主人公義時が自身の安全を
願い、私財を投じて作った大倉薬師堂が始まり。
静かな雰囲気の中にある期待どうりのお寺。
撮影できるのはこの愛染堂までで、この奥にある
本堂の薬師堂の中には薬師如来、日光、月光菩薩
があるが、有料区域にあり、庭木を含めて撮影禁止。
177のやぐらがあり、これらは有力者の埋葬の
ためだったということから、この奥まった一帯は
鎌倉の墓苑区域だったらしい。

最後に護良親王のお墓に行く予定だったが、
こちらは中へは入れないようなので、中止した。

大河ドラマの影響で混雑しているかと思っていたが
寒い時期の木曜日のためか、意外と人は少なかった
トータル1万歩の散策は天気に恵まれ快適でした。