『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

日産化学の社紋板

2010年09月25日 | タンク車のパーツ

(日産化学の社紋板 2008年12月7日撮影)

今日は休日出勤しないので連投しちゃいます。

日産化学のタキ7500をご紹介していますがちょっと箸休めです。

パーツ紹介第一弾:日産化学の社紋板です。
日産化学の社紋板は、少し濃い目の赤に白抜きの★マークで非常に目立ちますよね。6箇所でボルト支持していますが、円板に「耳」を付けてあるのがポイントになってます。「耳」は白く塗られており、特にカセイソーダ液車のように黒いタンク体には、白耳6個が映えてキュートだと思いませんか?(こんなこと思っているの私だけ??)

ところで、この日産化学の社紋板ですが、専貨廃止時に何とか保存したいとの思いにかられ、2008年10月頃に日産化学に譲渡を申し入れたところ快諾頂き入手したものです。この11月には運用離脱構内留置されていた硝酸車は全車解体されてしまったので、まさに間一髪でした。車番は限定出来ないのですが、日産化学曰く平成生まれのタキ10700に取り付いていたものだそうです。
個人のコレクションにしたいところですが、この社紋板は三重の貨物鉄道博物館に寄贈してあります。ご覧になられた方もおられるのではないでしょうか?

では、キュートな耳もご覧頂きましょう。


(左上側の「耳」)


(左横側の「耳」)


(右横側の「耳」)
左右2個の「耳」は丸穴ですが、左右上下4個の「耳」は楕円穴になってます。これで取付位置の少々のズレを調整出来るのですね。


(「耳」の裏側)
「耳」は別に切り出して穴明けした板を裏側に溶接してあるのが分かります。

社紋板は鋼板製です。計量していないので正確なことは分かりませんが、恐らく10kg以上の重量はあったと思います。「耳」を含めない直径は800mmです。
貨物鉄道博物館へ寄贈することを申し入れたうえで譲渡頂いたこともあり、日産化学でキレイにタッチアップ補修して頂いたようです。


(日産化学の社名板)
画像では伝わりませんが、この社名板はアルミ製だったかも知れません。異様に軽かったです。

今回は初の試みでパーツを取り上げてみましたがいかがでしたか?
今後も時々はパーツの紹介もしたいと思います。

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2 コメント

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Unknown (急行越前)
2013-10-29 22:47:23
おおっ!!超遅レスですみません!!
こんなのお持ちだったのですね!!!最高です!!
(すみません。貨鉄博にはまだ行ったことがありません...)
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Re:日産化学の社紋板 (『タキ10450』)
2013-10-29 23:50:43
日産化学の社紋板は、一旦私が引き取りましたが、貨鉄博に寄贈することを前提に譲ってもらったので、日産化学とのお約束の通り貨鉄博に寄贈致しましたので、残念ながら個人所有ではありませんヨ。

これを個人所有出来ればよかったのですが、重たいし直径が80㎝もあり、置き場所に困っちゃいます。
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