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『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ4399

2010年12月29日 | 硫酸車

(タキ4399 2009年5月4日 宮下駅(東邦亜鉛)にて)

本日から家族のもとに戻るため、しばらくアップ出来ませんが、今年最後のアップです。


今日ご紹介するのはタキ4399です。
東邦亜鉛の奥側の留置線は、公道からやや見下ろす格好で留置車を観察することが出来ます。

宮下の東邦亜鉛構内に長らく留置されていた車で、既に何年も検切状態で全体的にカサカサになっています。標記類も見え辛くなってますが、台枠右側に小さく記載された型番から辛うじてタキ4399であることが分かります。
社紋板だけがクッキリ残っていて、日鉱の丸い社章だけが目立ちます。

どうやら他の車と同様、構内で据置タンクとして使用されていたようで、よく見るとタンク体右端に「8」と書かれています。他の車には「B硫」と書かれた車もありました。


実は、宮下の東邦亜鉛には今年のGWにも訪れていまして、状況が変化していました。タキ4399は手前の車に被られていて全容は見えぬも、車の廻りに仮設足場のようなものが組まれていて、社名が書かれていた辺りには、緑色のガムテープのようなもので四角く貼り付けられてます。解体をしているようには見えませんでしたが、タンク体の補修でもしていたのでしょうか?

夕日がドームに反射し、安全弁を外した跡のメクラ蓋が光っています。



(タキ4399 2010年5月3日 宮下駅(東邦亜鉛)にて)


9月から始めたブログですが、まずまずのペースでアップ出来たと自画自賛しています。
年明けは1月4日以降にアップします。年明けも濃硫酸車を引き続き、タキ4000をご紹介する予定です。

これまで3ヶ月チョットの間、弊ブログをご覧頂きましてありがとうございました。来年もどうぞご覧下さい。良いお年を!
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タキ4581

2010年12月28日 | 硫酸車

(タキ4581 2007年2月10日 安中駅にて)

今日は仕事納めでした。明日30日から1月4日まで年末年始のお休みとなりました。明日から家族のもとへ戻ります。


さて、前回のタキ6259に続いて濃硫酸車を紹介します。まずはタキ300をご紹介します。型番からはタキ300とは想像し難いタキ4581です。

運用から外れ、安中駅の東邦亜鉛留置線で佇んでいました。
枯れた雑草が生い茂り、足廻りが全く見えないうえに電柱が串刺し状態となったダメダメ画像ですが、残念ながらこの画像しかないのでご容赦下さい。

タキ4581は、最後まで活躍したタキ300の1車として有名ですが、私は現役の頃を見ることは叶いませんでしたが、ダメダメ画像でも何とか廃車前に捉えることが出来ました。

30t積でタンク体の長さは短いですが、濃硫酸はタンク体が細身なので、こじんまりとしたスタイルが好ましいです。

社紋板は、東邦亜鉛の亜の字を「亞」でかたどった社章となっています。この社章は遠目からも目立つものでした。縁取りの環が二重になっているところがお洒落ですね。


次回もタキ300をお送りします。とは言え、残念ながらこちらも廃車体です。
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タキ6259のアップ画像

2010年12月27日 | タンク車のパーツ
先日、いずみ企画の「日本の貨物列車 関西・北陸編」のことについて触れましたが、この土日に実家に戻った際に名古屋では売り切れだった中部・東海編を買いました。

太平洋セメント藤原工場でのセメントの積込状況や、乙女坂の矢橋工業での石灰石の積込状況等、一般には見ることの出来ない荷役状況の撮影があり中々興味深いものでした。
また、過去の映像(あの日あの時:18分)では、鵜殿行きの茶ワムの最後尾に旭硝子の液化塩素のタキ5450がぶらさがっていたり、東海道筋の専貨に日本パーオキサイドのタキ22800(過酸化水素)や、味タム(タム5000)が編成されていたりと飽きない内容でした。
3,800円(税抜)と少々高いのですが、タンク車ファンにはお奨めです。
尚、大阪の旭屋書店では10%オフで販売されてましたよ。


さて、タキ6259は1車しか撮影出来ずでしたので、もうアップ画像のご紹介です。
まずは、2分割画像をご覧頂きましょう。



(タキ6259 2004年12月11日 名臨東港駅にて)

台枠は側梁省略型のため、車票挿しや臨時駅挿しはタンク体に取り付けられていますが、いずれも視覚し易いようにサポートを取った処理になっています。

タンク体左側、社名板の下2箇所にサポート跡があり、かつてはS字管がありました。無水硫酸専用時代の名残のようです。
吉岡心平さんのHPに同じタキ6259の解説があり、珍しくカラー画像が掲載されてますが、こちらは平成12年撮影で、私のは平成16年撮影です。平成12年時点では全輪プレート車輪ですが、4年後には片方の台車は2輪ともスポーク車輪です。この間の全検等で台車の履き替えがあったのでしょうか?

社紋は、山形の中に神岡(Kamioka)の頭文字「K」を配した中々洒落た紋章になってますね。




最後はスポーク車輪の履いた台車のアップ画像をご覧頂きましょう。とっても格好いいねぇ。


次回は別の濃硫酸車をお送りします。


次回はタキ6250以外の濃硫酸車をお送りします。
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タキ6259

2010年12月26日 | 硫酸車

(タキ6259 2004年12月11日 名臨東港駅にて)


この休みは実家に戻っていたのでしばらくアップ出来ずにいました。
クリスマスも過ぎ、あとは静かに年の瀬を迎えるばかりとなりました。


さて、前回までタキ9900をお送りしてきましたが、今回より濃硫酸車をお届けしたいと思います。今回は私が記録出来た唯一のタキ6250であるタキ6259をお送りします。

いつものように東港を覗きに行った際に偶然見掛けたものです。
神岡鉱山から東海道を経て関東方面への運用でした。
右側の台車は2輪ともスポーク車輪です。この頃は、タンク車を追っかけ始めたばかりの頃だったのでスポーク車輪を目の当たりにした時は非常に感動したことを思い出します。

他の濃硫酸車はキセが無いのに、タキ6250はキセ付きでタンク体が太く見えます。中間梁が無くキセ付きの姿は、まるで初期型のタキ7750に似ています。

積荷種別ですが、濃硫酸だけでなく発煙硫酸も併記です。
常備駅の神岡鉱山前駅ですが、文字数が多いので2段に分けての標記です。

タンク受台の上部にボルトが見えるので、タンク体の離合はここで行われているようです。


たった一度しか見ることが出来ず、その後宮下や安中を訪れるようになった頃には既にタキ6250はいなくなっていたので、この車以外はついに見ることは無かったのです。


次回は、タキ6259のアップ画像とスポーク車輪をご覧頂きます。
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タキ49940の3分割画像

2010年12月22日 | タンク車のパーツ
2011年までとうとう10日を切ってしまいました。もう年賀状は書きましたか?私は注文した年賀状が出来上がってはいるのですが、まだ一枚も書いてません。今度の土日に宛名書きをする予定です。


さて、今回も3分割画像でお送りします。タキ49940です。
真横からの画像ではありませんが、連結面のアップが見て頂けると思います。

名臨東港構内にある検車庫の前に留置されているところを捉えたものです。

常備駅は沼垂駅です。画像からははっきりとは読み取れませんが字数からして四日市駅臨時常備となっているようです。

当日は曇天でしたので、比較的落ち着いた色調になっているため、手ブレーキの処理の仕方が良く分かります。

タキ49940はタンク受台に製造者銘板がキチンと取り付けられています。が、車票挿しにも楕円の銘板が見えますが、これは日本国有鉄道の銘板でしょうか?フレームレスの車両なので、通常台枠に取り付けられている銘板とどこに付けるのか、取付場所に苦心したのでしょう。




(3枚いずれもタキ49940 2005年3月20日 名臨東港駅にて)


これでタキ9900の紹介は終わりです。次回は何が登場するかお楽しみに。
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タキ49921の3分割画像

2010年12月20日 | タンク車のパーツ
先週は忘年会の他、出張者のお相手等々で毎晩飲み会となり、アップが出来ずにいました。5日も空いてしまいました。

タキ9900のアップ画像を紹介します。
但し、ネタは少ないので今回と次回の2回で終わる予定です。

まずはタキ49921を真横から3分割した画像です。
ど真ん中に電柱があったので、型式写真は撮ってませんでしたが、3分割して画像は撮ってました。




(タキ49921 2005年5月15日 四日市駅にて)

この車は中島埠頭駅常備です。今は休止となっている秋田臨海鉄道の北線にある途中駅で、かつては石油の油槽所がありました。99系や35系はタキ43000やタキ1000と違い、多々の所有社と多々の常備駅がありましたね。

社紋板ですが、ボルトで取り付けるための耳が6本あります。「J」の字の先が少し社紋板からはみ出しています。このはみ出しがJOTの社紋板の特徴です。

左側のタンク受台に製造者銘板が見当たりませんね。よぉく見ると楕円のプレートを外したような跡が見えます。


次回もタキ9900のアップ画像をお送りします。
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タキ49940

2010年12月14日 | ガソリン・石油車

(タキ49940 2007年4月8日 名臨東港駅にて)

今週は忘年会ウィークです。体力と財力に乏しいので何とかやり繰りするのに必死です。


さて、タキ9900も今回で最後の1車となりました。今回はタキ49940です。

撮影日付をご覧の通り、解体間際に撮影したものです。
タキ49940は昭和40年製なので、車歴42年でずいぶん長生きしたのですね。
とは言え、いずれご紹介しますがタキ3700の若番車はもっと長生きしたのです。定期的にキチンとメンテナンスをすれば長く使えるものなのですね。
まだまだ使えたでしょうが、活躍の場が減ったり効率化・高速化が進んでしまっては仕方が無いことです。

そう言えば、昨夜忘年会へ向かう際に東海道線の枇杷島駅で列車を待っている時に、DD51に牽かれたガソリンタキが稲沢に向けて通過してゆきましたが、牽かれたタキは全車タキ1000でした。
既にタキ43000の若番車が解体されつつあるのですから、全車タキ1000は当たり前なのかも知れません。


次回以降は、タキ9900のアップ画像をお送りします。
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タキ49938

2010年12月12日 | ガソリン・石油車

(タキ49938 2007年3月10日 名臨東港駅にて)

今日は1年ぶりにゴルフをしました。鈴鹿のチョイ先にあるゴルフ場でした。一日寒い日でしたが、プレー中はそこそこ体が温もってまずまずのゴルフ日和でした。


さて今日はタキ49938をご紹介します。

と、今、気がついたのですが、前回のタキ49926には車票が挿さって現役だ…と申し上げた時には気付きませんでした。タキ49926の車票挿し板はタンク体に沿わずに地面と垂直となるように取り付けられてます。タキ49938の車票挿し板はタンク体に沿うように取り付けられており、これまでにご紹介した車と同じ処理です。(タキ49926以外)


タキ9900をご紹介するのもあと1車で終わりです。
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タキ49926

2010年12月11日 | ガソリン・石油車

(タキ49926 2006年6月4日 名臨東港駅にて)

昨日10日(金)は、忘年会だった方も多かったのでは無いでしょうか?かく言う私も何回かあるうちのひとつの忘年会でした。


さて、タキ9900もご紹介するの出来るのは残すところ3車です。

今回はタキ49926です。
この車も撮影当時は未だ現役で運用されていました。

んっ?目の錯覚でしょうか?車番標記が若干右下がりになってませんか?
真ん中3字の992は徐々に下がっているように見えます。タキ9900はキセがありませんので、タンク体のヘコみによる錯覚でも無さそうです。

この画像は、名古屋臨海鉄道の事務所に近いところから、手前の立ち木の合間から捉えたものです。手前に草木が邪魔してお見苦しくて申し訳ありません。
運用票も挿してあり、現役であることが見て取れます。


タキ9900も残り2車です。残り2車とも解体前に東港駅に留置されていた車です。
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タキ39965

2010年12月08日 | ガソリン・石油車

(タキ39965 2007年3月10日 名臨東港駅にて)

今日12月8日は太平洋戦争開戦日とジョン・レノン暗殺の日です。BSでジョン・レノンのドキュメンターが放映されるようですが、深夜なので見れないなぁ。


さて、今回はタキ39965です。

この車もこれまでに紹介した廃車解体前の留置車です。
東海地区に居たタキ9900の晩年は、石山駅(滋賀県)にある日本電気硝子への運用に就いていたようです。
関東では、タキ9800が三島の東レへの運用に就いていたようですが、東海地区までは来なかったので遂に見ることが出来ませんでした。

これまでも何度か言ってますが、東港駅構内の三洋化成寄りにある所は、大同工業大学の高層ビル以外には高い建物が無く、架線も無いので非常にスッキリした画像が撮れます。自画自賛ですが、この画像もスッキリしていますよね。特に午前中は光線の入り方が良く、手前に解体車が居なければ型式写真撮り放題です。

99系の形状を見ると、35系よりも工作に時間が掛かりそうですね。35系はタンク体の構造が3ピース(左右と中央)ですが、99系は5ピース(左右・中央・左右絞り)です。しかもフレームレス構造ですから、位置決めやレベル出しに手間も掛かりそうです。


次回もタキ9900です。タキ9900はあと3車あります、しばらくお付き合い下さいね。
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