『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ6636

2014年09月20日 | エチレングリコール車
9月も中旬を過ぎ、朝晩はだいぶ寒くなってきました。季節の変わり目は風邪をひき易くなりますから体調管理には気を付けて下さいね。

今回はタキ6636です。


(タキ6636 2006年11月25日 千鳥町駅にて)

ドームレスの形態です。荷役のマンホールだけがちょこんと頭を出しているような感じです。
エチレングリコール車は、除湿装置が特徴的ですが、除湿装置もタンク体に埋め込まれていて、頭だけがちょこんと見えています。
マンホールの右側にフランジを2枚合わせたように見えているのが除湿装置です。

マンホールと除湿装置のほか、バルブ類等が配列されていて、踏み板は以外にも長いです。
ドームレスになった分、踏み板はだいぶ上の方に付けられていて、7本の脚で支えられています。

側ブレーキとなっていて、タンク体に手摺が取り付けられています。積荷名の文字数が長いので、側ブレーキの内側に「エ」がかかってしまってます。


違う角度の画像をご覧頂きましょう。


(撮影日、場所は同じ)


タキ6636のご紹介はこれで終わりです。

次回はタキ6624の3分割画像をご紹介します。


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タキ6631

2014年09月10日 | エチレングリコール車
全米オープンで決勝戦にまで進出した錦織圭選手でしたが、決勝戦は敵の高速サーブにやられちゃいましたね。彼なら、いつの日か4大大会のどれかを制覇するような気がします。

さて、タキ6600のご紹介を続けます。今回はタキ6631です。


(タキ6631 2006年11月25日 千鳥町駅にて)

前回ご紹介のタキ6624と同じ三菱重工製で、1年後に造られたので形態は基本同じです。

ドーム手前に細いS字管がありますが、これは通気管だそうで、吸湿性のある積荷ゆえに乾燥空気や窒素を封入する際に使われたそうです。
なので、空気管や吐出管では無くてやけに細いS字管になっています。
因みに、積み込みは上部から行い、積み出しは台枠下部の液出管から行います。荷役方式はガソリンや石油系と同じですね。

タキ6631は、吉岡心平御大のHPでも取り上げられていますので、こちらも参考にして下さいね。

次回でタキ6600のご紹介は終わりです。次回はドームレスにちょっと近代化した車のご紹介です。


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タキ6624

2014年09月01日 | エチレングリコール車
8月はなんだかバタバタしていて、あまりアップ出来ずに9月に突入してしまいました。
ここ数日はすっかりしのぎやすくなって、やかましいセミの鳴き声も聞かれなくなりました。

さて、今回からエチレングリコール車のタキ6600をご紹介します。と言っても、記録出来たのはたった3車なのでご紹介はすぐに終わってしまいますが…。
今回はタキ6624です。


(タキ6624 2006年11月25日 千鳥町駅にて)

朝の光線が差して、足回りはキレイに撮れているのですが、社紋板と社名板はデザインや文字がとんでしまってます。

タンク受台と帯金止めの古風なスタイルをしています。それもそのはず、吉岡心平御大のHPに掲示のロット表によると昭和41年製だそうです。
タンク受台は、斜めカットされたタイプで、台形タイプではありませんね。

社紋板は丸形で、ボルト止め用に8本の耳のあるタイプです。

大きなドームの左手前には、円筒形ものが見えてますが吸湿装置です。

2007年春に運用が終了するまでは、三島にある東レの工場への運用が唯一のものでした。


尚、三島への運用終了後に、千鳥町駅にて留置されていた頃の画像もご紹介しておきます。


(タキ6624 2007年6月10日 千鳥町駅にて)


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タキ15819

2012年05月27日 | エチレングリコール車
金・土曜と仙台へ出張し、お客さまの居られる多賀城へ行ってきました。駅前は辛うじて津浪被害を逃れるも、街中には1.5~2mの津浪が来たそうで、あちこちで改修工事をしてました。まだ改修に手のつけられないところもあるようで、シャッターの閉まっている店もあちらこちらで見れました。

さて、今回はタキ15819です。


(タキ15819 2005年11月12日 川崎貨物駅にて)

前回まで日本触媒所有のタキ15814~816の3車をご覧頂きましたが、同じ車とは思えぬほど姿形は全く違ったものになってます。
タキ15814~816は新製された車ですが、このタキ15819はタキ45000から改造された車だからです。とは言っても、台枠・足回りこそ転用されてますが、タンク体は新製されて載せ替えられてます。タンク体の形状は、タキ1900のような形をしています。補強環が5本あり、いかつい姿になってます。

撮影した場所は、道路から少し高く盛土になっていて、見上げるような画像しか撮れませんでした。積荷標記に近い側から撮った画像もありますので、こちらもご覧頂きましょう。
位置が悪く、タンク上部のハッチや吸湿装置や安全弁やらがよく見えなくてすみません。


(タキ15819 撮影日時・場所は同じ)


タキ15800の画像は以上です。
次回からは、タキ15800のアップ画像をご覧頂きましょう。


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タキ15816

2012年05月24日 | エチレングリコール車
今日仕事で、群馬の太田市まで行ったのですが、浅草から東武鉄道のりょうもう号に乗車しました。途中、昨日開業したスカイツリーの横を通過しましたが、開業2日目で大変な人出でした。しばらくの間は、この騒ぎが続くのでしょうね。

さて、タキ15800は連番3車目のタキ15816です。


(タキ15816 2006年11月25日 神奈川臨海鉄道千鳥町駅にて)

これまでご覧頂いたタキ15814~16は、タンク体の外側に補強環が取り付けられてます。左右両端の補強環は、何故だかタンク受台を突き破るように処理されてます。少し内側に位置をズラせばタンク受台を貫通させることもなかったのに、タンク体と受台とを密着や結合させるための意図があったのでしょうか?

冬場の朝の光線が長く伸びていて、社名板のあたりに道路にある電柱の影がタンク体に映り込んでて見辛い画像になってしまってます。

次回もタキ15800ですが、タキ45000からの改造車をご紹介します。


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タキ15815

2012年05月21日 | エチレングリコール車
昨日日曜日には、初めて鉄道博物館へ行ってきました。2007年10月の開業から5年半後の初で、何ともスローモーぶりですが、混雑するのはイヤだったので伸び伸びになってました。キハ10を間近で見れなかったのは残念でしたが、中々趣向を凝らした展示で以外と楽しめました。貨車ファンとしては、レサとコキ以外の車も展示して欲しかったところです。

さて、エチグリ車を続けます。今回はタキ15815です。


(タキ15815 2006年11月25日 神奈川臨海鉄道千鳥町駅にて)

積荷のエチレングリコールは、種別「93」の標記はあるものの、危険性や可燃性は無いようで、種別の数字しか書かれてません。
荷役のハッチのほか、除湿剤収納の筒や安全弁や窒素管があり、大分賑やかです。そのせいでしょうか?踏板は長めのものが取り付けられており、6本脚で支えられてます。
前回ご紹介のタキ15814とは逆サイドの画像です。見比べて頂くと、側ブレーキの手摺は右端に大分オフセットされて取り付けられてます。

千鳥町は、道路側に植え込みがあるものの、それ以外には遮るものがなく非常にスッキリした型式写真を撮ることが出来ました。ただ、画像のような快晴の冬場の朝に行くと、朝の強い光線が当たり、植え込みの影が出来るのと銀色の車体が光ってしまうことが難点でした。

次回もタキ15800のご紹介です。


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タキ15814

2012年05月19日 | エチレングリコール車
今日の東京は快晴で、空気は比較的カラッとしてますが、日の当たるところは結構暑く、室内だと28℃近くになってます。今年は猛暑でしょうか?電力不足が気になります。

さて、前回までタキ5450の14万番台をご覧頂きましたが、今回からはご紹介していない積荷をご覧頂きます。エチレングリコール車のタキ15800です。


(タキ15814 2007年6月10日 神奈川臨海鉄道千鳥町駅にて)

この位置からでは分かりませんが、積荷は粘性の高い液体ゆえ、中央に向かって傾斜がついたV字状のタンク体になってます。また、タンク体の材質は純度保持のためステンレス製です。なので、タンク体は鈍い銀色をしています。
タンク体上部に、何やら取っ手のついた円筒状のものが見えます。積荷が吸湿性の高いものなので、この円筒状の中に乾燥剤が入ってます。

日本触媒の車は、千鳥町から三島への運用となってましたので、私が名古屋で単身赴任している間には、東海地区で見ることは無かったです。時々東京の家族の元へ戻った際には、コストコ川崎店へ買い出しに行った折に寄り道して千鳥町へエチグリ車を見に行ったものです。

次回もタキ15800をご覧頂きます。


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コメント (2)
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