『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ7058,7064解体

2014年02月22日 | タンク車のパーツ
タキ7050のご紹介は前回で一応終わったのですが、おまけで解体途中の画像をお送りします。



(タキ7058の解体 2009年7月19日 名臨東港駅にて)


(タキ7064の解体 2009年7月19日 名臨東港駅にて)

名臨東港駅構内の解体線で、この2両が並べて解体されました。

S字管や側ブレーキの手摺は既にガス溶断されています。両端梁の手摺も溶断されてます。手前の雑草で見えませんが、ブレーキ機構も解体されているように見えます。
ボルト固定されていたハシゴも外されています。ハシゴが付いていたところにある「架線注意」のプレートだけが虚しく残されています。

何故だか分かりませんが、社紋と社名はそれぞれ白と黒に塗り潰されています。東亜合成から解体業者に所有者が渡ったからでしょうか?


タキ7058の左には茶ワムが繋がれていて、こちらはタキ7058の後に解体されたものと思われます。
手前には、解体転用のためにTR225が多数ころがってますが、しばらく放置されていると見え雑草に覆われてます。


比較すると益々虚しくなりますが、現役だった頃の画像と見比べてみて下さい。


(タキ7058 2008年11月9日 昭和町駅にて(再掲))


(タキ7064 2004年11月28日 名臨東港駅にて(再掲))


次回からタキ1900の続きをご紹介します。タキ1125**をお送りしてゆきます。


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タキ7050のアップ画像 その4(タキ7064)

2014年02月15日 | タンク車のパーツ
東京は2週続けて大雪となり、先週末に続き今日も雪かきをしました。腰が痛いです。

タキ7050のご紹介も今回で最後となります。
タキ7064の2分割画像をご覧頂きます。



(タキ7064 2004年11月28日 名臨東港駅にて)

二本木か伏木あたりから名臨まで戻ってきたようです。車票には返空の赤丸付きで、運用票も刺さったままです。

1枚目の画像を見て頂くと、踏み板が手前側に飛び込み台のように飛び出ています。吉岡心平御大のHPによると、製造当初には無く後天的改造により追加取付されたものとか。ちょっとしたことですが、この車のチャームポイントですね。

撮影当時は、未だ常備駅標記が「伏木駅」のままです。

タキ7064の1本向こう側には日本陸運産業の社名板が見えてます。撮影当時、神岡鉱山の濃硫酸輸送が終焉直後で、用途を失ったタキ5750やタキ46000が解体のため山を下りて東港を経由地に半田埠頭へ送られていました。日本陸運産業の車は恐らくタキ46000のものと思われます。あれから10年近くが経とうとしているのですね。


次回から別の車をご紹介します。何が登場するかはお楽しみに。


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タキ7050のアップ画像 その3(積荷標記周辺)

2014年02月09日 | タンク車のパーツ
今朝未明からの東京の雪は、思いのほか積もって都心では27cmもの積雪があったとか。今朝は社宅周辺の雪かきに追われ、腰と膝が痛いです。

今回は積荷標記周辺のアップ画像です。


(タキ7058のアップ画像 2008年4月13日 昭和町駅にて)


(タキ7063のアップ画像 2005年3月27日 昭和町駅にて)

タキ7058ですが、タンク体中央では無くて側ブレーキ手摺にかぶるように右寄りに標記されています。ただ、タキ7058は側梁が省略されてますので、車票や運用票のプレートを側梁に取り付けれずタンク体に取りつけている関係で、危険標記は車番・積荷標記の右側に書かれています。
位置関係だと思いますが、積荷標記は車番と合わせて中心を取るのが通常ですが、この車はやや位置がズレてますね。中心に書いてしまうと、右端の文字が補強環に掛かってしまうから、これを避けて書かれたのでしょうね。

タキ7063ですが、S字管の合間に標記されていますが、これでもタンク体の中心位置ではありません。タキ7058と同様に積荷標記は車番の中心位置よりズレてます。タキ7063も車番に合わせて中心を取ると、補強環に文字が掛かってしまいます。

形態や構造によって、臨機応変に標記の仕方や場所を変更するあたりがタンク車の面白みの一つでしょう。

次回もタキ7050のアップ画像が続きます。


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タキ7050のアップ画像 その2(タキ7058)

2014年02月01日 | タンク車のパーツ
アッと言う間に早くも2月です。

タキ7050のアップ画像ですが、今回はタキ7058のアップ画像をお送りします。


(タキ7058のアップ画像 2005年10月23日 昭和町駅にて)


(タキ7058のアップ画像 2005年10月23日 昭和町駅にて)


側梁レスに加えて側ブレーキの車ですので、ブレーキ機構・ハシゴ・S字管・運行標記等あらゆるものがタンク体や中央梁からサポートを取って固定されており、たいぶにぎやかに見えます。

S字管は、S字と言うよりかはクランク状に曲げて作られてます。液出管は、吐出しフランジの手前にレデューサを入れてあり、配管径を広げてあります。

ハシゴのサポートは、タンク体からL型鋼を斜角に溶接して取られています。ハシゴ頂上部は90°に曲げて踏み板下に取り付けられたサポートにボルトで固定されてます。踏み板下のサポートには「架線注意」のプレートが取り付けられてます。

側ブレーキ機構のサポートは、左側から足踏みレバーの支点部、積空の表示プレート、足踏みレバーの作動部とステップ、と3箇所もサポートが取られています。少し見辛いですがステップはスリット入りで雨が抜けるようになっています。

これだけ複雑な構造なので、模型では見せ場がたくさんあるのですが、ここまで複雑な構造を作り込むのは大変そうです。

次回もアップ画像です。


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