『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ42657の3分割画像

2011年09月24日 | タンク車のパーツ
台風到来やら、期末処理やら、出張やらでブログアップがしばらく出来ずにいました。昨日も節電対策で休みが多かった分の振替出勤日だったので、今日ようやくアップ出来ます。

さて、今回はタキ42657の3分割画像です。
①次側を手ブレーキ側からご覧頂きましょう。



カマボコ型キセのベロ部を中心にパッチ当てだらけですね。
ちょっと分かり辛いですが、台車を板バネからダンパーに変えたからでしょうか?手ブレーキのバーが台車中心部だけ外側にクランク状に避けて通してあります。



液出管(右)と空気管(左)の配管太さの違いがよく分かります。
下から見上げる格好なので、液出管・空気管が通る所の踏み板は切り欠き処理がされてます。
(内部ゴムライニング)標記は、カマボコ型キセよりも下側に書かれてます。


(タキ42657 2007年4月20日 3枚ともデンカ青海にて(許可を得て撮影))

鏡板の手摺の真ん中には1本補強が入ってます。
台枠に書かれた車番の文字は、他車に比べると大きさが小さいですね。

次回もタキ2600のアップ画像を、車番廻りの標記の見比べをご紹介する予定です。
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タキ22627の社紋板・社名板のアップ画像

2011年09月17日 | タンク車のパーツ
9月も中盤になって、べらぼうに暑い日はなくなり、気温30℃かそれを切る程度の温度になりましたが、それでも湿度の多い日が続いていて毎日不快です。

さて、今回はタキ22627の社紋板・社名板の周辺のアップ画像をご覧頂きます。


(タキ22627の社紋板周辺 2008年3月21日 デンカ青海にて(許可を得て撮影))

デンカ(電気化学工業)の車は、社紋板・社名板ともプレートに書かれたものをタンク体に取り付けていることがほとんどですが、この車では社名板がタンク体直書きです。
直書きされた社名ですが、株式会社の「式」の字は、キセの継目の帯金にかかって書かれてます。この車もご他聞に漏れず、キセのパッチ当てがあちこちに見えますね。

常備駅標記の位置が社名板の下にあり、だいぶタンク体の中心寄りの位置に書かれてます。
積載荷重や容量の標記も、他の車と比べるとやや中心寄りに書かれてます。

キセの表面は、何度も塗装の補修を繰り返したからでしょうか?凸凹だらけです。

次回も引き続きタキ2600のアップ画像をお送りします。
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タキ32683のアップ画像 その2

2011年09月14日 | タンク車のパーツ
前回に続きタキ32683のアップ画像を。
前回よりもう少し迫ったアップ画像です。3枚あります。迫っているので足廻りは映ってませんが悪しからず。




(タキ32683 2008年3月1日 中条駅にて 3枚とも)

更にアップ画像になると、カマボコ型キセのベロの部分は、帯板で当てがしてあるのが分かります。この車は、その帯板部に(内部ゴムライニング)と書かれています。

キセのあちこちに、塗装の補修跡が見え、長年風雪にさらされながらも手入れされてきていることが窺えます。
カマボコ型キセの上部側ですが、カセイソーダ液専用の「カ」の左側にキセ分割を止める帯板とビスが見えます。
キセの下部側ですが、タンク受台周辺にもビス止めされているのが分かりますね。

次回車検はH22年4月26日となっており、撮影時点では2年間車検が残っています。が、残念ながら撮影直後に専貨終焉となってしまったので勿体無い限りです。

踏み板は、ハシゴを境に左右対称かと思いきや、液出管のある右側の方が長めですね。空気管は、管が細いうえにドーム側面に管を通しているため場所を取らないのでしょう。

軍配マークの社紋板は、その形といい、モロ軍配の絵柄といい、黒いボディに映える赤い色といい、何とも格好が良いですね。軍配マークのファンが多いのもうなずけます。

次回もタキ2600のアップ画像をお送りします。
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タキ32683のアップ画像

2011年09月12日 | タンク車のパーツ
今日は節電対策の一環で休業日でした。今日は結構日差しが強く気温も上がったようなので、少しは節電協力出来たのかな?

今回はデンカのタキ32683のアップ画像です。

右側の画像は液出管側ですが、液出管よりドーム側に液を汲み上げる管が取り付けられているのが分かります。
積荷標記はキセの継目にかからないように書かれたみたいで、他の車と比べるとだいぶ右側に寄って書かれていて、型式タキ2600と重なり合う寸前にまで寄っています。
危険種別「侵81」標記は、タンク下部に書かれてますが、だいぶ下目に書かれてます。


(タキ32683 ①位側 2008年3月1日 中条駅にて)

一方左側の画像は空気管側です。
荷重は30tですが、タキ7750の方が製造年は若く荷重も35tと多いのですが、納入先の必要量との加減でタキ2600のような老体も活躍の場があったのでしょうね。


(タキ32683 ①位側 手ブレーキ側 2008年3月1日 中条駅にて)

尚、この車のご紹介記事はこちらです。
次回は、同じタキ32683のもう少しアップに撮った画像をお送りします。
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タキ12606のアップ画像

2011年09月11日 | タンク車のパーツ
今日は息子の文化祭(記念祭と言うそうです)へ行ってきました。杉並区にある都立高校ですが、とても自由な校風で、映画やら演劇やら軽音のライブやら書道GIRLSによるパフォーマンスやらあり、中々楽しいものでした。父兄や兄弟?も多数来場し、近所ではちょっとしたイベントのような感じでした。

さて、タキ2600のアップ画像は東北東ソーのタキ12606です。
残念ながらアップ画像は1枚しかありませんが…

連結面(鏡板)の中心部のキセは、ポコンと張り出してます。これは点検蓋があるから膨らんだ処理になっているのでしょうか?ポコンと張り出した上部には手摺が取り付けられており、手摺はポコン張り出しを挟んで左右に2点支持されてます。
カマボコ型キセは、カマボコのベロ部から折り目がついてしまい、外側(手前側)に反り返ってます。
液出管はS字を描くように曲げられてますが、途中から真っ直ぐ台枠に向かって処理されます。
台枠にはジャッキ受けは無く、スッキリしています。2輪ともスポーク車輪で、クラシカルなスタイルにマッチしています。


(タキ12606のアップ画像 2005年11月19日 酒田港にて)

この車のご紹介記事はこちら

次回もタキ2600のアップ画像、デンカの車をご紹介します。
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タキ42620のアップ画像

2011年09月10日 | タンク車のパーツ
今日は快晴で気温は結構暑いようです。9月の休日にもかかわらず東京電力の電力量は80%に迫る勢いです。

さて、今回からタキ2600のアップ画像をご覧頂きます。
デンカのタキ42620のアップ画像です。

事前許可を得て工場に入構した際、建屋の中に居たため全体を撮影出来なかったのですが、アップ画像は撮ってました。
周辺や背景で不要な箇所は極力カットしてトリミングした画像です。

この時は、専貨終焉の1年前ですが、デンカの化成品工場(田海)にお邪魔して職員様にエスコートされて撮影しました。この車は、既に車検が切れていた状態で構内に数年間留置されていたようですが、この撮影時にはタンク内洗浄を行っていたようです。この後しばらくして、この車と周辺の車検切れ留置車は解体されてしまったようです。

デンカの化成品工場ですが、構内にクロッシング(30度程の平面交差)があり、荷役・留置・編成引出し等転線が容易に行えるような中々立派な設備をお持ちでした。

タキ42620のアップ画像ですが、タンク受台周辺がよく分かります。タンク受台と台枠はボルト止めされていますね。タンク受台は斜めカット型です。
液出管のS字状況もよく分かります。液出管の干渉を避けるため、踏み板に大きな切り欠きが見えます。


(タキ42620 2007年4月20日 トリミングして周辺背景をカット(許可を得て撮影))

更に、車番標記周辺のアップ画像です。
こうやって間近で見ると、キセのいたるところにパッチ当てしたプレートが見えます。
キセの継目とバンド止めの処理の仕方もよく分かりますね。


(タキ42620 撮影日・場所は1枚目画像と同じ 2枚目もトリミング済)

次回もタキ2600のアップ画像をお送りします。
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車番不明のタキ2600 その3

2011年09月10日 | カセイソーダ液車
明日、娘の軟式テニスの引退試合があり、競技生活の有終の美を飾る予定?になってます。明日も今日と同じように暑い日となりそうで、季節はずれの熱中症にならぬよう注意しなければ…。

さて、車番不明のタキ2600は3車目です。

例によって、東北東ソーのヨットハーバー側から見える構内留置車群です。
車番は黄ばんだうえに擦れてしまいほとんど見えませんが、辛うじて台枠に書かれた車番からタキ4262@と4桁目までは見えます。もう少しサイドぎみに見れば5桁目も見えるのでしょうか?
とは言え、酒田までは東京からはおいそれと行けない場所なので、果たしていつの日か5桁目が見れる日が来るのでしょうか?

以前ご紹介したタキ42630と番号が近く、形態も似ているようです。
手摺と踏み板部の補強バーやキセ継目形状、角に丸みの無いドーム、タンク受台の台形形状…等が似ています。


(車番不明(タキ2600) 2008年5月4日 酒田港にて)

これでタキ2600のご紹介は終わりです。
次回からは例によってタキ2600のアップ画像をお送りします。
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車番不明のタキ2600 その2

2011年09月08日 | カセイソーダ液車
気がつけば、当ブログは昨年9月6日開設以来、知らぬ間に1年が経っていました。
この1年間で180本ほどの投稿をさせて頂きましたので、ほぼ2日に1本のペースでアップしてきました。かなり限定的な内容ですが、それでも日々50~80人ほどの方々にご覧頂いているようで、お付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
内容はこんな感じのままですが、引き続きご愛顧頂けると幸甚です。

さて、車番不明のタキ2600 その2です。
専貨終焉後の比較的最近の撮影です。と言っても2年半ほど前の画像ですが…。

東北東ソー裏のゴルフ練習場側から見える留置線の一番奥側で一番北側に居た車でしたが、手前にタンクローリー車がパークし、雑草も生えていて、何とも撮影し辛い位置に居ました。

車番は2桁まで見えますが、それ以降は見えません。もっと近づくことが出来れば薄っすらでも消えた文字が見えるのですが…。
残念ながら台枠の車番も消えてしまって見えません。

見た目の形態は、タキ42633タキ42640に似ていますので、この周辺の番号でしょうか?
危険種別標記「侵81」がキセ継目より下側に書かれているので、タキ42633でも42640でも無いようです。
特にタンク受台の形状(斜めカット型)が判別の決め手になりそうです。


(車番不明(タキ2600) 2009年4月30日 酒田港にて)

尚、右側にチラッと関西化成品輸送の社紋板と安治川口駅常備標記が見えます。この車は同じカセイソーダ液専用車のタキ7750です。こちらは後日(いつの日になるやら)ご紹介します。乞うご期待!
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車番不明のタキ2600 その1

2011年09月05日 | カセイソーダ液車
今日は月曜ですが、節電協力の一環として今週と来週は月曜が休みの我が社です。その分、再来週の祝日は出勤なのですが…。

さて、前回までタキ2600のご紹介をしてきましたが、今回から数回に亘り東北東ソー車で車番の分からない車をご紹介します。

1回目の車ですが、車番が完全に消えてます。手前の車と被って台枠の車番標記も見えません。
薄っすらと積載荷重が30tであることと、(内部ゴムライニング)標記が見えることからタキ2600と判断してます。
左側の空気管(たぶん)がS字管になっているのが特徴ですが、東北東ソー車でS字管は余りいなかったようで、これまでにご紹介した車でS字管の空気管とキセの処理具合でマッチした車は無いと思われます。
ハシゴの処理を見ると、手摺は後で追加されているようです。
片方の台車はスポーク車輪ですね。

果たして、この車は何番なのでしょうか?


(車番不明(タキ2600) 2005年5月7日 酒田港にて)

次回も車番不明のタキ2600をお送りします。
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タキ2950

2011年09月04日 | カセイソーダ液車
台風一過、四国中国関西に爪痕を残して日本海へ抜けてゆきました。被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

さて、今回からタキ2600の番外編とアップ画像をお送りします。
今回はタキ2800のタキ2950です。

以前タキ42630でご紹介した、東北東ソーのヨットハーバー側の据置タンク車群に居る車のうちの一車です。

手前に松の枝が映り込んでお見苦しい画像で恐縮です。

車番標記は、非常に判読し辛いのですが台枠内に車番が書かれていて、辛うじてタキ2950であることが分かります。
タキ2800なので(内部ゴムライニング)標記はありません。

キセの継目部が、他の車と比べて位置が高いこともあり、キセから出たタンク帯金の長さが長く感じます。
松の枝がかかりそうな位置で見え辛いですが、安全弁や操作弁は取り外されてます。


(タキ2950 2008年5月4日 酒田港にて)

次回からは車番の分からない東ソーのタキ2600を数車お送りします。
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