ケンのブログ

日々の雑感や日記

失恋 スモーキングブギ

2022年04月06日 | 日記歌入り
今日の新聞の人生案内にこんな文章が載っている。

「20代の男性。大学と大学院に計6年間通い、この春、社会人になりました。卒業にあたり、同じ研究室の女性に告白しましたが、男性として見たことはない、もっとときめく恋がしたい、と振られました。

確かに、自分でも男性として何か魅力があるとは思いません。恋愛経験も少ないうえ、相手は学科でもトップクラスのかわいい子で、高望みだった気もします。ただ、自分も世間的に評価の高い大学を卒業し、就職先も大企業。本当に高望みなのかと疑問も残ります。
(中略)

私のスペックを考えると、婚活よりも恋の方が難しいと思いますが」と。

これを読んで 僕は中島みゆきさんの化粧という歌のこんなフレーズを思い出した。

「バカだね バカだね バカだね あたし
愛してほしいと思ってたなんて

バカだね バカだね バカだね あたし
愛してもらえる つもりでいたなんて」

失恋というか、振られると、相手がとても 高い人にみえて、自分がとても価値のないもののように思えてくるのは 今も昔も変わらないのだと思う。

ただ、今は、いろいろ抽象的な枠にものをはめ込むような言葉をたくさん使うようになっているのだと感じる。

高望み、 世間的に評価の高い大学、 大企業、 スペック、婚活、恋、など
抽象的な枠組みにものをはめ込むような言葉が大学院をおえられた方の文にはいっぱい並んでいる。

本当に時代もかわるものだなと感じる。

あと、大学院を終えられた方の文章は、就職活動で、自己PRするときの文章のひな型に、今回の失恋の問題を流し込んだ形の文章のようにも感じられる。

ひな型に流し込むようなマニュアル的な文章を、大学院を出た人も書くのは、やはり、時代が人工知能を含むシステムによって動くようになったことが大きいなと思う。
もう少し 人間らしさを取り戻していければと思う。


■スモーキングブギ 
ダウンタウンブギウギバンドのスモーキングブギをカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップします。

聴いていただけるとうれしいです。

僕が中学一年くらいの時にこの歌がはやりました。

“”初めて試したたばこが ショートピース 親父の真似して 気取って ちょっと ポーズ“”というフレーズで歌が始まります。

親父の真似して気取ってちょっとポーズ というのがとてもいいな と中学生のころから思ってました。

だれしも タバコを吸うときには、その人なりのポーズのある時代でしたから。

たばこだけでなく ジッポのライターをいかに美しく使いこなすかということにこだわっていた子も僕の大学時代にはいました。

今、スモーキングブギのような歌ができたら 放送禁止でしょうか。

そんな気もします。

↓ダウンタウンブギウギバンドのスモーキングブギをカラオケDAMの音源で歌いました。


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