ケンのブログ

日々の雑感や日記

猪木さん亡くなられた

2022年10月02日 | 日記
10月1日の夕刻にコンビニによってそこで売っていた夕刊にアントニオ猪木さんが亡くなったと出ていた。

それで 猪木さんが亡くなったと知った。

猪木さんの言葉で 「この道を行けばどうなるものか 行けばわかるさ」というものがあったと記憶している。

プロレスファンの人は 全文覚えている人もいたと思う。

僕も 未知の場所へ行くときに 心の中で 「行けばわかるさ」と唱えて 行ったことが何度かある。

寂しいなと思う。

中学生のころ 猪木さんとモハメドアリの異種格闘技の試合があり テレビで中継をみたけれど 中学生当時の 率直な感想として 猪木さんは 試合の大半を寝転がるか 立っても半身の態勢でかまえていて もう アリさんのパンチを一発でもまともに食らったら 危ない と感じているのだろうな というのが 伝わってきた。

アリさんは 逆に 立ったままで 猪木さんを挑発しているという感じで 中学生の僕にとっては 端的に言えば とても つまらない 試合だった。
  • 猪木さんのファンの方 ごめんなさい 一個人の感想です。

猪木さんとアリさんの試合をテレビで見ながら 餅をのどに詰まらせて おじいさんが亡くなった という ニュースが 流れたときには 不遜ながらも あの試合で興奮して餅を詰まらせるなんて と思った。

まあ いつの時代も 中学生の思うことは 辛辣で率直なのだと感じる。

猪木さんが亡くなる10日くらい前に撮影したという動画が出ていたので ちょっと見たけれど もう ろれつも回っていないという感じで 見ていて 胸が重くなってきた。

そして 関連動画として 今年の6月ころに撮影された動画も出てきた。

こちらの方は 9月に撮影された動画よりはまだお元気とはいえ もう猪木さんも相当衰弱しておられるご様子だった。

ファンの方からの差し入れと思われるスイカを目の前に出されても 「これをカメラの前で食べないといけないのか」というような表情をされているのが 素人目にもわかる。

出来れば食べたくないと思っておられるのがなんとなく 伝わってくる。

たぶん プロレスの後輩の方が 一口だけ スプーンで 猪木さんの口に入れたものを もう 義務感で 噛んでおられるという感じだった。

医師の 問診で 尋ねられる 重要な項目の一つに 食欲が あるけれど ほんとうに しんどくなると もう たべるのがいやになるんだなということが しみじみと わかる。

逆に しんどい人に 「食べて元気つけなあかん」と安易に言うことはつつしむべきなのだろうと その動画を見て思う。

しんどい場合は 「無理に食べなくても 水を飲むだけいいよ」と言った方が 本人は気持ち的にはるかに楽なことが いくらでもあると思った。

それで この機会にと思って ちょっと 調べてみると 人間は水がないと3日間が生存の限界だけれど 水があれば3週間生きられる。

だから いざというときは 食べ物よりも 水の確保を重視すべき と書いてあるサイトがあった。

水さえあれば 食べ物がなくなれば 人間は 皮下脂肪をエネルギーに変える性質があるから かなりの日数生存が可能 ということも書いてあった。

そのサイトにどこまで信ぴょう性があるかは わからないけれど 過去にも 船の中とか そういうところに 閉じ込められて 水だけで 奇跡的に10日くらい生きていた という ニュースには 接したことがあるし 僕自身も いざというときは 食べ物よりも 水分だなと 感じている。

普通の人だったら そんなに 衰弱した様子を 動画で撮影したりしないと思うのだけれど そこまで してしまうところが 猪木さんなのだと思う。

おかげで いろいろと 考えさせられることがあった。

ご冥福をお祈りします。








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