ケンのブログ

日々の雑感や日記

コロナの影響 万博

2022年07月20日 | 日記
ヤクルトスワローズの多くの選手がコロナに感染したというニュースが出てから 負けが込んでいる。

野球は 最近 新聞で結果をみるだけだけれど気になるところではある。

ヤクルトファンと言っていた作家の村上春樹さんが エッセイで 昭和の時代にヤクルトのエースだった松岡投手が8回二死までジャイアンツに一人の走者も許さず 完全試合まであとアウト4つというところまできて 打たれて完全試合を逃したばかりでなく 結局敗戦投手になったという話を紹介しておられたと思う。(記憶違いだったらごめんなさい)

まだ まだ 二位と10ゲーム以上の差があるヤクルトだけれど、 本当にこういうことをきっかけに歯車が狂い始めると なかなか元には戻らず 首位陥落 ということも勝負の世界では 結構ありうることだから 気になるところではある。

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大阪 関西万博まであと1000日と新聞に出ているけれど どうも ピンとこない。

1970年の万博の時は 盛り上がったのに。

当時 僕は小学校2年生だった。

クラスの男の子S君が 万博に行って 月の石を買ってきた と言って学校に持ってきた。

当時は アポロ11号が 人類初の月面着陸に成功した直後で 月の石というのは大きな話題だった。

S君が「これが月の石や」と言って高々と手を挙げてみんなの前に掲げると なぜか 男の子の間でその石の取り合いになってしまった。

そういう取り合いにはがぜん力を発揮する いたずら坊主の M君がその石をとりあげて なんと その石をかじった。

そしてM君は言った 「この石 チョコレートの味がするぞ!」と。

それを 見ていた担任の先生が 「それは 月の石の形をしたチョコレートなんだよ」と言った。
なんや そうなんか とみんな口々に言った。

小学校2年生くらいだと 月の石と言って おみやげを買ってくると 本当に月の石と信じている。

そんな年齢だ。

懐かしいなと思う。

今から思うとたぶん万博のアメリカ館で買ってきたおみやげなのだと思う。

その年に 小学2年生のクラスで作った文集には 担任の先生が 自分で太陽の塔のイラストを描いて それを表紙にしてくださった。

懐かしいな。

その担任の先生も もう 80歳を超えておられる、、、。

光陰矢の如し

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昨日 二代目若乃花が亡くなったニュースに接して 往年の取り組みを見て いやあ 足腰が柔軟で懐が深いな と思って その感想をそのまま僕のブログに書いた。

そうしたら 今日の新聞の若乃花の評伝に 足腰が柔軟でふところが深いと そのまま書いてある。

そうか 新聞の記事を書いた人と 僕と 同じ感想か と思うと なんとなくうれしい。

こういうのは 自己満足の世界だけれど そういう満足というのも意外と大切なような気がする。

本当に 昭和の時代を彩った 名力士が ひとり ひとりと亡くなっていくのは寂しいなと思う。

あの頃の土俵と今の土俵ではスピード感はぜんぜん違うけれど あの頃の土俵には今の土俵とはまた一味違う花があったなとは思う。

改めてご冥福をお祈りします。