ケンのブログ

日々の雑感や日記

十七の夏 

2022年07月05日 | 日記歌入り
7月4日付の新聞の川柳から。

●「エアコンの最適解がわからない」
本当に そうだと思います。

僕の場合 直接エアコンの風が当たると しゃっくりが出たりして困ります。

特に今は 換気をしながらエアコンをつけているところも多いので ジャケットやウインドブレーカなどでしのぐようにしています。

●「人妻のハミング通る網戸かな」
最近は 鼻歌を歌う人が昔に比べて減ったように思います。

中学生のころ小林旭の歌で「忍と呼ばれたの♪」という歌詞を「忍と呼ばれてた♪」と鼻歌で歌って女の子に笑われていた体育の先生がいました。

「おまえに惚れた♪ てか?」と最後に「てか?」をつけて鼻歌の照れ隠しをするお父さんも昔は多かったように思います。

浪曲調の歌だと 「北の酒場通りには~♪ っと」という感じで 最後に 「っと」 をつけて調子をだしたりしてね。

映画の世界では 男はつらいよ の寅さんは うれしいことがあると「包丁一本さらしにまいて♪」と法善寺横丁を鼻歌で歌いながら自転車に乗っていたりしました。

タコ社長が「私バカよね おバカさんよね」と裏で鼻歌を歌っていて それを聞いて寅さんがマドンナに向かって「教養のない歌声ですねえ」とささやく場面もあったりしました。

歌声にも教養が現れるものなのでしょうか?

人妻のハミングというのは 僕はあまり聴いたことがありません。

たまに そういうことがあるから それを詠んだ短歌が 新聞で入選するのかもしれません。

まあ わるいものではないように思います。

僕の記憶だと ブラスバンド経験者の女の子は 鼻歌というか 何かにつけてメロディを口ずさむことが多かったです。

男の人とプロレスの話題をするときは プロレス中継のオープニングのマーチのメロディに「馬場に 猪木に 鶴田にブッチャー♪」と歌詞をつけて口ずさんだりしてね。

懐かしいな。

■十七の夏
桜田淳子さんの「十七の夏」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。

聴いていただければ幸いです。

昭和50年 僕が中一の時のリリースです。

当時のアイドルの歌の中で僕が最も好きな歌の一つです。

「十七の夏」を歌う桜田淳子さんの動画を見ると すっとした感じですごいなと思います。

今のアイドルは割と大勢でステージに出てくることが多いですが 淳子さんのステージを見ていると 一本立ちの気概というものを感じます。

歌謡番組で歌う淳子さんの動画で 淳子さんが多分 アドリブで ちょっと一瞬だけ裏声を出す瞬間がありました。

そのとき 淳子さんの歌を後ろで聴いていた殿様キングスのメンバーが 「うーん すごい やるねえ」というような表情で顔を見合わせあっている映像が出てきました。

本当に昭和の歌謡番組ならではの映像です。

当時はテレビでみんな同じ歌を聴きましたし テレビの中でもステージの上で出演者が同じ歌を聴いている。(この場合は淳子さんの歌) そんな時代だったのだなとしみじみと思います。

みんなが同じ歌を聴いていたから たとえば桜田淳子さんと 山口百恵さんの二人がピンクレディーの歌を余興で歌い それをピンクレディーの二人も感心して聴いている そんな場面もありました。

本当に淳子さんと百恵さんの歌うピンクレディーの歌も振り付けはピンクレディには及ばないけれど メロディラインの正確さは すごいの一言です。

いい時代だったんだなと思います。

「十七の夏」は底抜けに明るいところが好きです。

作曲は森田公一さん。

いま話題の日大芸術学部中退とネットのプロフィールに出ていました。

和田アキ子さんの大ヒットナンバー 「あの鐘を鳴らすのはあなた」も森田公一さんの作曲です。

森田公一とトップギャランはそれほど売れなかった気がしますが 森田公一さんが歌手に提供した歌は素晴らしいものが多いと思います。

↓桜田淳子さんの「十七の夏」をカラオケDAMの音源で歌いました。