読売新聞の一面に「入江 金」という見出しが出ている。
入江聖奈選手がボクシング女子フェザー級で金メダルというニュースが報じられている。
母は、女性の格闘技に違和感をおぼえるようなことを口にしている。
ただ、入江さんの談話を見ていると
「何回もほっぺをつねたけど、夢みたい。今も夢の中にいる気がする」と出ている。
男はこういう言い方しない。夢かと思った、までは男も言うかもしれないけれど。ほっぺつねったまで言うのは女性特有だと思う。(たぶん)
ただ、社会欄に載っている、試合の打ち合いの最中と思われる写真を見ると、女性のボクシングも壮絶なスポーツだなと思う。
「頑張れ元気」という漫画が入江さんがボクシングを始めるきっかけの一つになったということが新聞に書いてある。
そういえば、女子の柔道も YAWARA という漫画がきっかけの一つという人が多かったのではないかと思いだしたりする。
YAWARAで思い出したけれど、古賀政男さんが作曲した「柔」という演歌を僕は美空ひばりさんの歌が入っているLPで覚えた。
演歌のことに僕、詳しくないけれど、この歌は美空ひばりさんの持ち歌だったと思う。
その後、他の歌手が歌う「柔」も聴いたけれど、美空ひばりさんの歌ではじめに聴いた印象がつよいせいもあると思うけれど、ひばりさんの歌い方が一番かっこいいなと今でも思う。
この歌の一番の歌詞は
“”勝つと思うな 思えば負けよ“”
となっている。
小学校の頃、何の試合か忘れたけれど、僕が「勝てるやろうか?」と言ったら。
「勝つと思うな思えば負けよ」と「柔」の最初を鼻歌で歌った先生がいた。
僕が子供の頃は、先生に限らず、おじさんは演歌を鼻歌で歌うのがけっこう日常的な光景だったように思う。
テレビやラジオの歌謡番組が盛んだったからみんなが共通で知っている歌が多かったし。
ということで、ボクシングで話が始まっていつの間にか歌の話になっていた。
書き出したときはそんなつもりなかったのだけれど、、、。
ところで、、、
「勝つと思うな思えば負けよ」という言葉は、勝ちに対するこだわりから気持ちを楽にしれくれる効果はあると思う。
しかし、勝つためには、勝ちにこだわって、勝ちパターンを意識したり、シミュレーション、あるいはイメージして練習することも必要だし。
結局、勝ちにこだわらないという気持ちと、勝ちを意識して練習する気持ちの両方が必要というあまりにもあたりまえの結論になってしまう。
それはともかく いちにち いちにち 無事で健康に過ごせますように、それを第一に願っていきたい。