ケンのブログ

日々の雑感や日記

昭和の日

2020年04月29日 | 日記
新聞の国際欄を読んでいたらアメリカでのコロナによる死亡者数が58300人になりベトナム戦争での死者58220人を上回ったと出ていた。

僕が子供の頃ベトナム戦争の最中でアメリカがその戦争に苦しんでいるという報道にいろいろ接してきたのでそうか、ベトナムの死者を超えたのかとある種の感慨を持ってその数字を見てしまう。

それだけの死者が出ても街ではロックダウンに反対するデモたおきたり、大統領も経済の再開にさかんに言及したり、やはりアメリカのお国柄は日本とは違うなとしみじみと思う。

同じ国際欄にアメリカのある州で温かい週末には海岸に繰り出す人が多いのでそれをとめるのに躍起になっているとも出ていた。

翻って日本。死者数はアメリカの一割に満たない程度。しかし街に行けば、本当に静まり返っている。中央政府の統制が本当にこういうときにはよく行き届く国だなとしみじみと思う。

アメリカの建国の理念でもヨーロッパの市民革命でも自由 平等というのは大切なスローガンでやはりそういうものを希求する気持ちは欧米人と日本人では比べ物にならないのだとは思う。

欧米で自粛に反対するデモでは自由に関する格言のようなプラカードを持っている人が報道写真を見る限りでは多い。

本当に自粛にはまじめに従う私達の日本人の国民性がこういうときに報われるといいと思うのだけれど、、、。

本当に自粛ムードの昭和の日になってしまったなと思う。