ケンのブログ

日々の雑感や日記

よくある話

2017年11月16日 | 日記
僕が定期講読している新聞に人生案内というコーナーがある。
いろいろな方の悩みに相談員が答えるコーナー。
会社をやめた50代の女性が会社時代の友人と
付き合いをやめようかと思うという相談があった。
本人が一度言ったことを再度口にすると
友人は「その話もう聞いた」と突き放すようにいうので
彼女の人柄に疑問を感じるようになった。
一度言っても言ったことを自分は忘れてしまって
また言うと彼女からは「その話もう聞いた」と
返されるのがしんどい。というだいたいそんな主旨の相談だった。
相談員のかたはもうそうなったら
彼女と付き合いを続けるメリットとデメリットを洗い出して
デメリットの方が大きかったらフェードアウトするようにすれば
自然と付き合いが消滅するというようなことを答えておられた。
まあ、会社をやめてから付き合うことのメリットデメリットを
うまく勘案できればよいのだけれど、、、と僕は思った。
でも、誰にでも同じことを繰り返し話す癖って多かれ少なかれ
あると思う。
ひとそれぞれに関心のあることを話すわけだし
ひとそれぞれに自分に関心のあることがらへの傾向は
おのずと決まってくる。
どうしても同じこと同じようなことを繰り返し話してしまうことになる。
僕にも同じことを繰り返し話す癖は顕著にあるようで
これまで何度も「その話もう聞いたで」と言われたことがある。
逆のパターンもある。
同じことを繰り返し聞いてしまって
「その話もうしたで」 「その話もう終わったで」と言われたことも
ずいぶん多いような気がする。
ただ、いろいろとふりかえってみると
「その話もうきいた」 「その話もうしたで」という言葉を
いう癖がある人は僕の経験則として男性よりも
女性の方が多いような気がする。
男性から「その話もうきいた」とか「その話もうした」と言われた
記憶はそれほどはない。
仕事上の話しで「言ったことはメモを取って繰り返し聞きに
来ないでください」と言われたことはあるけれど。
やはり、そう言われると何度も同じことを聞いて
相手に二度手間をかけているように思うので
次回からはメモを用意して話を聞きに行くように
心がけた。
しかし、個人的な付き合いのなかでメモを
とりながら話をするというのも不自然だし、、
ちなみに、僕も個人的な付き合いのなかで
同じ人と同じ話を繰り返しすることはよくある。
相手が同じ話をまた繰り返してるなあとおもっても
それを口に出すことはない
それをすると話の場がしらけてしまうから。
でも職場では「その話もうきいた」とか
「その話もうしたで」という口癖の人は
なんとなくまわりから、あの人と話をするのはちょっとハードルが高いなあ
という雰囲気で見つめられていたような気がする。
たとえ同じ話を何回も聞くことになっても
できることなら
「はい、はい」とうなずきながら聞ける自分でありたいなと思う。