ケンのブログ

日々の雑感や日記

都会の中心部休日の風景

2017年11月12日 | 日記
今日は大阪の北のターミナルの方へ行った。
CDショップに行ってショスタコービチの
弦楽四重奏曲全集を探した。
ネット通販が盛んになる前の時代感覚だと
北のターミナルのCDショップにはショスタコービチの
弦楽四重奏曲全集が2、3種類おいてあるという感じだろうか。
ところがいまはターミナルのCDショップに行っても
ショスタコービチの弦楽四重奏曲全集はひとつもみつからない。
店頭にない商品はお取り寄せしますとそのかわりに
張り紙がしてある。
衛星都市のCDショップではあまりこういう張り紙は見当たらない。
僕の個人的な感覚で書くと
ターミナル近くのCDショップの店員さんは
ショスタコービチの弦楽四重奏曲を検索して探してください
とお願いすると大概探してくださるような気がする。
衛星都市のCDショップになるとショスタコービチ弦楽四重奏曲というと
何それ、という感じになってしまいそうで
僕の方が逆に遠慮してしまうという感じだ。
あくまでも感じの話だけれど。
だいたいそういう感じの人員配置になっている。
衛星都市は地元の年長者のお客さんが多いので
それに対応するような人員配置になっている場合が多いような気がする。
あくまでもそんな気がするというレベルの話だけれど。
本屋に行って小説2冊を購入する。
それから定年後のすごしかたについてのハウツー本を
立ち読みしたけれど、小説が個々の場面を生き生きと描くのにたいして
ハウツー本の場合は内容が著者が聞きかじった話
一般論的なはなしに終始して臨場感がないなと思う。
まあ、目次だけ見て一般論を頭に入れて
参考にするというのがいいように思える。
本屋をあとにしてターミナル駅近くの喫茶店に行った。
コーヒーを飲みながら新聞を読んでいると
隣の席の男女が話をしている。
お互いにです、ます調で話しているのでカップルではなさそうだ。
それに、女の子が彼氏はいるんですけと
お互いにお金がないのであまりデートでいろんな所には
いけないんですという話をしている。
ああ、そうですか、と男の人が応じている。
ちょっと聞き取れる単語あるいはフレーズから想像してみると
どうやら男性は女性にマンツーマンでネットでの起業セミナーの
ようなことをしているらしい。
男性の言葉から聞き取れる部分だけを拾っていくと
ブログでいろいろなことを紹介するとコストがかからないんですよ
店舗のコストもないですしね。
化粧品などでも無料サンプルを送っておいて
だいたいそれがなくなったタイミングで電話をして
この商品いかがでしたかとお客さんに聞いたりする
もちろんメールのアンケートを送る場合もあります。
そうするとお客さんの情報がコストなしで得られます。
化粧品は何万円もするものを買うかたもその中から出てきます。
それがひとつのビジネスモデルです。
僕の方ではいつまでに結果を出してくださいとはいいません。
それをするとプレッシャーになってやめる人がでてきますのでね。
T大学の○○さんもこの方法でいろんな方と繋がっています。
K大学の△△さんもこの方法でやっておられます。
僕は母子家庭でいろいろ苦労しました。
母は経営者でしたから母からはいろいろ学びました。
しかし、僕も売り上げを出すまでは人に言っても
怪しまれるだけなので人には言いませんでした。
最近、ようやく売り上げが出て、やっと人に言えるようになりました。

そんな感じの言葉が僕の耳に入ってくる。

ああ、K大学の△△さんとは私もネットで一度繋がったことがあります。
それっきりでしたけどね。と女の子が言うと。
ああ、△△さんはいろんな人と繋がっていますから
こちらが向こうを知っていても向こうはこちらのことを知らない
というパターンが多いですね。と男性が応じる。
私もそのパターンです。と女の子が答える。

そんな感じで話が進んでいく。
女の子ははなしに乗ったり適度に引いたりしながら
応じている。
女の子がはなしに乗ったり、ちょっと個人的な話を出したときには
男性は、ああ、それはいいですね、と応じている。

でもね、T大学の学生と言っても学生は学生ですから
遊んでますからね、いきなりこれをはじめてもうまくいかない
場合が多いんですよ。
だから僕はT大学の人と仲間になろうとはあまり思わない。
むしろそんなに勉強ができなくても地道にやれる人で
感性のいい方の方がこれには向いているんですよ。

よかったら、大学の△△さんの話もまたいずれ一緒に聴きに
いきましょうか、と男性が続けている。
大学の名前が出るときは必ずT大学かK大学でその他の
大学の名前は全く出てこない。

女の子の発言には
それはいいですね、それはいいですよと応じている。

まあ、僕もこんな風に話ができたらもっと
社会的に成功したかも知れないと思ったりする。
でもやっぱり僕にはできない話術かなとも思ったりもする。