蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

2007年カレンダー

2006年11月27日 | 独り言
 もうすぐ12月、今年もあと1か月ほどだ。それで、そろそろ来年のカレンダーの準備でもと、ネットでいろいろ物色してみた。ところが、毎年一目見てコレ!というものがあるのだが、不思議なことに今年はなかなか見つからない。
 それで、自分でカレンダーを作ってしまった。自宅のプリンタでA3フルカラー出力、自分の好みの写真を使うのだからなかなかの出来だ。
 しかし、ここで不安が少々。問題は祭日である。一応、確かめて祭日を赤色にしたのではあるが、これを間違うと、無断欠勤又は休日出勤、アホである。「家のカレンダーが赤かったのでぇ」などとはとても言えない、会社で大爆笑ものだ。
 で、やっぱり1つは既製のものをネットで探そうかと・・・。(^^;

「切腹」

2006年11月25日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 ある浪人が切腹せざるを得ない状況に追い込まれる。しかし男が持つ刀は竹光。何度も腹に突き立てる ものの腹を切り裂けず、自重で刺し込むがそれ以上切ることもできない。介錯されず放置され、ついには舌をかみ切って無念の死を遂げる。数日後、また別の謎 の浪人が切腹を・・・。徐々に最初の浪人と2人目の浪人の素性が明らかになっていくという展開が絶妙である。古い映画であるが古さを感じない。仲代達矢の 演技もすばらしい。カメラも凄い。新しい映画だけではなく、このような優れた古い映画も見ておきたいものである。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:小林正樹
出演者:仲代達矢、岩下志麻、石浜朗、三國連太郎
Story:
小林正樹監督が素浪人の意地と豪快な決闘を描いた傑作時代劇。井伊家の屋敷に現れた素浪人・津雲半四郎は、庭先を借りての切腹を申し入れた。井伊家の家老はこれをたかりの類だと勘繰るが、半四郎の口から意外な事実が明らかにされる。(切腹)


「メメント」

2006年11月24日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 「博士の愛した数式」「50回目のファースト・キス」と同様に前向性健忘が 要素になっている。新しい記憶は、博士が80分、ルーシーが1日なのに対し、この映画の主人公のレナードは10分と短い。10分しか記憶が蓄積しない主人 公が殺害された妻の復讐をはたそうとするサスペンスものである。3つの映画の中では前向性健忘という要素を最も巧妙に活用している。銃撃され男から逃げて いた途中で、自分が逃げているのか、男を追っていたのか分からなくなる・・絶体絶命である。過去へと時間を遡っていく手法は極めて巧妙で、見る我々をも混 乱させ、主人公の混乱が映画を見る側にも伝染する。このため、謎が残ってしまった人は何回か繰り返して見たくなるかもしれない。その場合は、DVDには時 間のとおりに再生するモードがあるので2回目はこのモードを利用して見ると新たな発見があるはずだ。「マトリックス」でトリニティ役を演じたキャリー・ア ン・モスがナタリー役で出演している。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:クリストファー・ノーラン
出演者:ガイ・ピアース、キャリー=アンモス、ジョーパン・トリアーノ、マーク・ボーンジュニア
Story:
妻が殺害された光景を目にしたレナードは、10分しか記憶を保てない前向性健忘になってしまう。彼は妻の仇を討つため、事件のキーワードをタトゥーにして彫り込み、ポラロイドにメモを書き込みながら犯人を捜し出そうとする。(メメント)


「50回目のファースト・キス」

2006年11月19日 | 音楽・映画レビュー

[私の感想:★★---:平均レベル(人によっては)]
 「博士の愛した数式」と同様に前向性健忘が 要素になっている。ただ、イメージは全く異なり、こちらはラブ・コメディである。ルーシーもかわいいし皆前向きに生きる力強さがあるの がよい。逆に言えば脳天気で中身が薄く、後半がパタパタと進み、バランスが少々悪い感じもする。前向性健忘というテーマに惚れて映画にしてみたが・・・と いった作品かもしれない 。

ぽすれん・レビュー Amazon・レビュー
監督:ピーター・シーガル
出演者: アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア、ロブ・シュナイダー、ショーン・アスティン
Story:
アダム・サンドラーとドリュー・バリモアが『ウェ ディング・シンガー』以来の再共演を果たしたラブコメディ。たった1日しか記憶がもたないルーシーと、彼女をひたむきに愛し生きる喜びを与え続けるヘンリーの恋の行方を 描く。(50回目のファースト・キス)

朝、枕の下から携帯が

2006年11月18日 | 独り言

  細かく起床時間を設定できるので、携帯のアラームを目覚ましに使っているのだが、朝、その携帯が枕の下からでてくる。

 鳴ったときにちゃんとボタンで止めればいいのだが、いつも枕の下に押し 込むようだ。枕の下で1分ほど、か細く着メロが鳴り続ける。メロディーはオルゴールのお気に入りを入れてあるので結構心地よく、日によっては子守歌にな る可能性があるので、時間差で機種変更したもう一台の携帯が鳴ることになっている。2台枕の下からでてくる・・・ということは今のところないようだ。


「博士の愛した数式」

2006年11月15日 | 音楽・映画レビュー

 一生にどのくらいの映画と出会うことができるだろうか。

 1年に100枚見ても、50年で5000枚にしかならない。何と「持ち時間」が限られていることか。今、DVDになっているものだけでも数万タイトルあり、これからも増え続けるのだから、我々が見ることができるのは、ほんの数パーセントにしかならない。

 良いものを沢山見たいものだが、人はそれぞれ興味も価値観も異なり、よく売れている映画が良いとも限らない。そして、沢山の作品の中からすばらしい映画を探すのもまた楽しみである。

 これから、ぽつぽつ、これまで見て良かったと私が感じた映画について紹介していきたい。同じような興味をお持ちの方がおられたら幸いである。

[私の感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 なかなか良い映画である。のんびりと余裕のある日曜日にでも見ていただきたい。「交通事故による傷害のため80分しか記憶がもたない」というのが設定になってる。これは「前向性健忘」 という。そういえば、かなり前にNHKで前向性健忘症のドキュメンタリー番組を見た記憶がある。博士には新しい記憶が残らないため、周りから見れば博士の 時間は止まったかのようであるが、博士から見ると時間が飛んだかのように周りの変化を感じることになるのだろう。博士が記憶できないのは自動車事故後のも のであって、事故前の記憶は通常どおり残っている。だから浅丘ルリ子が演じる婦人の記憶(周りにとっては昔の記憶)は昨日のようにある訳だ。

  前向性健忘に加え、数学という変わったテーマを映画にしている点が極めて面白い。映画では「友愛数」などで登場人物の関係について言及しているが、πei という3のつ不可思議な数が寄り添うと美しい1つの数式(博士が愛した数式)になるというところが含蓄である。寺尾聰と深津絵里それぞれの雰囲気もすばら しい。小泉堯史監督の作品「雨あがる」「阿弥陀堂だより」も見てみたくなった。

 なお、「前向性健忘」を要素にした映画は、他に、ラブ・コメディーの米国映画「50回目のファースト・キス」、サスペンス米国映画「メメント」があるが、これらはかなり雰囲気が異なる。見て比べてみるのも面白いかもしれない。再度紹介予定である。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:小泉堯史
出演者:寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆
Story:
小川洋子のベストセラー小説を小泉尭史監督が映画化。80分しか記憶がもたない天才数学博士の下で働くことになった家政婦とその息子の交流を描いた感動作。圧倒的な存在感と演技力で博士役を演じた寺尾聰をはじめ、深津絵里、吉岡秀隆ら豪華俳優が共演。(博士の愛した数式)

スターウォーズ・エピソード1~3

2006年11月13日 | 音楽・映画レビュー

[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
  最後に製作されたエピソード3が公開されたのは昨年なので、巷よりかなり遅れた感じはするが、スターウォーズのエピソード1から3をまとめて一気に見た。 当然のことながら、後期の作品ほどCGが緻密で、シリーズの最初の作品と比較するとその差は歴然としてしまう(ただしエピソード4から6までの雰囲気にも捨てがたい良さがある)。エピソード3とエピソード4の製作は実に 29年も離れているのだから無理もない。そしてこれをシリーズとしてつなげ納得させる構成は見事である。パズルのピースが全てはまったという感じがする。

  ところで、気になったことが1つある。よく見た訳ではないが、ジェダイの武器であるライトセイバー(ライトサーベル)は武器として欠陥がありそうである。 ライトセイバーの刃はエネルギーであって、質量がなく、ブウォン、ブウォンと振り回す回転の速さが命である。相手の攻撃を受けた瞬間に反撃を狙う。日本刀 等と違って力をもって剪断する必要はなく、刃に触れたら即負けという緊迫感がある。しかしである。相手の一撃を受けた後、ジュリジュリと刃を滑らされ、小 手(コテ)を狙われるようなパターンの何と多いことか。アナキンやドゥークー伯爵もこれで腕をやられている。ちゃんとした鍔(ツバ)がないのだから仕方が ない。未熟な者には使えぬ武器(^^;ということになろうか。

 それにしても、ライトセイバー専門のホームページがいくつもあるのは驚きである。また、実際にこれらのホームページは面白い。



感動!「1/10戦艦大和模型」

2006年11月12日 | 歴史

 平成17年4月にオープンした呉の大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)にこの春行った時の写真である。ここには10分の1の大きさの戦艦大和模型が展示されているのだ。1/10といっても全長26m、船体は三井造船の造船所で作られ、実際に進水式も行われている。模型というよりは小さい船と言った方がいいかもしれない。感動モノである。入館者は一日中多く、これを見るためだけに呉を訪れる価値がある。


 1/10大和の製作にまつわる逸話については、新書「戦艦大和復元プロジェクト」(角川oneテーマ21)に詳しく興味深い。木甲板の一枚一枚を棟梁が張るなど、可能な限り当時の姿に可能な限り近づけようとする姿、これにかける熱意が生まれるのはそれが「大和」だからだ。使い道を失った時代遅れの悲しき巨艦である。

 なお、大和ミュージアムには、他にもタンカーの模型、零式艦上戦闘機や人間魚雷「回天」、特殊潜行艇「海龍」、潜水調査船「しんかい」などの実物が展示されており、展示物も充実している。ぜひ一度訪れていただきたいところだ。


老婆の休日

2006年11月11日 | 音楽・映画レビュー

 少し前になるが、夜ベッドにゴロッと寝転がったところ、テレビで桂文珍の新作落語をやっていた。何となく聞き始めてしまったのだが、数秒毎に大爆笑。ネタは単純なのだが間が見事である。

 演題は「老婆の休日」という。

 そういえば、実は以前、航空機の機内放送で一部を聴いて、そのうち全部聴こうと思っていたのだった。さっそくCDを探して購入。期待に違わず棒腹絶倒である。おばあちゃんはネタになりやすい。やっぱり共通のイメージがあるようだ。


思わずヘルスメーターを疑う私

2006年11月10日 | 

 久しぶりに体重計にのってみて驚いた。

 表示を見て、思わず再計測。体重計を置く場所を変えて再々計測。
 夏の健康診断では1年前と比較して5kgほど体重が減少していたので、しばらく計っていなかったのだ。不覚である。

 しかし、このような時、真っ先に「体重計が壊れたのではないか」と疑ってしまう自分がおかしい。壊れたと思うほど増えてしまったということなのだが、まさか、パンとヨーグルトの食べ過ぎなどということはないだろうが・・・


ヨーグルトを初めて作る

2006年11月10日 | 

 少し前にテレビ番組で見た「カスピ海ヨーグルト」がスーパーで売られてるのを見つけ、つい買ってしまった。どろっとした感じと酸味が少ないのが特徴である。インターネットで調べるてみると、メーカーのホームページに説明がいろいろあって、自分で牛乳から作るための菌も販売されているという。さらに読むと「ヨーグルトから作る方法」とあって製品のヨーグルトを牛乳に混ぜればヨーグルトができるという。

  なーんだ簡単じゃない!という訳で早速試してみる。化学が専門なのでこういう実験?はウキウキする。450ml程度の密閉容器とスプーンを熱湯で消毒。 400mlの牛乳と1/10量のヨーグルトを入れ攪拌、室温でしばし放置。菌の繁殖には20~30度が必要で、30度を超えると菌が弱ってしまうという。 ちょうどよい室温である。まだかな、まだかなと確かめること数回。4時間目にあっけなく固まっているのを発見。早速試食。なるほどカスピ海ヨーグルトは作 りやすい。

 では、他社のビフィズスヨーグルトなども、できるのではないか・・とプレーンヨーグルトを購入し実験継続。同様にやってみたもののうまくいかない。菌が生きている製品のはずだが・・・。再びインターネット検 索。と、カスピ海ヨーグルトは20~30度、それ以外のヨーグルトは30~45度で6~7時間おく必要があるとのこと。温度計がどこへいったか見つからな いので、鍋に水を入れ容器を浮かべ(化学で言うウォーターバス状態)、こまめに加熱・保温してみた。温度はかなり適当ではある。数時間後、何やら固まって おり、恐る恐る試食(というか毒見)。!、ちゃんとしたビフィズスヨーグルトである。温度の保持がポイントで、やや面倒くさいかもしれない。でも、できた ばかりだと酸味はが控えめで食べやすい。

 ヨーグルトは嫌いではないが、実験のしすぎで、冷蔵庫はヨーグルトだらけになっている。


「パン焼き機」がやって来た(その2)

2006年11月09日 | 

 ホームべーカリーの工程がスタートした後、中がどんな感じになっているか覗いてみたくなる。説明書によると蓋は途中で開けてはいけないという。でも、開けてはいけないと言われても、見たいんだもの仕方がない。「鶴の恩返し(夕鶴)」の「よひょう」の気持ちである。

  こねるにしても、いちなりグォングォン混ぜるのではなく、少しずつなじませてから本格的に混ぜ始めるようだ。なかなか芸が細かいものである。で、静かに なったところで、チラと覗いてみる。チラチラチラの3連発である。ちゃんと混ざっているようだ。ぐんぐん二次発酵で膨らむ。

 実際、ホームベーカリーは、ガス抜きで急に動いたりするものの、止まっている(発酵している)時間がほとんどで、焼き始めるのは最後の数十分だけである。家の外までパンが焼けた香りが漂っていた。


「パン焼き機」がやって来た

2006年11月09日 | 

 「パ ン焼き機」を買ってしまった。「ホームベーカリー」という。買ったのは、ナショナルのホームベーカリーで、イーストやナッツ、レーズン等も適当な時間に自 動的に投入してくれるという。タイマーをセットしておけば、希望の時間に焼き上がる訳だ。ガス台+まな板の上に乗っているところが、狭い台所で情けない。 なぜ、ホームベーカリーを買おうと思ったかは、はっきりと覚えていない。しかし、図体の割に1万円ちょい程度で買えるのだ。他のメーカでは、1万円以下の ものも販売されている。

 さて、到着早々、早速焼いてみた。ビギナー用に、強力粉や砂糖・塩等が混合された既成のミックス粉が売られている。イーストも1回分毎小分けされてい る。で、やることと言えば、ミックス粉を投入し、水を200ml加え、ドライイーストをイースト入れに移し、あとはスイッチを入れるだけである。焼き方 モードはいくつかあり、今回は「ソフト」を選択、スタート。

 すると、いきなり「ねかし」に入った。ホームベーカリーがこねもせず、お休みになったのである。取り扱い説明書を再読。と、「ソフトモードは、材料をな じみやすくし、よりソフトな食感を出すため、材料の温度を一定にするため間をおく」のだという。されどパン焼き、奥が深い。少し様子を見ていると、クウォ ンクウォンと「コネ」が始まった。単純で人がやると大変な作業であるが、一生懸命コネている様は健気である。


ブログを開設(蘊蓄cafe)

2006年11月09日 | インターネット

 突然ブログをやってみようと思い立った。

  ホームページは、10年も前から持っているものの、トラックバック、RSS、ピン、アフィリエイトって・・・???という状態である。普通はマニュアルを読ま なくても大概のソフトで困ったことはないのだが、なにせ「ブログ」という概念、イメージが頭の中にないのだからお手上げである。サイトのヘルプを読んでい くのも大変そうなので、「500円で分かるブログ」本(^^;を購入、書き込みを始めた。あとは実践が一番である。一通りの機能をいじってみるまでは少々かかりそうである(一端、試行的に開設したブログをディスク容量の制限のためこちらに引っ越し中)。

 ここでは、身の回りの出来事、モノなどについて、日記のような感じで気楽に書き込んでいきたい。